美容医療のかかりつけ わたしの名医

「眉毛のアートメイクをいれたけど流行の形ではない!」「新しいデザインに変えたい」など、アートメイクに関するお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

時代とともに流行や好みは変わるので、以前入れたアートメイクを除去したいと思う方も少なくありません。

この記事では、医師の寺井 美佐栄 先生にご監修いただき、アートメイクの除去方法や施術中の痛み、施術前に知っておきたい注意点も解説します。

アートメイクの除去はメスを使わずに除去したい方には必見の内容です。
「昔入れたアートメイクのデザインを変えたい」「仕上がりが想像していたものと違った」など、アートメイクを除去したいと考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね!

監修者

ミサクリニック六本木本院

医師 寺井 美佐栄 先生

複数の大手美容皮膚科での院長経験を経て、満を辞して2022年9月にミサクリニック六本木本院を開業。
メスを使わずに「ナチュラルなキレイ」を引き出す技術に定評がある寺井先生。「メスを使わない美容施術、必見!!Dr.みさえの素敵になり隊」というYouTubeで美容医療に関する情報を毎週配信しています。

※監修者は「選び方」について監修・制作をおこなっています。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。

アートメイクとは

アートメイクとは、眉などの皮膚表面の浅い層にインクを注入し、着色していく施術です。 とくに人気があるのは眉毛やアイライン、リップへのアートメイクです。

皮膚に直接着色するため、プールや海、お風呂など汗や水で落ちることはありません。

アートメイクの持続期間は約1〜3年と言われており、時間の経過とともに徐々に薄くなっていきます。

それにより、仕上がったデザインに満足できない場合でも、すぐに消すことができないことがデメリットといえます。
流行や好みで決めたデザインはあまりおすすめしません。デザインを変えたくなったときに後悔する可能性があります。

刺青も同じような方法で色を付けますが、アートメイクは刺青よりも皮膚の浅い層に色をつけます。染めた色が半永久的に残る刺青とは違い、アートメイクは肌の生まれ変わりによって徐々に退色していきます。

施術後に後悔しないよう、カウンセリングの時点で、希望の形や理想的なデザインなどを打ち合わせした上で施術を受けることが大切です。

ご自身の要望をしっかりくみ取ってもらえるクリニックを選ぶようにしましょう。

アートメイクを除去する方法

それでは、具体的にアートメイクを除去する方法を見ていきましょう。
こちらは寺井先生のYouTubeでも詳しくご紹介されていますので、ぜひあわせてご覧ください!

レーザー治療

クリニックでできるアートメイクの一般的な除去方法はレーザー治療があります。

レーザーの中でもピコレーザーはどんな色にも反応するため、黒系や青系の色だけでなく赤系の色素も除去することが可能です。たとえば、リップラインにアートメイクする場合などは赤系の色素を使用しますが、ピコレーザーなら対応可能です。

今まではQスイッチレーザーが主流でしたが、反応する色が青や黒など決まっていたので、赤や黄色などの明るい色には不向きで除去が難しい場合もありました。

しかし、ピコレーザーは幅広い色に反応するためさまざまなアートメイクの除去が可能です。また、肌へのダメージが少ないのもメリットと言えるでしょう。

切除手術

色素の種類や施術部位により、レーザーでの除去が難しいケースもあります。 その場合、他の方法として切除術により除去ができます。

短期間で除去でき、上まぶたのたるみを取る手術にもなるので、若返りも叶えてくれる治療です。

ただし、まぶたを切る手術になるので場合によっては傷跡が残るリスクもあり、術後に抜糸など、通院回数は多くなりやすくなります。

カモフラージュする

カモフラージュ法は元々の肌の色をした色素を注入する方法です。肌の色を入れることでアートメイクの色を目立ちにくくしてくれます。

しかし、肌の色は年齢とともに少しずつ変化したり、日焼けをして肌の色が変わることがあるためカモフラージュ部分が馴染みにくくなることも考えられます。
肌色のインクを注入するとレーザー除去でも消すこともできなくなってしまうため注意が必要です。

アートメイクをレーザー除去した後のダウンタイムは?

アートメイク後のダウンタイムには、一週間程度、腫れや赤み、むくみなどの症状が起こることがあります。

個人差はありますが、眉毛よりアイラインのダウンタイムは強く出やすくなります。

施術後の肌は非常にデリケートで刺激を受けやすいので、なるべく触らないようにしましょう。摩擦や刺激を与えないようにすることが重要です。

アートメイクをレーザー除去するときの注意点

アートメイクをレーザーで除去するときにはどのようなことに注意すると良いのでしょうか?十分に確認しないまま施術を受けると、後悔してしまう可能性も考えられます。

ここでは、事前に知っておきたい点を2つ紹介します。

眉毛やまつ毛が生えにくくなる可能性がある

レーザー治療によってアートメイクを除去する場合、眉毛やまつ毛が将来的に生えにくくなる可能性がゼロではありません。

アートメイクの色素だけでなく毛根に存在するメラニン色素を作り出す細胞までも破壊してしまう可能性があるからです。

アートメイクを除去する場合は、眉毛やまつ毛が生えにくくなる可能性も考えておきましょう。

アートメイクが消えるまで時間がかかる

アートメイクは1〜2ヶ月に1回の施術を繰り返し行うことで除去していきます。一般的には施術を3〜5回行うことで、除去できると言われています。

一度の施術で全てをキレイに除去するわけではなく、数カ月必要になることを押さえておきましょう。

色素が薄い場合は早めに除去できることもあります。アートメイクの状態によって期間は大きく異なることを念頭に置いておきましょう。

アートメイクの除去に関する気になるQ&A

ここでは、アートメイクをレーザーで除去したい方が気になりがちな疑問にお答えします。

施術時の痛みはどのくらい?

個人差はありますが、レーザー治療の場合は輪ゴムで弾かれるようなパチンとした痛みがあります。
アイラインなどの目元に近いアートメイクの除去は痛みを感じやすくなります。

痛みに弱い方は、麻酔クリームを使用して痛みをできるだけ少なくする方法もあります。心配な場合は施術前に相談するようにしましょう。

除去後もすぐにアートメイクはできる?

残念ながら、除去後すぐにアートメイクを施すことはできません

個人差はありますが、少なくともアートメイクの最後の除去から1ヶ月以上あける必要があります。除去後の肌が落ち着いてから行うようにしましょう。

しかし、何度も除去をしている場合は肌が固くなり、アートメイクの色素が入らないこともあります。肌状態を診てもらいながら判断していきましょう。

アイラインのアートメイク除去は危なくない?

まぶたの際に入れるので不安に思うかもしれませんが、アイラインのアートメイク除去は、医療用のコンタクトレンズを入れたり、目を保護するアイシールドをした上でレーザー照射します。

目をしっかり保護しているので、レーザー照射によって眼球が損傷するなどの心配はありません。

アートメイクの除去は信頼できるクリニックで行おう

お顔の印象を左右する眉毛やアイライン。 時代とともに流行や好みも変わるものなので「アートメイクのデザインを直したい」と思ったら、まずはクリニックで相談しましょう。

アートメイクの除去をするなら技術や実績がある信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

ご自身の要望を理解してもらえているのかどうかが重要です。
左右の眉毛のクセの違いもあるので、しっかり理解してカウンセリングしてもらえるところをおすすめします。

アートメイクの除去を行い、今の自分に似合うデザインにしていきましょう。

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