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ベビーコラーゲンの効果って?デメリットやヒアルロン酸との違いも解説

目の下のシワやクマの改善に効果的といわれるベビーコラーゲンは、自然な若々しさを目指せる人気の美容法です。比較的リスクの低い施術といわれていますが、ダウンタイムや効果の持続期間について気になっている人も多いのではないでしょうか。

今回は、ベビーコラーゲンの効果やメリット、リスクや注意点、ヒアルロン酸注射との違いについて詳しく解説します。

ベビーコラーゲンとは

ベビーコラーゲンとは、ヒトの胎盤由来のコラーゲンを顔の気になる部位に注入する美容法です。赤ちゃんの肌に大量に含まれる「Ⅲ型コラーゲン」が配合された製剤を用いることから、ベビーコラーゲンと呼ばれています。

コラーゲンはヒトの体を構成するタンパク質の一種であり、I型〜Ⅳ型に分類されます。その中でも、Ⅲ型コラーゲンには肌の再生力を促進し、ハリや弾力を高める効果があります。しかし、この、Ⅲ型コラーゲンは25歳頃から減少し始め、肌の老化を感じ始める頃にはほとんど失われてしまうのです。

ベビーコラーゲンは、Ⅰ型とⅢ型コラーゲンを1:1の比率で配合した製剤を注入して減少したコラーゲンを補うだけでなく、肌の再生力を高めてハリのある若々しい肌を目指す治療法です。

ベビーコラーゲンで改善が期待できる肌悩み

肌の再生力を促進するベビーコラーゲンは、顔のさまざまな悩みにアプローチできる美容法です。具体的には、次のような悩みの改善が期待できます。

・おでこ、眉間の表情ジワ
・目じり、目の下の小ジワ
・目の下の黒クマ
・まぶたのたるみ、くぼみ
・口角のシワ、ほうれい線
・唇の縦ジワ
・頬のくぼみ
・首元の横ジワ、たるみ

ベビーコラーゲンの効果やメリット

さまざまな肌の悩みにアプローチできるベビーコラーゲンには、次のような効果やメリットが期待できます。

浅いシワや黒クマに効果がある

ベビーコラーゲンは、細かなシワや顔の凹凸を改善するのに向いています。皮膚の薄い部分に製剤を注入すると、盛り上がりが目立って不自然になってしまうケースがありますが、ベビーコラーゲンの製剤は粘度が低く肌馴染みがよいため、自然な仕上がりが期待できるのです。

また、ベビーコラーゲンは肌組織の再生を促して自然なボリュームを与えてくれるため、黒クマの改善にも適しています。

比較的すぐに効果が表れる

ベビーコラーゲンは気になる部位に直接注入できるため、施術直後から効果を実感できる点もメリットです。肌の悩みを早く改善したい人や、効果が出るまで時間がかかる施術が苦手な人でも受けやすい美容法でしょう。

組織再生能力がある

ベビーコラーゲンに含まれているⅢ型コラーゲンは、肌組織の再生力を促進する働きを持っています。そのため、単に肌のコラーゲン量が増えるだけでなく、肌にハリや潤いを与えて、ふっくらとした若々しい肌に導きます。

また、施術の回数を重ねるほどに肌の再生力が高まるため、効果の持続期間も長くなります。

アレルギーの心配が少ない

ヒト由来のコラーゲンを利用するため、他の製剤と比べるとアレルギーの心配が少ないというのも特徴のひとつです。そのため、パッチテストなしで施術を受けられます。

万が一失敗したとしても、注入した製剤は半年〜1年程度で体に吸収されるため、異物が残る心配もありません。

ベビーコラーゲンのリスクやデメリット

多様な効果が期待できるベビーコラーゲンですが、いくらか注意が必要であることは知っておくべきです。ベビーコラーゲンの代表的なリスクやデメリットを紹介します。

ボコボコとした膨らみができるリスクがある

ベビーコラーゲンは比較的肌なじみの良い製剤ですが、注入する部位や量によっては、余分な膨らみやボコボコした凹凸ができてしまう可能性があります。特に、目元など皮膚の薄い部位に製剤を注入しすぎると、しこりができるケースもあるようです。

万が一膨らみやしこりができてしまっても、半年~1年ほどで自然に分解して体に吸収され、元に戻ります。とはいえ、目元などに施術する際は医師とよく相談し、注入量を慎重に調整してもらいましょう。

失敗しても修正ができない

膨らみやしこりなどの失敗があっても、修正が難しいという点もベビーコラーゲンのデメリットです。

同じく美容注射として有名なヒアルロン酸の場合、製剤を注入しすぎても「ヒアルロニダーゼ」という酵素を注入すれば、余分なヒアルロン酸を分解することが可能です。しかし、コラーゲンにはこのような溶解剤がありません。そのため、失敗しても修正することはできず、自然に分解されるまで半年〜1年程度待つ必要があります。

ただし、注入直後であれば修正可能な場合がありますので、その場で医師に相談してみるといいでしょう。

注入部分が白く見えることがある

ベビーコラーゲンの製剤が白色であるため、目元や首などの皮膚が薄い部位に注入すると白く透けて見えるケースがあります。不自然なほど白色が目立つことはまれですが、肌の色が濃い人や、目元や首など皮膚の薄い部位に注入する場合などは、気になることがあるようです。

