美容医療のかかりつけ わたしの名医

【広尾プライム皮膚科】
“クリニックのケアをご自宅で”をコンセプトに開発した「Dr Soie(ドクターソワ)」広尾プライム皮膚科 谷祐子先生

広尾プライム皮膚科は、美容医療歴10年以上の経験豊富な女性医師たちが、患者様一人ひとりの肌質やお悩みに合わせた最適な治療を提案しています。
今回は、院長の谷祐子先生に、クリニック開院した経緯や、オリジナルブランド「Dr Soie(ドクターソワ)」などについて、お話を伺いました。

男女問わず、見た目をキレイにする手助けができるところが美容医療のやりがい

―― 医師を目指したキッカケを教えてください。

子供の頃からずっと音楽をやっていて、高校生の時に音大を見に行ったのですが、友達が筑波大学を受験するので一緒に見に行ったんですね。そのときに、筑波大学の病院を見て、初めて医学部のことや病院で働くということがどんなことなのかを知ったんです。そのインパクトが大きくてとても新鮮で医師を目指すようになりました。

―― いろいろな科がある中で、なぜ形成外科医を目指されたのですか?

私はもともと整外科医なんですよ。一浪して広島大学に進学したのですが、浪人中に膝の半月板の手術をしたんですね。そのときにはじめて整形外科に入院して、面白そうな科だなと思ったんです。
当時、広島大学には形成外科がなかったので整形外科の手の外科という分野をやっていました。それで3年目に国内留学という形で昭和大学の形成外科に1年間通ったことが形成外科医になろうと思ったキッカケです。
そこから美容に行くわけですが、昭和大学にいた時に、フォトフェイシャルの機械が入ったり、レーザー治療をやるようになったり、スキンケア外来をやる機会を頂いたりしたことがキッカケで美容皮膚科をやるようになったんです。

―― 美容医療のやりがいや苦労などを教えてください。

美容って最初はすごく特別なものだったと思うんですね。特に美容外科というのは、一生のうちに1、2回行う治療というイメージでしたし、自分のためにやるという要素が強かったんです。しかし最近は、特に肌の治療に関してはキレイでいることが、すなわち健康や気分が良いことに繋がっていくので、生活に繋がっているところまできたと思うんです。特に男女問わず働いている方の見た目をキレイにする手助けをできるところが面白いですね。
ただ若いころは、人が年を取って変わっていく変化を経験していなかったので、どういうふうにすると、その人にとってベストなのかを判断するのが難しかったです。今は経験を積んで、自分自身も年を取って変化していくことを体験していくと、いろいろなことができるようになりました。

―― 広尾プライム皮膚科のこだわりや特徴を教えてください。

私が院長になったのは2014年からですが、3年ぐらい前からメソセラピーという分野をやっています。これは、もともと1952年にフランスのピストール先生が始められた治療です。皮膚から薬液を入れていくのですが、もともとは特に美容に使われていたわけでなくて、内科の疾患や疼痛の治療に使われていました。それが広まっていって顔とかにも使われるようになったんです。簡単に言うと、注射療法なんですけど、皮膚の浅い部分に注射して薬液を入れていくんです。私は3年ぐらい前から美容に特化してやるようになりました。

谷先生が行っているフレンチショットスキンリニュー

当院のフレンチショットスキンリニュー(肌細胞修復)という治療ですが、これまでの水光注射やナパージュ法などに比べて侵襲が少なく、皮膚のとても浅い層に、均一に薬剤を安定して注入できる施術です。ダウンタイムがほとんどなく、麻酔クリームなどの前処置もなく痛みのないメソセラピーとして注目されています。
そしてメソセラピーの後には、アフターケアでオリジナルブランド「Dr Soie」の保湿クリームを必ず顔に塗っています。

DMAEを配合した「Dr Soie(ドクターソワ)

Dr Soie(ドクターソワ)

―― なぜ、オリジナルブランド「Dr Soie(ドクターソワ)」を作ろうと思ったのですか?

