肌育エイジングケア【スキンリファインシリーズ】
PS-B1（乳酸菌生産物質）配合で“育菌する”スキンケアセット
スキンリファインクリニックは、肌が持っている力を引き出して、美しさを最大限に発揮させることを理念としています。今回は、理事長・銀座院院長の篠原秀勝先生に、肌育エイジングケア『スキンリファインシリーズ』開発の経緯や特徴などについて、お話を伺いました。
納得して頂いた上で
治療を受けてもらうことが大事
―― いろいろな科がある中で、なぜ形成外科を選ばれたのですか？
篠原 もともと音楽や芸術の分野に興味があって、自分の手で作品を作ることも好きでしたので、外科系の医師になりたいと思っていました。その中でも、手術をした結果として皮膚など表面上の見た目がキレイに治るところが素晴らしいなと思い、形成外科を選びました。
―― 美容医療を始められたキッカケは？
篠原 大学病院では、先天性奇形や交通事故、全身火傷など、さまざまな手術を行っていましたが、その中で医局の先輩の美容クリニックにお手伝いに行かせて頂いたんです。当時は美容皮膚科には全く興味がなく、レーザーなど手術以外の治療に効果があるのか疑問に思っていました。しかし、クリニックに長年通っている患者様は実際の年齢よりも10歳、20歳若く見える方がたくさんおり、レーザーや注射など美容皮膚科の技術に感動を覚えました。しかもその技術はテクノロジーですから、今後ますます進化していくわけです。そう思った時に、それまでは外科中心でしたが、今後こうしたテクノロジーの進化で医療分野が変わっていくところに興味を持って美容医療を始めました。
―― 貴院のこだわりや特徴について教えてください。
篠原 美容皮膚科というと、シミ、シワ、たるみなど年齢による老化現象を改善するという印象があると思います。そのために、いろいろな機械や治療法があるわけですが、当院では世界に目を向けて、新しい技術や機械を導入してお客様に提供しています。最近では、シミ、シワ、たるみだけでなく、痩身などいろいろありますが、美容外科で手術を受けるのではなく、新しい技術でそれほど身体に負担がないものでできることがあればやりたいという方には一通りのソリューションを準備しております。
―― 美容医療のやりがいや難しさについて教えてください。
篠原 美容医療は基本的には健康な方が行う医療なので、緊急性や救命性がなく、行う必要がないと言えばないんですよ。そういう意味では、病気や怪我の方に対する対応の仕方や心構えとはいろいろな面で違います。極論、お客様が満足されるために行っている部分もあるので、保険診療とは違った部分でハードルの高さがありますが、その分、満足して喜んで頂けるのは、とてもやりがいがあります。
―― 患者様を診察・施術する上で大切にされていることはありますか？
篠原 外科のようにメスは入れませんが、テクノロジーによって手術に近いことはできますし、それによって効果が得られるわけです。お客様は良くなりたい、私たち医師も良くしてあげたいと思って治療をするわけですが、人間の身体は個人差があるので、本人が望む効果が得られなかったり、副作用や合併症というリスクもあります。もちろん、メスを使う美容外科ほどリスクはありませんし、テクノロジーの進化によって安全性も高くなっています。しかし、0.0何％だとしても、そういったリスクがあることはきちんと説明する義務がありますし、そこを理解して納得して頂いた上で治療を受けてもらうことが大事だと思っています。
―― 貴院が考える美容医療におけるホームケアの役割・重要性についてお聞かせください。
篠原 例えば、顔のシミをキレイにしたくて月1回来院されたり、脂肪を減らす治療のために２、3カ月に1回来院されたりする方がいます。もちろん定期的にクリニックに来て治療して頂くことは大事ですが、1カ月または2、3カ月の間で、クリニックで施術を行っているのは2時間ぐらいです。それ以外の時間は自己管理になるわけです。圧倒的に自分で管理する期間の方が長いので、普段の生活で日焼けをしていたり、痩せたいのに甘いものを食べて運動をしない人は、当然効果は出ないですよね。つまりクリニックでできることは、ごく僅かなんですよ。治療の効果を最大限発揮するためには、普段のスキンケアや自己管理がとても大事なんです。そういう意味で、当院でもスキンケアの指導は行っています。
皮膚の菌のバランスを整えて
皮膚を健康にしていく「スキンリファインシリーズ」を開発
―― 『スキンリファインシリーズ』開発の経緯を教えてください。
篠原 皮膚の治療をしていく中で、ほとんどの方は良い結果が出ます。それは過去の実験結果から得られたエビデンスがあり、こういうプランで治療をしていったら、こういう仕組みで良くなるはずだということが分かっています。しかし、8割、9割の方が良い結果が出ても、なかには結果が出ない方もいます。先程のお話のように、自己管理をしてくれない方ではなく、きちんと真面目にスキンケアなどの指導を守ってくれているのに、結果が出せない時には情けなく申し訳ない気持ちになります。
