美容医療のかかりつけ わたしの名医

2022年3月に開院した「まゆりなclinic名古屋栄」は、美容皮膚科だけでなく、内科や一般皮膚科の診療も行っています。また、開院当初から肌分析機「NeoVoirⅠ」を導入し、患者様の治療にあたっています。今回は、院長の加藤成貴先生に、クリニックの特徴や肌分析機「NeoVoirⅠ」についてお話を伺いました。

さまざまな医学の知識と経験を
活かしたいと思い開業

――医師を志したキッカケを教えてください。

加藤 子供の頃、よく風邪をひいていて病院に行くことが多かったんですね。病院に行くのが嫌で、医者になれば自分で治せるので病院に行かなくていいと幼稚園の頃に思ったんです。そのまま医者になりたいという思いは変わらず、医学部に入学しました。

――クリニックを開院したキッカケを教えてください。

加藤 私はずっと循環器内科医としてカテーテル治療を行ってきましたが、もともと医学が好きだったので、内科以外の分野にも興味があって見てみたいと思ったんです。その中でも自由診療という部分で美容医療に興味があり、これまで美容皮膚科と美容外科のクリニックで院長を務めてきました。内科での保険診療、そして美容皮膚科、美容外科での自由診療と、さまざまな医学の知識と経験を活かしたいと思って開業をしました。
まゆりなclinic名古屋栄

――貴院のこだわりや特徴について教えてください。

加藤 当院の理念は、「クリニックに関わってくださった全ての方を幸せにする」ことです。これは、患者様はもちろんですが、一緒に働いているスタッフや業者様など、当院に関わってくださる全ての方です。
また、美容医療において、一時的には良くても、その先のことを考えずに行う治療はしたくありません。今は医学が進歩していますので、寿命も90歳から100歳へと延びていると思います。ですから、人生100年時代を見据えて、今の時代に通用する良い治療をしていきたいと思います。

――貴院が得意とする医療サービスについて教えてください。

加藤 今は開業したばかりですので美容皮膚科に比重を置いていますが、一般皮膚科(ニキビ治療)も診ていますので、保険診療は内科と一般皮膚科、自由診療は美容皮膚科の診療を行っています。あとはアートメイクも専門スタッフを入れて対応しています。美容皮膚科では脱毛に力を入れていますが、シミ、しわ、たるみといった施術も行っています。
まゆりなclinic名古屋栄

――患者様を診察・施術する上で大切にされていることはありますか?

加藤 患者様との関係性です。患者様がお金を払って、それに対して医師が施術を提供するといった、単にお金とサービス提供といった関係ではなく、一度診させて頂いたら最後まで責任を持ってフォローしていきたいと思っています。かかりつけ医のように長く患者様と関わっていきたいですね。

――美容医療のやりがいや難しさについて教えてください。

加藤 肌がキレイだと若々しく見えるじゃないですか。見た目の年齢と身体の年齢はリンクしていると言われていて、見た目が若い人は身体も健康な人が多いんですよ。ですから、見た目の美しさということも重要だと思っています。美容医療は美しさを追求するだけでなく、健康にも繋がっていくところにやりがいを感じています。
また、美容皮膚科は治療の経過が見れるのがいいですね。内科でも経過は見れますが、美容皮膚科は表面的な見た目のことなのでさらに分かりやすいですし、治療法を改善していけるところが職人みたいな感じで面白いです。

同じ条件で撮影できて、治療前後の肌の状態を
分析できる「NeoVoir1(ネオヴォワールⅠ)」を導入

まゆりなclinic名古屋栄

――NeoVoir1を導入しようと思ったキッカケを教えてください。

加藤 治療前後の肌の状態が分からないと、今行っている治療が良いのか悪いのかを客観的に判断することができません。そこがきちんと判断できないと、その後の治療方針を決めることもできないので、肌診断機は必要だと考えていました。肌診断機を導入していないクリニックでは、カメラで撮影しているところが多いと思いますが、光の条件によって赤みなどがはっきり分からないことがあります。しかしNeoVoir1は、同じ条件で撮影できますので、治療前後の肌の状態がデータとしてきちんと分かります。クリニックにとっても患者様にとっても、肌診断にはNeoVoir1が必要だと思ったので開業と同時に導入しました。

――他にも肌診断機がある中で、NeoVoir1のどのような点に魅力を感じましたか?

