ZenSkinクリニックは、美容のかかりつけ医を目指し、患者様一人ひとりの悩みをしっかりとお聞きし、最適な治療を提案しています。今回は、院長の津江知里先生に、クリニックのこだわりや特徴、スキンケアの重要性などについて、お話を伺いました。
幼少期から肌が弱く、
自分で病気を治したいと思い医師へ
――医師を志したキッカケを教えてください。
津江 子供の頃からスキンケアに興味がありましたが、肌が弱くて市販のスキンケアを使うことができませんでした。肌が荒れる時は一瞬ですが、治すのには2、3カ月ぐらいかかってしまいます。子供ながらに「なんで私だけこんなに肌が荒れるんだろう」「どうしたら肌荒れがなくなるんだろう」と思ったんです。今でこそ美容医療が身近になって美容皮膚科もたくさんありますが、当時はそういうことを相談できるころがなかったので、だったら自分で解決できるようになりたいと思ったことから医療に興味を持つようになり、医者になりたいと思ったんです。
――いろいろな科がある中で、なぜ形成外科を選ばれたのですか?
津江 最初は皮膚科も考えたのですが、研修医時代に形成外科を回った時に、とても分野が広いなと思いました。一般的に身体の表面を治療するので劇的な変化をするんですね。しかも、特別な機械を使うわけでもなく、医師の技術で形成していくことがとてもカッコイイと思って形成外科に進みました。形成外科と皮膚科は全く分野が違いますが、一緒に診療させて頂くことが多いので、皮膚科とも関りがある形成外科がいいなと思いました。
――美容医療を始められたキッカケは?
津江 当たり前のことですが、保険診療は病気・疾患である必要がありますが、保険を使うとできることに限りがあるんですね。しかし患者様の要求が高くなってくると自由診療の必要性が出てることがあります。自由診療を行うには心身ともに健康であることが前提ですが、肌の調子が良くなったりコンプレックスが改善されたりすると、気持ちも明るくなることから、美容医療の必要性を感じ興味を持つようになりました。
気軽に相談に来れるような
「美容かかりつけ医」のような存在になりたい
――クリニックを開院したキッカケを教えてください。
津江 気軽に相談に来れるような「かかりつけ医」のような存在になりたいという想いがあったので、開業して自分のスタイルで診療をしていきたいと思って開業しました。今は美容医療が身近になってきて、エステに行ったことがなくても美容クリニックには行ったことがあるという時代になってきました。それはとても嬉しいことなのですが、その分、リスクのことをあまり理解せずに安易に治療されている方も増えているのかなと心配もしています。だからこそ、「美容のかかりつけ医」という存在の必要性を感じています。必ずしも当院で治療をしなければいけないというわけではなく、美容医療の入り口として気軽に相談できるクリニックを作りたいと思ったんです。
――貴院のこだわりや特徴について教えてください。
津江 良いことだけでなくリスクもきちんと説明して、患者様に寄り添った医療を行うことです。今の患者様にとって何が大事なのかということはもちろんですが、5年後、10年後を見据えた治療をご提案することを大事にしています。美容医療は継続して行うものが多いですし、その分経済的負担も大きくなってきますので、長い目で見て患者様にとってプラスになるように、常に患者様に寄り添った医療を心掛けています。
――患者様を診察・施術する上で大切にされていることはありますか?
