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ジュベルックとは?韓国で人気の次世代注入剤の効果や特徴を解説

「昔よりも肌のシワやハリの無さが気になってきた」
「セルフケアでは毛穴の開きに対処しきれない」

最近、このような悩みを抱えている方に選ばれている美容施術がジュベルックです。

ジュベルックは、ポテンツアや水光注射などで注入する注入剤の一種で、リジュランの次世代型として知られています。美容大国、韓国にて開発され、日本でもクリニックで施術を受けられるようになりました。

この記事では、ジュベルックの効果や特徴、ダウンタイムなどの詳細について解説します。

ジュベルックとは?

韓国で話題となっている注入剤、ジュベルックは、野菜由来のデンプンから作られたポリ乳酸と、ヒアルロン酸が原料です。体内で自然に分解される生分解性の物質で、安全性が高いとされています。

ポリ乳酸とヒアルロン酸は相乗効果を発揮する成分です。注入後は肌の水分量の増加や、コラーゲン生成の促進に期待できます。その結果、シワ対策やハリ感の向上、たるみケア、毛穴ケア、ニキビ跡の改善に繋がることも。エイジングケアで知られるリジュランの次世代型として注目を集めています。

こんな方に試してほしい

ジュベルックは肌の悩みに多様な効果を持つ注入剤です。年齢の影響が気になる世代の方はもちろん、年齢や肌質を問わず美肌を目指す多くの女性に選ばれています。

▼ジュベルックが向いている方
・肌のハリや弾力が低下してきたと感じる方
・ニキビ跡やクレーターなどの凹凸が気になる方
・毛穴の開きが目立つ方
・目の周りの小じわやおでこ・眉間のシワが気なる方
・首のシワが気になる方
・自然な仕上がりを好む方
・ヒアルロン酸やボトックス注射に抵抗がある方

ジュベルックの効果

ジュベルックは、肌のシワやハリ、たるみ、毛穴、ニキビ跡などの様々な悩みを改善に導く注入剤です。具体的にどのような効果があるのでしょうか。ここで、ジュベルックの3つの効果を解説します。

肌のハリと弾力が高まる

ジュベルックを注入すると、ヒアルロン酸とポリ乳酸はそれぞれ特徴を発揮します。始めに効果を発揮するのはヒアルロン酸です。ヒアルロン酸は肌で水分を吸収し、弾力感を生み出します。

一方ポリ乳酸の役割は、時間をかけてコラーゲンの生成を促進することです。ここで作られたコラーゲンが活性化し、自然な弾力とハリのある肌となっていきます。

コラーゲンは年齢とともに減少してしまう成分のため、ジュベルックで補うことで、自然なハリや弾力を維持できるのです。

毛穴が引き締まる

毛穴は過剰な皮脂分泌や汚れの詰まり、紫外線の影響だけでなく、加齢による肌のたるみでも開きやすくなります。開いてしまった毛穴のケアに効果を発揮するのも、ジュベルックの特徴です。

ジュベルックに含まれるヒアルロン酸には保湿効果があります。保湿効果が発揮されると、毛穴周囲の肌もふっくらとなり、毛穴が目立ちにくくなるのです。

さらに、ポリ乳酸がコラーゲンの生成を促すと、肌の弾力やハリの向上に繋がり、毛穴が目立ちにくくなります。

ニキビやクレーター跡の改善

ジュベルックに含まれるポリ乳酸の働きは、ニキビ跡やクレーター跡の改善にも期待できます。これは、ポリ乳酸が肌内部でコラーゲン生成を促し、凹凸のある肌を自然に底上げできる可能性があるためです。その結果、ニキビ跡やクレーター跡が目立ちにくくなります。

そもそもニキビ跡やクレーター跡は、肌表面だけではなく、真皮層までダメージを受けているケースも多くあります。ジュベルックは真皮層に直接働きかけるため、肌の凹凸のケアに期待できるのです。

ジュベルックの特徴

ジュベルックは、自然な肌の弾力やハリを向上に導き、様々な肌の悩みをケアする効果があります。次世代型ともいわれていますが、他の注入剤と比べ、どのような特徴があるのでしょうか。ここで、ジュベルックの特徴を4つのポイントに分けて解説します。

効果が長く持続する

ジュベルックの一番の特徴は効果の持続性です。ジュベルックの効果は約1~2年と、非常に長く続くとされています。

持続性の秘密は、成分に含まれているポリ乳酸です。ポリ乳酸の糸リフトにも使用されており、肌の内部でゆっくりとコラーゲンを生成する特性があります。このコラーゲンが体内で徐々に吸収されるため、自然なリフトアップやハリの向上が長く続くのです。

副作用が少ない

多くの方々が美容治療を受ける際、心配するのは副作用のリスクではないでしょうか。ジュベルックは使用されている成分の性質上、アレルギー反応などの副作用が非常に少ないとされています

ジュベルックの成分は、でんぷんを原料としたポリ乳酸と、自然に近い非架橋のヒアルロン酸製剤です。これらの成分が体内に適応し、相乗効果を発揮するので、副作用のリスクをあまり心配することなく施術を受けられます。

FDAで承認されている

ジュベルックは、アメリカの食品医薬品局(FDA)の承認を受けており、安全性と効果は国際的にも認知されています。FDAとは、日本でいう厚生労働省に相当する行政機関です。FDAの承認を得るには、多数の臨床試験と厳格な評価を経なければなりません。厳しい審査を経たFDAの承認は、製品の信頼性を担保するので、数多くのクリニックや患者の信頼材料となっています。

ジュべリックとリジュランの違いとは?