なぜ、エビデンスに沿った治療とホームケアをきちんと行っているのに結果が出せないのか。その理由を探す中で、腸内フローラをはじめとする微生物の持つ影響力を見直すべきだと考えるようになりました。皮膚にも皮膚常在菌が存在しているので、私たちはその菌に注目しました。例えば、ニキビはニキビ菌が悪さをしていることは聞いたことがあると思いますが、実はニキビ菌を無くせば改善するというわけではありません。もちろん様々な菌がいることは分かっていますが、ニキビ菌が諸悪の根源ではありませんし、絶滅させることはできないんです。しかしニキビになる人とならない人がいます。それは腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスや環境を良くすることで健康になるのと同じように、バリア機能のカギとなる皮膚の善玉菌を増やし菌のバランスを良くすることで皮膚を健康にしていくことが重要だと考えました。腸内フローラと同じように皮膚の表面に付いている菌のバランスを整えて共存していくことが大事だと考え、いろいろな研究機関と関わり「スキンリファインシリーズ」を開発しました。
スキンリファインシリーズ
スキンリファインローション
整肌作用、健やかな肌を目指す化粧水。少しとろみのあるテクスチャーで、お肌に塗った途端にじんわりと広がっていきます。洗顔をした後に、すっとお肌に入り込むのにみずみずしい化粧水です。
スキンリファインエッセンス
3種のセラミドとビタミンC誘導体が配合された美容液。美容液ながらとても伸びがよく顔全体に広がります。朝晩共に、化粧水などで肌を整えた後に、クリームのご使用前に３プッシュを目安にやさしく伸ばしてご使用ください。
スキンリファインクリーム
アロエベラ液汁核酸と6種のオイルが配合されたクリーム。保湿力が高く、弱ったバリア機能をサポートしてくれます。サラッとしたテクスチャーで、ベタつくクリームが苦手な方にもおすすめです。
スキンリファインローション
整肌作用、健やかな肌を目指す化粧水。少しとろみのあるテクスチャーで、お肌に塗った途端にじんわりと広がっていきます。洗顔をした後に、すっとお肌に入り込むのにみずみずしい化粧水です。
スキンリファインエッセンス
3種のセラミドとビタミンC誘導体が配合された美容液。美容液ながらとても伸びがよく顔全体に広がります。朝晩共に、化粧水などで肌を整えた後に、クリームのご使用前に３プッシュを目安にやさしく伸ばしてご使用ください。
スキンリファインクリーム
アロエベラ液汁核酸と6種のオイルが配合されたクリーム。保湿力が高く、弱ったバリア機能をサポートしてくれます。サラッとしたテクスチャーで、ベタつくクリームが苦手な方にもおすすめです。
商品名
内容
―― 『スキンリファインシリーズ』の特徴と開発される上でこだわった点を教えてください。
篠原 ニキビなどの肌トラブルがある方は、先ほど申し上げたように悪玉菌が悪さをして菌のバランスが影響していますので、美肌菌を育成し菌のバランスを整えてあげることが重要だと考えました。シミ、シワが増える原因の一つは、悪玉菌やバランスの悪さに由来しているところがありますので、エイジングケアを求める方が使用することでより健やかな肌を保つ手助けをしてくれます。もちろん、菌だけですべてを解決できるわけではありませんが、一つの側面として皮膚についている菌も関わりがありますので、「スキンリファインシリーズ」は多くの方に使用して頂けるスキンケアとなっています。善玉菌を鍛えていく、あるいは菌のバランスを整えていくというところに注目した化粧品はまだまだ少ないので、ぜひ多くの方に使っていただきたいと思っています。
―― 『スキンリファインシリーズ』を開発されるうえで苦労されたことはありますか？
篠原 「スキンリファインシリーズ」では、全ての製品に「PS-B1（乳酸菌生産物質）」を配合しています。「PS-B1（乳酸菌生産物質）」は、特許技術によって国産の有機大豆と21種の乳酸菌（ビフィズス菌など）を丁寧に発酵させ、そこで生み出された様々な有効成分（乳酸菌の代謝産物）を、じっくり時間をかけて濾過抽出したものです。どのくらい配合したらよいのかは、いろいろ試しました。また、海外を視野に入れた時に、「PS-B1（乳酸菌生産物質）」を取り扱ってはいけない地域もありますので、その辺は今も試行錯誤しながら研究を続けています。
商品開発を含めて腸内環境を良くするための
アプローチをやっていきたい
―― 今後の展開について教えてください。
篠原 腸内環境がとても重要だと思っていて、そこにどうにかして介入できないかなと考えています。腸内環境と皮膚の菌は、内側が腸内フローラ、外側が皮膚フローラと文字通り表裏一体です。腸内環境を良くすれば、それがひいては肌を良くすることにも繋がってくると思いますので、商品開発を含めて腸内環境を良くするためのアプローチを続けていきたいと思っています。
スキンリファインクリニック
理事長 銀座院院長
篠原 秀勝（しのはら ひでまさ）
経 歴
平成14年 東海大学医学部 卒
平成14年 東海大学医学部付属病院 形成外科 勤務
平成19年 東海大学医学部付属八王子病院 形成外科 勤務
平成20年 榊原クリニック経堂本院 副院長
平成21年 榊原クリニック表参道院 院長
平成24年 スキンリファインクリニック 院長
所属学会
日本形成外科学会 正会員 認定専門医取得（平成23年度）
日本臨床皮膚外科学会 正会員
日本頭蓋額顔面外科学会 正会員
スキンリファインクリニック
〒104-0061
東京都中央区銀座4-2-12
銀座クリスタルビル5F
TEL: 0120-661-062
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00～19:00 | 〇 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | ー |
休診日：水・日（祝日は診療）
