お茶の水美容形成クリニックは、大阪・江坂で20年の歴史がある吉井クリニックの分院として2021年7月に開業しました。患者様に寄り添った診療で、開業当初から多くの方が来院されています。今回は、院長の宮脇由佳先生に、開業のキッカケ、クリニックの特徴やこだわりなどについて、お話を伺いました。
内科医である両親の姿を見て医師を志す
――医師を志したキッカケを教えてください。
宮脇 両親が内科医で、母は私が子供の頃に実家の隣で開業しました。今では考えられないことですが、当時、子供だった私にとっては診察室が遊び場だったんです。休憩時間にお医者さんごっこをしたり、診察中に母の後ろをちょこちょこ歩き回ったりしていました。ですから、ずっと母が働く姿を見ていて、子供ながらにカッコいいなと思って自然と医師の道に進みました。
――いろいろな科がある中で、なぜ形成外科を選ばれたのですか?
宮脇 学生の頃は小児科がいいかなと思っていたのですが、研修医の時に全ての科をローテーションで回って一番楽しかったのが形成外科だったんです。先輩の先生方が患者様思いの人たちばかりで、丁寧に手術する姿やカッコよく活き活きと働いている姿を見て、皆さん楽しく働いている科だなと思って形成外科を選びました。
――美容医療を始められたキッカケは?
宮脇 最初は一般的な形成外科を学びたいと思って入局したので、美容にはそれほど興味はありませんでした。ただ、大学のお給料だけでは生活していくのが難しく、入局と同時に医局からアルバイト先を紹介されたのですが、それが美容クリニックだったので、レーザーや美容治療に馴染みはありました。
また、大学にレーザー外来があり、生まれつきアザがある方の治療や美容のレーザーなども担当させて頂いていたので、美容も同時に学んでいった感じですね。
地域の患者様により身近に美容医療を提供し、
大学病院とも連携が取れるクリニック
――クリニックを開院したキッカケを教えてください。
宮脇 御茶ノ水の周辺には美容クリニックが無く、地域の患者様により身近に美容医療を提供したいと考えました。また私と吉井健吾医師が東京大学の医局に属していることから、大学とも密接に連携のとれる場所にクリニックを開業させて頂くこととなりました。
――貴院のこだわりや特徴について教えてください。
宮脇 一番はアットホームなクリニックというところです。特に診察には時間をかけていますし、料金についても適切な価格でご提供しています。当院では、形成外科の知識を持った医師が形成外科的な観点から美容についてもお話できます。また、私は皮膚科も学んでいますし、非常勤の医師も皮膚科の先生がいらしていますので、様々な観点から患者様のお悩みやご要望をお聞きした上で、最適な治療法をご提案しています。また、大学病院と連携が密になっているところも特徴の一つです。
――貴院が得意とする医療サービスについて教えてください。
宮脇 当院は形成外科の治療と美容皮膚科・美容外科の治療を行います。多いのはレーザー系による美肌治療やたるみ治療です。他にも、眼瞼下垂や二重瞼、たるみ取りなど、目の周りの手術もよく行っています。また当院では無料で肌診断機によるお肌の診断も行っています。
――美容医療のやりがいや難しさについて教えてください。
宮脇 患者様が治療後、笑顔で来られて印象がガラッと変わった姿を見た時は本当に良かったと思いますし、とてもやりがいを感じます。難しいところは、医療でできることは限られていますので、患者様のご要望に100%お応えすることができない場合もあります。また、合併症や副作用のこともありますので、どこにゴールを持って行くのかをすり合わせるのが難しいところですね。
悩みや要望だけでなく、
バックグラウンドも聞いて治療方針を提案
――患者様を診察・施術する上で大切にされていることはありますか?
宮脇 患者様のご要望をお聞きして治療方針を決めるので、カウンセリングを含めた診察には時間をかけています。じっくりと時間をかけてお聞きする中で、お悩みやご要望だけでなく、バックグラウンドもお聞きしています。例えば、ダウンタイムがある治療と無い治療がありますが、バックグラウンドをお聞きすることで、この方はどういう治療を求めているか分かるので、治療法のご提案もしやすくなります。
――貴院が考える美容医療におけるホームケアの役割・重要性についてお聞かせください。
宮脇 シミ一つにしても、普段から気を付けている方は、シミが出来るとすぐにクリニックに来られるのですが、普段あまりスキンケアをしていない方は大きな濃いシミが出来てから来られるんですね。そうすると、治療に時間も手間もかかってしまいますので、そういう意味でもホームケアはとても重要です。また、治療後もきちんとスキンケアをしているかどうかで結果が変わってきますので、日頃から気を付けてケアをすることが大切です。
――スキンケアで日常生活において気を付けるべきことを教えてください。
宮脇 自分の肌に合った製品を使うことです。同じ年代でも肌質によって合う製品は変わってきます。ただ、なかなか自分の肌にどんなものが合うのか判断できないと思いますので、お気軽にご相談して頂ければと思います。また、サプリメントも短期間ではなく、長く飲んで頂くと効果も違ってくると思います。
――これから美容医療を受けたいと思っている方へのメッセージをお願いします。
宮脇 なかには、美容クリニックに行くと治療を押し付けられたり商品を買わされたりすると思っている方もいらっしゃいます。当院ではそのようなことは全くありませんので、何かお悩みのある方は、一度ご相談にいらしてください。また、治療で美容医療機械を使いますし、高額な治療もあるので怖いと思われるかもしれませんが、今は治療法もいろいろありますし、必要があれば保険診療に切り替えることもありますので、安心して来てください。
――今後の展開について教えてください。
名前 患者様によっては1回来て良くなると、その後、来なくなる方が多いように感じます。ただ、私たちとしては、治療後の経過観察もさせて頂きたいですし、その上でさらに改善点などをご提案していきたいと思っています。ですから、「またお茶の水美容形成クリニックに行きたい」「お茶の水美容形成クリニックに行けば間違いない」と思って頂けるように、形成外科医の知識と経験を活かした美容医療をご提供していきたいと思います。
お茶の水美容形成クリニック
院長 宮脇 由佳
(みやわき ゆか)
経 歴
2009年 杏林大学医学部医学科卒業
2009年 杏林大学医学部附属病院 初期研修
2011年 杏林大学医学部附属病院 形成外科
2015年 東京西徳洲会病院 形成外科
2020年 都立大塚病院形成外科/てしまクリニック(皮膚科/形成外科)/クリニカ市ヶ谷
2021年 お茶の水美容形成クリニック院長/東京大学医学部附属病院 形成外科 診療医ト
資格・所属学会
日本形成外科学会認定専門医
日本美容皮膚科学会正会員
日本オンコプラスティックサージャリー学会正会員
お茶の水美容形成クリニック
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-4
MPR御茶ノ水駅前ビル9階
TEL: 03-6811-7148
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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11:00~14:00 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ▲ |
15:00~20:00 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ▲ |
休診日:火曜日
▲…日曜祝日は、10:00-13:00/14:00-18:00