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埋没毛とは、毛が肌の下に入り込んでしまい、肌内部で成長した状態です。ムダ毛の自己処理などによりできやすく、黒くポツポツと見えるため目立ちやすくなります。

埋没毛にはどのように対処すると良いのか、気になりますよね。

この記事では、医師の宇井先生に監修いただき、埋没毛の状態や原因、対処法についての基礎知識について詳しく解説します。 埋没毛を間違った方法で取り出すことで、さらなる肌トラブルの可能性もあります。最後まで確認することで埋没毛についての理解を深めることができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

監修者

やさしい美容皮膚科・皮フ科
秋葉原院 院長


医師 宇井 千穂 先生

準ミス日本受賞。全日空客室乗務員を経て、北里大学医学部を卒業し、皮膚科医、美容皮膚科医として勤務。
web雑誌での連載やサプリメント、化粧品の監修など、多方面で活躍中。

◆当コラムの掲載記事に関するご注意点
※本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

埋没毛とは?

埋没毛とは、毛が肌の下に入り込んでしまう状態のことです。毛が肌内に埋もれてしまい、皮膚表面に出てこられなくなっています。

脱毛や除毛をする際に起こりやすく、埋没毛が悪化すると、赤みやかゆみ、痛みなどのトラブルを引き起こすことも。

皮膚の下で成長を続けるため、黒くブツブツと見えることもあります。

埋没毛ができやすい部位は?

埋没毛は、毛が生えている箇所ならどこでも起こる可能性がある症状ですが、特に下記のような部位にできやすいとされています。

・ワキ
・脚
・二の腕
・Vライン
・(男性の)ヒゲ


とくに、頻繁に自己処理を行う部位、硬くて太い毛が生える場所には埋没毛ができやすいといわれています。

埋没毛はなぜできる?原因は?

なぜ埋没毛ができてしまうのでしょうか。埋没毛を防ぐには、まず原因から把握していきましょう。

カミソリや毛抜きによる自己処理

埋没毛ができる主な原因は、カミソリや毛抜きによる自己処理です。
毛抜きを使うときに毛根を無理矢理引き抜くため、肌と毛穴に大きなダメージを与え、埋没毛が起きやすくなります。

たとえば、深く剃ることで肌も傷つけてしまったり、肌にシェービングクリームなど何もつけずに剃ることで、肌と毛穴を傷つけやすくなることもあります。

肌や毛穴が傷つくと保護するために角質が厚くなり、毛穴を塞いでしまいます。それにより毛先が肌表面に出られなくなり、埋没毛ができてしまうのです。

また、毛抜きを使うと毛の途中で毛が切れてしまい、皮膚の中に入り込んでしまうことで埋没毛の原因になることも考えられます。 カミソリは肌を傷つけてしまうことで埋没毛ができやすく、カミソリで処理した毛先は尖ってしまうため皮膚の内側に入り込んでしまう場合も。肌を傷つけやすいため注意が必要です。

皮膚の乾燥

皮膚が乾燥して硬くなることで、毛が皮膚を突き破れなくなり、埋没毛になることもあります。
たとえば、レーザー脱毛をしたあとにそのまま放置すると乾燥してしまうため、注意が必要です。

また、ワックス脱毛は性質上、剥がす時に肌の表面も一緒に剥がしてしまいます。肌に負担がかかりターンオーバーを乱してしまいます。それにより角質層が厚く硬くなることで埋没毛ができやすくなってしまいます。

埋没毛ができたらどうすればいい?

埋没毛にはどのように対処したら良いのでしょうか。また、取り出し方にも注意が必要です。以下の対処法を試していきましょう。

ピンセットで無理に取り出すのは避ける

埋没毛を自分で取り出すのはリスクが大きいため、ピンセットなどで無理に毛を取り出したり、爪で引っ張り出すなどの行為は絶対に避けましょう。

無理に毛を取り出すと、皮膚や毛穴にダメージを与えてしまい、雑菌が繁殖することで炎症や毛のう炎などの肌トラブルに発展しかねません。

たとえ毛を取り出すことができても、肌にかかる負担やダメージが伴い、色素沈着や跡が目立つ可能性もあります。また、角質が厚くなって毛穴が埋まれば埋没毛が再度起こってしまうことも考えられます。