製剤の透け感を目立たなくするには、形を整えながら透け感を和らげつつ注入することが大切です。信頼できるクリニックで施術を受け、医師と注入方法や量を相談しながら進めましょう。

ベビーコラーゲンで後悔しないために

ベビーコラーゲンのリスクやデメリットを踏まえて、施術における失敗を避けるためには、どのような点に注意すればいいのでしょうか。施術で後悔しないための注意点を紹介します。

一回の注入で多く入れすぎない

施術の効果を高めようと、同じ部位に大量の製剤を注入すると、余分な膨らみやしこりにつながる可能性があります。施術中は、施術箇所の変化を医師と一緒に確認しながら、適正な量を慎重に注入してもらいましょう。

浅く入れすぎない

施術箇所が白く透けて見えるのを防ぐためには、あまり浅い部位に注入しないようにすることも大切です。ベビーコラーゲンの施術箇所が白く透けるのは、製剤そのものの色が皮膚の外側まで透けているためです。表層に近すぎる場所に製剤を注入すると、透けやすくなってしまいますので、施術方法についても医師とよく相談してください。

ヒアルロン酸などの他の治療も検討する

溶解剤がないコラーゲンは、万が一施術に失敗しても、すぐに元に戻すことができません。時間が立てば自然に分解されますが、失敗した状態が半年以上続くのは避けたいものです。失敗が不安な人は、ヒアルロン酸など他の美容注射も検討してみましょう。

ベビーコラーゲンとヒアルロン酸の違い

美容注射として人気のあるベビーコラーゲンとヒアルロン酸ですが、どのような違いがあるのでしょうか。効果やメリット・デメリットについて、それぞれの特徴を解説します。

改善できる肌悩みの違い

ベビーコラーゲンとヒアルロン酸はどちらも顔に注入できる美容注射ですが、アプローチできる肌の悩みに違いがあります。

ヒアルロン酸は製剤ごとに粘度が異なり、粘度の高いものから低いものまで使い分けられます。製剤の種類によってはシワの改善だけでなく、ボリュームアップや造形を整えるために使用できます。頬のコケや目のくぼみの改善などにもヒアルロン酸が効果的です。

一方、ベビーコラーゲンはヒアルロン酸に比べると粘度が低く、細かな凹凸を改善するのに向いています。例えば、目元や口元の細かいシワ、ちりめんジワにはベビーコラーゲンが適しています。

また、目元など皮膚の薄い部位に透明なヒアルロン酸製剤を注入すると、青白く透けて見える「チンダル現象」を起こすことがあります。そのため、透け感が出やすい目の下のクマやたるみの改善にも、ベビーコラーゲンが用いられています。

注入できる部位の違い

注入できる部位にも、それぞれ違いがあります。

ヒアルロン酸は、目元、眉間、額、ほうれい線、唇、ゴルゴラインといったシワが目立つ部位のほか、こめかみや鼻筋、アゴなどボリュームを出して形を整えたい部位にも注射可能です。体内に異物を入れることなく造形を整えられ、ダウンタイムがほぼないので気軽なプチ整形として人気があります。

ベビーコラーゲンもヒアルロン酸と同様にシワが気になる部分の改善が期待できます。特に目元や口元、首など皮膚の薄い部位のシワに向いています。一方、ヒアルロン酸のように造形を整える作用はないため、鼻やアゴのボリュームアップを目的とした施術には向いていません。

持続期間の違い

ヒアルロン酸は、ベビーコラーゲンと同様に注入後から徐々に体へ吸収されていきます。個人差がありますが、平均的な持続期間は半年から2年ほどです。ただし、製剤の種類や注入量、施術箇所によっても異なってきます。

ベビーコラーゲンの平均的な持続期間は半年〜1年ほどで、ヒアルロン酸に比べると少し短い点に注意が必要です。永久的に効果を保つことはできないため、半年に1回程度の頻度で通院し、再注入する人が多いです。

料金の違い

美容注射の料金は、施術する部位や使用する製剤の種類、使用量などにより異なります。

一般的に、ヒアルロン酸の施術費用は製剤1本ごとに20,000円~150,000円程度です。ヒアルロン酸はちょっとしたシワ取りから成形まで使用されますので、施術内容によって費用が大きく異なってきます。

一方、 ベビーコラーゲンの費用相場は製剤1本ごとに約100,000円程度と、ヒアルロン酸より高額です。肌の状態や施術部位によっては製剤を追加せねばならず、さらに高額な費用が必要になることもあります。

ベビーコラーゲンでハリのある目元を手に入れよう

ベビーコラーゲンは、目元や口元、首など皮膚が薄い部位の細かなシワの改善に適している美容注射です。特に、目の下などヒアルロン酸ではアプローチの難しい部位のシワやクマの改善を得意としています。また、ヒト由来のコラーゲンを使用しているため肌馴染みがよく、アレルギーが起こりにくいのも大きな特徴です。

ダウンタイムもなく、自然な若々しさを目指せる美容法ですので、目元のエイジングケアに悩んでいる人は、検討してみてはいかがでしょうか。

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