加藤 日本製なので安心して使用できますし、操作が複雑ではないので使いやすいところです。当院では、主に看護師やカウンセラーが使用しますが、操作にもすぐに慣れて、きちんとデータを取ることができるので、スタッフの間でも好評です。患者様にもデータを見せながら説明できますし、お勧めの治療法も出てくるので、間違いなく治療法を提案できるのは大きいと思います。

――実際にNeoVoir1を使ってみて、どのようなところが良かったですか?

加藤 同じ角度、同じ明るさで撮っているので、治療前後の比較がしっかりできます。シミも薄くなっているのがはっきり分かりますので、患者様自身が効果を実感できます。また、見た目だけでは分からなかったシミや赤みなどを患者様が知ることができるので、自分にどのようなことが必要なのか分かるので積極的に治療に取り組んで頂けます。実際、患者様からは「自分も知らなかった肌の状態が分かりました」「治療法に関しても納得ができました」といった声を頂いています。
まゆりなclinic名古屋栄

――NeoVoir1の導入を検討されているクリニックへメッセージをお願いします。

加藤 先ほども申し上げましたが、治療前後の肌の状態が分からないと、その治療が良かったのか悪かったのか分からないですし、途中で治療方針が変わることもあるので、肌診断機なしでは診療自体が難しいと思っています。NeoVoir1は、使いやすさや機能、そして患者様の理解度など、さまざまな点からもお勧めです。

内科、一般皮膚科、美容皮膚科、
さまざまな悩みに対応

――これから美容医療を受けたいと思っている方へのメッセージをお願いします。

加藤 当院のコンセプトは「初めての方が通いやすい美容クリニック」です。例えば、初めての美容院は行きにくい感じがしますよね。美容クリニックだとさらに行きにくい感じがすると思います。当院は話しやすいスタッフばかりなので、気軽に来て相談して頂ければと思います。美容皮膚科のことはもちろんですが、内科のことも聞いて頂ければ全てお答えしますので、何かお悩みがあったり困っていることがある方は、一度クリニックにいらしてください。

――クリニックとして、今後の展望を教えてください。

加藤 内科、美容外科、美容皮膚科の知識と経験がある医師はなかなかいないと思っていますので、それを活かしてさまざまな治療を行っていきたいと思います。そして、今は肌に対する治療はいろいろなものが開発されていますが、自分なりの治療というものを開発できたらなと思っています。
また、将来的には内科のほうも強化していきたいと思っています。例えば保険診療の場合、がんの治療はガイドラインで決まっています。ただ、副作用もあるので抗がん剤を使いたくないという人も結構いると思うんです。しかし、ガイドラインから外れてしまうと治療の選択肢がなくなってしまいます。そういう人たちにできるがんの治療は他にもあるので、そこを提供していきたいと思っています。開業したばかりなので、まだまだ先の話になりますが、よりパーソナルな治療で患者様を満足させてあげたいなと思います。
まゆりなclinic名古屋栄 加藤成貴院長

まゆりなclinic名古屋栄

院長 加藤 成貴
   (かとう まさき)

経 歴

1982年 名古屋市生まれ
2001年 南山高校男子部卒業
2009年 鳥取大学医学部医学科卒業
2011年 名張市立病院 消化器内科、循環器内科入職後、内科医指導、循環器内科部長
2019年 大手美容外科入職
2020年 大手美容外科宇都宮院 院長兼技術指導医
2021年 大手美容外科名古屋院院長
2022年 まゆりなクリニック開院

資格・所属学会

日本美容外科学会正会員
日本内科学会内科認定医、総合内科専門医
日本循環器学会循環器専門医
日本抗加齢医学会専門医
など

まゆりなclinic名古屋栄

まゆりなclinic名古屋栄

〒460-0008
名古屋市中区栄3-27-1 SAKAE PLACE 3階
TEL: 052-238-0731

診療時間
11:00~20:00

休診日:火曜日
▲…水・木・日曜日は10:00〜19:00