津江 美容医療はある意味正解がありません。一般的に正しいと思われる基準はありますが、それが必ずしも患者様にとって喜ばしい結果になるとは限りません。ですから、患者様が何を求めているのかをしっかり把握することがとても大事だと思っています。
ただ、美容医療のことをよく分かっていない方や初めての方は、自分がどうなりたいのかが漠然としていてはっきり分かっていない方もいらっしゃいますので、そこは話を聞きながら一緒に考えていって、思い描いたものがきちんと形になるように寄り添っていくことを心掛けています。
――美容医療のやりがいや難しさについて教えてください。
津江 正解がないので、患者様が求めていることと、医療として提供できることにギャップが出てくることがあります。そこを合わせることが難しさでもありますね。あとは、よくあることですが、患者様が「ちょっと治したい」と思われることが医療にとってはちょっとではない場合があるんですよ。やはり結果を求めるとリスクも出てきますので、そういうこともきちんと噛み砕いていけたらなと思っています。
やりがいは患者様が喜んでくださることです。美容医療は決して安いものではありませんし、リスクもある中で治療した後に、良い意味で「また次もやりたい」と言ってくださると嬉しいです。皆さん笑顔が増えて、すごく気持ち的にも明るくなって帰ってくださる姿を見ると、本当に嬉しく思います。
――貴院が得意とする医療サービスについて教えてください。
津江 当院では美容皮膚科の診療のみを行っていますが、注入系が多いですね。当院の患者様は、劇的に変えたいという方よりも、治療したことが周りの人たちに分からないけれど何かキレイになった、というところを目指す方がとても多いんです。ですからダウンタイムがない治療の需要が高いですね。
――スキンケアの重要性はどのようにお考えですか?
津江 一番大事なのは、自分の肌に合ったスキンケアを使って頂くことです。結構、自分に合っていないスキンケアを使っている方が多いんですよ。スキンケアを変えることで肌が劇的に変わったりすることがあるんです。
例えば、乾燥肌の人も、人によって乾燥肌が起きている原因が違ったりします。実はスキンケアが間違っていて乾燥が起こっている場合もあるんですよ。そういう方は、保湿重視のスキンケアをするのではなく、そもそものスキンケアを変えてあげることで乾燥肌が治っていくこともあります。よく乾燥肌の方はこのスキンケア、油っぽい方はこのスキンケアといったりしますが、そんな単純なことではないと思っています。ただ、そうしたことは医療に携わっていないと分からないと思いますので、そういったこともアドバイスして指導していくことが医者の役目だと思っています。
――先生が考える美・美しさとは?
津江 やはり心身ともに健康であることは大事だと思います。自分に自信を持っている方、信念を通して生きている方はとても美しいと思います。ですから、自分に自信を持つキッカケの一つとして美容医療はすごくいいなと思っています。あとは、言葉遣いや所作がキレイな方にも美しさを感じますし、肌質とか髪の毛とかは清潔感を感じる一番大事なところだと思っていますので、清潔感がある方はやはり美しいなと思いますね。
より良く長く受診して頂ける
クリニックにしていきたい
――これから美容医療を受けたいと思っている方へのメッセージをお願いします。
津江 長いお付き合いができるクリニックが必要だと思うので、いろいろなところに行って医師やクリニックの雰囲気など、自分に合うところを見つけて頂きたいと思います。そのクリニックが良い悪いというよりも、自分と相性が良いクリニック、悩みを気軽に相談できるクリニックを見つけて頂くことが大事だと思います。
――今後の展開について教えてください。
津江 クリニックに受診して頂く患者さまにはリピーター様が多くとても感謝しております。通って下さっている患者様にはこれからも受診して頂き満足して頂けるよう、そして新しい患者様との出会いも大切に、今後もより良く長く受診して頂けるクリニックにしていくために、私自身も精進して良い医療を提供できるように成長したいと思っています。まだ開業してそんなに経っていませんので、一つひとつ改善しながらもっと良いクリニックにしていきたいと思います。
ZenSkinクリニック
院長 津江 知里
(つえ ちさと)
経 歴
早稲田大学理工学部中退
久留米大学医学部卒業
慶応大学病院初期研修医
慶応大学病院形成外科入局
独立行政法人埼玉病院形成外科勤務
慶応大学病院形成外科勤務
大手美容外科院長 美容外科、保険皮膚科、美容皮膚科を学ぶ
資格・所属学会
日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAS)
日本美容外科学会(JSAPS)
日本先進医療医師会所属
日本美容外科(JSAS)専門医
アラガン社ボトックス、ヒアルロン酸施術資格
慶応大学病院医療連携協力機関
ZenSkinクリニック
〒102-0093
東京都千代田区平河町2丁目5-5 全国旅館会館1Fビル
TEL: 03-6268-9653
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