美容医療のかかりつけ わたしの名医

白玉点滴3つの効果!透明感のある肌に近づく回数・頻度の目安も解説

白玉点滴とはグルタチオンが主成分の点滴で、高い美白効果が期待できる施術です。グルタチオンにはメラニンを抑制する作用があるため、シミ・そばかすの予防や改善が見込めます。

しかし、白玉点滴は即効性のある施術ではありません。回数を重ねるごとに少しずつ効果を実感できるようになります。

この記事では白玉点滴の3つの効果と、回数や頻度の目安について解説します。透明感のある肌を手に入れたい方や、全身の肌を明るくしたい方は、参考にしてください。

白玉点滴とは

白玉点滴は、グルタチオンを主成分としており「グルタチオン点滴」とも呼ばれています。

グルタチオンは「グルタミン酸」「システイン」「グリシン」の3つアミノ酸からできており、肝臓で作られる抗酸化物質です。 強い抗酸化作用により、エイジングケアやシミそばかすの予防、美白・美肌効果が期待できます。

グルタチオンは、20代をピークに徐々に減少するため、早い時期から白玉点滴で補充すると健康的な肌をキープできるでしょう。

白玉点滴の効果

白玉点滴の主成分であるグルタチオンには、抗酸化作用やメラニンの生成を抑制するなどさまざまな効果があります。 ここでは、白玉点滴の主な効果について紹介します。

①メラニンによるシミやくすみの予防

白玉点滴の主成分であるグルタチオンには、メラニン生成を抑制する働きがあるため、美肌・美白効果が見込めます。

メラニンがシミの原因であることは、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。グルタチオンがメラニンの生成そのものを抑制することで、シミやそばかすの予防につながります。

また、ターンオーバーの乱れもシミができる原因のひとつです。メラニンは古い角質が剥がれ落ちる際、一緒に体外に排出されます。そのため、白玉点滴でターンオーバーが整えば、メラニン色素が排出されやすくなるため、シミやくすみの予防に効果的です。同時に、肌のくすみやごわつき、肌荒れの防止にもつながります。

②抗酸化作用によるエイジングケア

白玉点滴は、エイジングケア※にも効果的な施術です。

※年齢に応じたケアのこと

グルタチオンには高い抗酸化作用があり、肌老化の原因である活性酸素から肌を守る効果が期待できます。そのため、年齢とともに出やすくなるシミやシワ、たるみなどの肌トラブルの予防に効果的です。

また、年齢を重ねるごとに免疫力が下がり、肌荒れやアレルギーの悩みは大きくなります。グルタチオンには免疫を高める作用があるため、肌荒れ防止につながります。白玉点滴は、年齢に負けない美肌を維持したい方にぴったりです。

③解毒作用による疲労回復

グルタチオンは肝臓に多く含まれる成分です。そのため、白玉点滴でグルタチオンを補給することで、肝機能の向上が期待できます。

肝臓の重要な働きのひとつが、体に有害な物質や毒素の排出を促すことです。体内に毒素がたまると疲労を感じやすくなるため、グルタチオンを摂取することで疲労回復が見込めます。また、肝機能が高まればアルコールの分解を効率よく行えるので、二日酔いの改善にも効果的です。

注射や内服薬ではだめ?白玉点滴との違い

グルタチオンを摂取するには、点滴、注射、内服の3つの方法があります。それぞれの違いや特徴について解説します。 

内服薬(グルタチオン)

グルタチオンは、さまざまな治療に用いられる医薬品です。内服薬は点滴や注射に比べて低コストで、通院の手間が少なくて済みます。点滴や注射と併用できる点もメリットです。点滴や注射の効果を引き出したり、持続させたりするために使用するケースもあります。

しかし、内服薬は吸収されるまでに時間がかかるうえ、服用した分を全て吸収できるわけではありません。そのため、内服薬だけの場合、点滴や注射よりも効果実感が劣ります。高い効果を得たいなら、点滴や注射と併用してください。

なお、グルタチオンの服用方法としては、1回50〜100mgを1日3回服用します。食前食後などの服用時間の指定はなく、年齢や症状により増減も可能です。

白玉注射

白玉点滴と白玉注射の違いは、時間と価格、1回で投与できる量にあります。具体的には、下記の表の通りです。

白玉点滴と白玉注射の違い

白玉点滴 白玉注射
時間 20〜60分 5分
1回あたりの価格 5,000円〜8,000円 2,000円〜3,000円
1回の投与量 600mg 200mg

白玉点滴と白玉注射は投与する成分は同じで、効果も変わりません。ただし投与量の違いにより、効果を実感する速度に差がでる可能性があります。

注射は点滴に比べて短時間で終わりますが、一度に投与できる量が少ないため、多くの有効成分を摂取できません。一方、点滴は時間をかけて、より多くの成分を摂取することが可能です。

できるだけ早く効果を出したい方は「点滴」、気長にケアをしていきたい方や1回の施術を短時間で終わらせたい方は「注射」が向いています。

白玉点滴の副作用やデメリット

白玉点滴にはさまざまな効果がありますが、デメリットもあります。白玉点滴を受ける前に、副作用やデメリットについても理解しておきましょう。

副作用

白玉点滴の主成分であるグルタチオンは、体で生成されている成分のため、ほとんど副作用はありません。

しかし、人によっては頭痛・吐き気・めまい・発疹・腹部の違和感などの症状が出ることもあるようです。 また非常に稀な副作用として、低血糖やアナフィラキシーショックなどがあります。