無理に取り出そうとせず、他の方法で取り出すようにしましょう。

肌の代謝で自然な排出を促す

肌のターンオーバー(生まれ変わり)により自然な排出を促すのもひとつの方法です。 ターンオーバーにより肌が生まれ変わるまでに時間はかかりますが、自然と治っていく場合がほとんどです。

肌が乾燥しているとターンオーバーが乱れやすくなるので、サイクルが正常な周期でできるように日頃から保湿ケアを心掛けましょう。

ピーリングで優しくケアする

埋没毛はAHAや酵素などのピーリング作用のあるスキンケアで、古い角質を除去する方法も有効です。古い角質を無理なく剥がすことで除去し、皮膚の下に埋没していた毛が表面に出やすくなります。

ただし、毎日使用したり、強くこすり過ぎると肌に負担をかけるので注意が必要です。頻繁に使用することで肌を傷めてしまうので、製品の使用頻度を確認した上で、適度に使用するようにしましょう。

肌をしっかり保湿する

肌を保湿することも埋没毛の対処法になります。埋没毛は厚くなった角質によって毛穴の出口が塞がれてできてしまいます。

そのため、保湿ケアで硬い角質を徐々に柔らかくすると、自然とムダ毛が肌表面に出やすくなるので、保湿ケアは念入りに行いましょう。

埋没毛は放置しても大丈夫?

埋没毛は炎症がなければ放置しても問題ありません。

埋没毛を放っておくと、肌が生まれ変わっていく中で元の状態に戻っていくことがほとんどです。毛をひっぱるなど物理的な刺激は与えないようにしてターンオーバーを促していけるよう、保湿や健康的な生活を心がけましょう。

埋没毛を予防するにはどうしたらいい?

埋没毛ができないようにするためにはどのようにすれば良いのでしょうか。ここでは、具体的な方法を紹介します。

ムダ毛は電気シェーバーで処理する

埋没毛はムダ毛の自己処理をしたときのダメージが原因で起こることが多いです。カミソリや毛抜きでのお手入れは刃が直接肌を傷つけてしまい、負担になってしまうリスクがあります。

そのため、自己処理する際はなるべく肌に負担をかけないようにしましょう。 自分でムダ毛を処理する場合は、電気シェーバーがおすすめです。

刃が直接肌に触れない構造になっているため、肌表面の角質層を傷つける恐れが少なくなります。それにより、埋没毛になる可能性も低くなるでしょう。

どうしてもカミソリを使いたい場合は、シェービングジェルなどを使ったり、逆剃りはしないようにするなどして使うようにしましょう。

除毛クリームはできるだけ避ける

自己処理の方法のひとつとして除毛クリームもありますが、埋没毛を予防したいなら避けた方が無難です。

除毛クリームは、毛に含まれるタンパク質を溶かす成分が配合されているため、毛を溶かすことでムダ毛を処理するアイテムです。

毛を溶かすほど作用が強い薬剤のため、肌に大きな負担となります。それにより肌がカサついて乾燥してしまい、埋没毛ができてしまうこともあります。

保湿や角質ケアで肌をやわらかくする

埋没毛は、肌が乾燥し肌表面が硬くなることで起こる可能性が高まります。

古くなった角質がいつまでも肌表面に残っていることで、肌表面に毛が出にくく埋没してしまいます。肌のカサつきや硬さが気になる方は、保湿や角質ケアを行いましょう。

ピーリングなどを使って角質ケアをすることで、肌が柔らかくなり新しい毛がしっかりと表面に出てきやすくなります。

ただし、ピーリングは頻繁に使うと肌にダメージを与えてしまうため、使用回数や摩擦にはくれぐれも注意しましょう。

自己処理後はしっかり保湿する

ムダ毛の自己処理を行った後は、肌がダメージを受けているため乾燥しやすくなっています。

肌が潤うと肌が柔らかくなり、埋没毛ができにくい状態をキープできるので、自己処理後はボディローションなどで優しくしっかりと保湿することが大切です。

埋没毛ができやすい部位などは、重ねづけすると良いでしょう。

埋没毛を正しくケアし健やかな肌を手に入れよう

埋没毛は肌内部に毛が埋もれているため、自己処理が難しい状態です。

黒くポツポツと目立ちやすく気になるものですが、毛抜きなどで無理やり引っ張ると炎症や腫れの原因になり、さらなる肌トラブルにつながる可能性も。

自己処理では電気シェーバーを使い、保湿を心掛けるなど、肌をいたわりながら丁寧にムダ毛ケアをしていきましょう。

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