基本的にスキンケアというのは、顔を洗うこと、保湿をすること、紫外線のケアの三つですよね。この三つは普段からするんですけど、それ以上に機能性の化粧品というのが、ドクターズコスメとしてたくさんありますが、使って良いものでリピートできるものが欲しいなと思ったんです。
お肌の悩みをもつ全ての方の素肌をキレイにしたいという想いから、「クリニックのケアをご自宅で」をコンセプトに、クリニックの治療で実際に使われている成分を贅沢に配合しました。 ご自宅でもクリニックと同じレベルのケアができる、実感型ドクターズコスメです。

―― 「Dr Soie」を作るうえでこだわった点や苦労した点を教えてください。

メソセラピーの治療の時によく使っていたDMAEという成分を入れたのが特徴の一つです。最近は、新しくサイボウSAIBOWシリーズも販売しましたが、幹細胞由来のものを入れたりDMAEを入れたりして、少しずつ楽しめるラインナップになっています。
日本の場合は、化粧品に入れられる原料はある程度決まっていますよね。新しい原料を作るのは大変なので、化粧品作りはいかに組み合わせて有益なものにするかというところなんです。
そういう意味では、皆さんに使ってもらえること、そして自分が使って良いものをラインとして作っています。ただ、テクスチャーや香りにはこだわったので、何回か作り直しました。色も天然で出せる色がいいなと思ったのですが、配合によって消えないようにするのは大変でしたね。

―― すべての製品にDMAEが入っているのですか?

主には、モイストリフトプリュスセラムに入っています。あとは、インプレッシヴエマルジョンやプレミアムクリームなんかにも少し入っています。

モイストリフトプリュスセラム
30mL 11,000円(税込)
プレミアムクリーム
30g 6,600円(税込)

―― どのような方に「Dr Soie(ドクターソワ)」を使ってほしいですか?

もちろんクリニックに来られる患者様には使っていただきたいのですが、Dr Soie(ドクターソワ)は男女問わず使いやすいと思います。特に保湿に関しては3種類、化粧水と乳液とクリームがありますし、皮脂が多いときは機能性ビタミンCを使うとか、組み合わせしやすいラインになっているので、その時の肌の状態に合わせて2、3種類を組み合わせて使っていただければと思います。

アミノ酸を主体とした
男性向けの商品も開発していきたい

―― 今後の展開について教えてください。

工藤 化粧品の中に入っている成分は、日本だと漢方とかありますし、西洋だとハーブとか、いろいろあります。その成分が肌にどんなふうに働きかけてきたのか、何百年の歴史があるのでそこを勉強して、メソセラピーやいろいろな治療に活かしていきたいです。
あと、今後は「Dr Soie(ドクターソワ)」で男性でも使えるアミノ酸を主体とした化粧品を作る予定です。コラーゲンとかエラスチンとかヒアルロン酸とか、肌のハリですよね。プロテインを飲んでいる人もいますが、プロテインを分解したのがアミノ酸ですよね。そのアミノ酸は肌も作っていくので、それを入れたものを製品化したいと考えています。

広尾プライム皮膚科 谷祐子先生

広尾プライム皮膚科

院長 谷 祐子(たに ゆうこ)

1993年広島大学医学部卒業、大学病院にて形成外科、整形外科、都内美容皮膚科を経て、2009年広尾プライム皮膚科勤務。

資格・所属学会

医学博士
日本形成外科学会専門医
日本臨床皮膚外科学会専門医
日本美容外科学会会員
日本医学脱毛学会会員
ドイツ医師免許(Approbation in Deutschland)
ドイツメソセラピー協会会員

広尾プライム皮膚科

〒150-0012 東京都渋谷区広尾1丁目1
TEL:0120-255-302

診療時間
10:00~19:00

年中無休 10:00 – 19:00  ( 月~日・祝/年末年始除く)

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