針を刺した部分が、一時的に赤くなることもありますが、時間の経過とともに自然に治ります。症状が続く場合は、医師に相談しましょう。

デメリット

白玉注射は、何度か施術を受けなければ効果が現れにくい治療法です。疲労回復が目的なら1回でも効果を感じるかもしれませんが、シミや色素沈着に即効性は期待できません。そのため、白玉点滴を1回受けただけでは「効果がない」「意味がない」と感じることもあります。

白玉点滴は、繰り返し施術を受けることで効果を実感しやすくなります。定期的に点滴をすれば、肌の透明感を維持することも可能です。

治療回数や効果を感じるまでの目安

白玉点滴は、最初に効果を感じるまでは、頻繁に点滴を受ける必要があります。白玉点滴を受ける頻度や、効果を実感しやすくなる回数の目安は下記のとおりです。

点滴を受ける頻度

白玉点滴は、早い段階で体の疲労回復効果は得られるものの、肌への効果をすぐに実感できるわけではありません。定期的に点滴することで、少しずつ肌に透明感が出てきたと感じられます。

白玉点滴を受ける頻度は、1〜2週間に1回が目安です。1回の点滴から1週間以上あけるよう推奨するクリニックもあります。肌状態や肌質によっても適切な頻度は異なるため、クリニックに相談の上で点滴を受けましょう。

肌への効果を実感

個人差はありますが、早い方で5回目くらいから効果を実感できます。6〜8回目になると、肌のトーンアップや透明感が出てきたと感じる方が増えてきます。一般的には、9〜10回受けるとほとんどの方が効果を感じられるようです。

メラニンは古い角質が剥がれ落ちるのと一緒に排出されるため、10回は継続する必要があるでしょう。点滴を継続していると、徐々に効果が長続きするようになります。

白玉点滴をやめたら?効果を持続させる方法3つ

白玉点滴を止めた場合、肌が日々さらされる外的刺激やストレスなどによって、徐々に効果は薄れてゆきます。白玉点滴の効果を持続させる方法を3つ紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。

①1〜2か月に1度、白玉点滴をする

はじめのうちは頻繁に通院する必要があるため、治療が負担に感じるかもしれません。しかし、回数を重ねるごとに効果が感じられるようになり、徐々に効果が長続きするようになります。

白玉点滴の効果が持続しやすくなってからは、1〜2か月に1回だけでも良いメンテナンスになります。1〜2か月に1回程度なら、それほど負担にはならないはずです。白玉点滴には受けられる回数に上限はないため、ぜひ継続しましょう。

②グルタチオンを摂取する

点滴ほど吸収は良くないものの、下記のように口からグルタチオンを摂取するのも良い方法です。

・クリニック処方のグルタチオンを内服する
・グルタチオンを多く含む食物を積極的に取る


グルタチオンを多く含む食物には、トマトやきゅうり、ほうれん草やキャベツ、かぼちゃなどがあります。野菜を買うときやメニューを決めるときに、意識してみましょう。野菜は火を通すとかさが減るので、調理方法を工夫すると食べやすくなります。

③紫外線対策を徹底する

グルタチオンの減少は肌荒れや代謝の低下などにつながり、老化を進行させる原因となります。しっかりと紫外線対策をすることにより、グルタチオンの減少スピードを緩やかにすることが可能です。身近な紫外線対策には、次のようなものがあります。

・年間を通して日焼け止めを使う
・UVカットの帽子やメガネを着用する
・カーテンをUVカットのものに変える
・紫外線が強い時間帯の外出を控える


紫外線はさまざまな肌トラブルの原因となるため、UV対策は重要です。日常の小さな積み重ねが未来の美肌につながります。

効果を高めるために併用したい美容医療

肌悩みに応じて、白玉点滴と他の施術を併用するとより効果的です。白玉点滴と併用できる施術には、次のようなものがあります。

・高濃度ビタミンC点滴
・マッサージピール(コラーゲンピール)
・イオン導入


高濃度ビタミンC点滴は、シミ・そばかすの予防やコラーゲンの生成を促す効果が期待できます。マッサージピールは、特別な薬剤を使用したケミカルピーリングです。コラーゲンの生成を促すことで、シミやくすみ、色素沈着などの肌トラブルをケアします。イオン導入は、微弱な電流を流して美容成分を肌へ浸透させる方法です。

より高い効果を求める方は、肌悩みに合わせて併用できる施術があるか、クリニックに相談してみましょう。

白玉点滴で透明感のある肌を手に入れよう

白玉点滴はグルタチオンを主成分とした点滴で、シミ・そばかすの予防や改善が見込めます。抗酸化作用も高いため、エイジングケアや疲労回復にも効果的です。

白玉点滴に即効性はありませんが、回数を重ねるごとに効果を実感しやすくなります。内服や食べ物でグルタチオンを取り、紫外線対策を徹底することで、さらに美肌に近づくはずです。透明感のある肌を目指す方は、白玉点滴を受けてみてはいかがでしょうか。

人気記事

新着記事

最新クリニック

Facebook

Instagram

このエラーメッセージは WordPress の管理者にだけ表示されます
Instagram フィードに問題があります。
Click to Hide Advanced Floating Content