リジュランとジュベリックは混同されがちですが、主成分が異なります。ジュベルックの主成分は、ポリ乳酸とヒアルロン酸ですが、リジュランはサーモンのDNAから抽出された有効成分、ポリヌクレオチドを含んだ製剤です。

ポリヌクレオチドは、細胞分裂や修復に必要な成分で、肌のダメージを回復させるといわれています。

リジュランは肌の再生を促すことで、ハリや弾力の向上に導くものです。ジュべリック同様に、ニキビ跡にも効果が期待でき、FDAの承認も受けています。

ジュベルックの施術方法

注入剤を用いた美容施術には様々な方法があります。ジュベルックの施術にはどのような方法が取り入れられているのでしょうか。ここで3つの施術方法を解説します。

ジュベルックを水光注射で注入

水光注射とは、皮膚の浅い層へ美容成分を直に注入し、内側からハリやツヤのある肌を目指す治療です。短時間で広範囲へ施術できるメリットがあり、手軽にできるため、美容大国の韓国でも人気を集めています。

ジュベルック水光注射の施術は、機械によって一定の深さで一定量が注入されます。そのため均一に仕上がりやすいという点もメリットです。ただし、施術費用が高額になる可能性があるため、申し込みの前に確認しましょう。

ジュベルックをポテンツァで注入

ポテンツァは極細の針を肌に刺す施術です。空けた穴に針先から高周波を照射しながら、薬剤を注入します。注入剤の美容効果だけでなく、あえて肌を傷つけて再生を促す創傷治療効果やコラーゲンの生成にも効果を発揮するのが特徴です。

施術は1回でも高い効果に期待できます。ただし、施術費用が高くなる可能性があります。事前のカウンセリングでは費用まで確認しましょう。

ジュベルックを局所注入

局所注入とは、医師に相談した上で、直接気になる部分に注射器で注入する治療です。細い針を使い肌へ浅く注入します。特徴は、気になる部位へダイレクトに、適切な量を注入できることです。

目の周りの小じわや眉間のシワ、ニキビ跡など、特定の部位が気になっている場合は局所注入が向いているでしょう。一方で、痛みを感じやすいというデメリットもあります。また、効果の範囲も限られます。

よくある質問

若々しい肌、美しい肌を叶えるジュベルックの施術を、実際に受けてみたいと思った方もいるのではないでしょうか。

ここで最後に、ジュベルックに関するよくある質問にお答えします。疑問を解消した上で、前向きにジュベルックの施術を検討してはいかがでしょうか。

ダウンタイムはある?

ジュベルックのダウンタイムはほとんどありません。治療後はすぐに普段の生活に戻れることがほとんどです。ただし個人差があり、施術後に赤みや腫れなどが出る方もいます。この場合、ほとんどは1週間程度で治まるでしょう。

ダウンタイム中の回復を促すには適切なアフターケアが必要です。症状が出ていなくても、注入部位には微細な傷がついているため、施術後や保湿や紫外線対策をして肌を守りましょう。

どのくらいで効果が実感できる?

ジュベルックは施術後2〜3週間ほどで効果が現れ始めます。この時点ではまだ効果は完全ではありませんが、肌のハリや弾力、シワやたるみなどの改善を感じ始めるでしょう。ジュベルックの効果は施術後3ヶ月程度で最大になります。

ジュベルックの効果をより高めるためには、回数を重ねて施術を受けましょう。3〜4週間おきに3回ほど施術すると、より持続的かつ安定的な効果が得られます。

ジュベルックとヒアルロン酸の違いは?

ジュベルックとヒアルロン酸は、ともに肌にうるおいを与える注入剤ですが、成分や効果には大きな違いがあります。ジュベルックはヒアルロン酸とポリ乳酸の相乗効果で、ある程度の時間をかけて、自然なハリのある肌に導く注入剤です。

一方でヒアルロン酸は、ゼリー状の薬剤をシワに直接注入するため、すぐにハリや弾力アップの効果に期待できます。ただし、ヒアルロン酸の薬剤は固いゼリー状のため、皮膚が薄い部位へ注入すると、透けて見えることもあり不自然な形になる可能性があります。

メイクや洗顔はいつからできる?

ジュベルックの施術後は、すぐにメイクや洗顔が可能です。シャワーも当日から浴びることができます。入浴は施術の翌日からにしましょう。サウナや激しい運動などの血行を促進する行為、施術部位のマッサージは、1週間程度控えましょう。

まとめ

ジュベルックは、肌のシワやハリ、たるみ、毛穴、ニキビ跡などを改善に導く注入剤です。ポリ乳酸とヒアルロン酸の相乗効果で、肌の水分保持をサポートし、コラーゲンの生成を促して自然なハリのある肌に導きます。

韓国で人気の高い施術でもあり、安全性や効果について高く評価されているのも特徴です。施術後は約1~2年効果が続くため、コストパフォーマンスも高いといえます。年齢の影響が気になってきた方は、この機会にジュベルックを検討してみてください。

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