シティクリニックは、最先端治療やインターネット医療等、最新かつ最善の医療手段を取り入れつつ、地域に密着して少しでも多くの患者さんとコミュニケーションを大切にした医院を目指しています。プライマリ・ケアを専門にされている高橋院長先生は、最先端治療だけではなく、通院が困難な方、退院後も自宅療養が必要な方、きめ細かな健康管理を必要とする方のために、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリも実施しています。今回は、院長の高橋基文先生に、プライマリ・ケアを目指した経緯や施術について、お話を伺いました。
安心をすぐ近くにープライマリ・ケア認定医による最先端治療
――医師を目指したきっかけを教えて下さい。
高橋 もともと世話好きという自分の性格や、助産婦をしていた母親の影響をうけています。私が大きくなるころには母は仕事を辞めていましたが、母からは「手に職をつけて働きなさい」と言われていました。それで、自分の世話好きな性格もあいまって、貢献できる医師の世界へ進みました。プライマリ・ケアを選んだのは医学生の時からの素朴な疑問があったから。「なぜお医者さんだけは内科・皮膚科・眼科・婦人科って別れているのだろう。動物の医師は犬も猫も診るのに。」と。そこからプライマリ・ケアに興味を持つようになりました。
――プライマリ・ケアがどういったものか教えていただけますか。
高橋 プライマリ・ケアを分かりやすくいうならばお巡りさん。交通整理をするように来院した患者様を総合的に判断します。そのうえで、今すぐ入院しなければいけないのか、このままここで治療するのか、切らなければいけないのか。もし切るのであればどこの病院がいいのか、もし入院するならばどこの病院のどの先生に診てもらおうとか。そういうように交通整理を担う役です。プライマリ・ケアは患者様にとって入り口。日本の医療制度はあまりにも細分化されていて、目が痛いから眼科へ行き、尿が出にくいから泌尿器科へいくとかそういうことが重なると患者様がたらいまわしになるし、診察券も何十枚も持つ人もいる。それはかわいそうだから、私は知識をつけたり、機械を用意したりは大変だけど患者様を一か所のクリニックで見られるように整備しています。
――貴院の人気の施術を教えて下さい。
高橋 当院では水素の吸引と私が考案した高橋式パンチ切除術が人気ですね。水素は水素濃度が世界一高い1200ppbの機械を2台用意しています。老廃物と水素がくっついて水に変える力があり、とくにニキビや肌荒れ、体に疲れが残りやすい方にお勧めです。抗炎症作用や、美白効果があるということも分かっていますね。15分、30分の回数券を用意しており、このために来院される方も見えます。ほくろの除去に使用している高橋式パンチ切除術はもともと生検で行っているやり方を応用して考案しました。直径6ミリ以下で、診察の上切除可能なほくろであれば、局所麻酔をかけて施術します。切除後1-2時間で麻酔は切れますが、ほとんど痛みはありませんし、なにより縫わないため傷跡が目立ちません。これもプライマリ・ケアをしているので、使いこなせる機械の数も多く、一見関連がなさそうなものでも違う見方や使い方を考えることができるんですよ。
全人医療―ひとりの人を人格や心をもった存在として考えること
――高橋院長先生が大切にされていることはなんですか。
高橋 「木をみて森をみず」という言葉があるけれども、やはり木ばかり見ていると全体像が分からなくなってしまう。総合的に診ることを大事にしているのは、全体を見ているからこそ、この患者さんはこの病気ではなくあの病気、と分かることがあるから。部分的ではなく、原因は何だろうと診ること。結局そのほうが誤診がない。非常に人間の体というものは、一つであるけれども、複合的に訴えてくる。それを六感だけではなく十感くらい持っていろんな角度から見ていかなければならない。患者様の言葉の中に隠されている、ヒントを探して宝物を探し出す。患者様はけっして体だけで悩んでいるわけではないので、その背後に隠れている人間関係などの悩みの原因まで診ています。悩み相談にのることも多いですが、患者様の人生がポジティブに発展していくことが嬉しいですね。
――おすすめのスキンケアや肌の為に行ったほうがいいことはありますか。
高橋 万病すべて同じことが言えますが、無理はしてはいけないです。昔からの言葉にもあるが、よく寝て、よく食べることが大事。今は文明病と呼ばれる成人病もあって、ニキビの人も単に「薬を塗りなさい」ではなく、食生活の聞き取りも当院では必ず行っています。それは食事と皮膚は非常に関連性が高いからですが、偏らない食生活を心がけるのが好ましいですね。食べ物だけではなく、化粧品も、「高いものだから良い、天然ものだからいい」わけではないので、使用している化粧品が安全性をどれくらい研究、認識しているかが大切です。
物事を広くみて、バランス感覚を養うこと
――今後の展望を教えて下さい。
高橋 医療は痛ければ薬をだす、原因を調べるというシンプルで常識的なもの。それには医療を行う医師がバランス感覚を持っていることが大切。これからもプライマリ・ケア認定医として、体だけではなく、心の問題も含めて患者さんに対応していきます。そして、総合的に患者様を診ていくことを伝えていきます。
医療法人社団二葉会 City Clinic
院長 高橋 基文
(たかはし もとふみ)
経 歴
医療法人二葉会理事長・シティクリニック院長
東邦大学医学部卒業
国立成育医療研究センター(旧国立大蔵病院)
東京女子医科大学病院を経て、1989年シティクリニックを開業
昭和大学医学部客員教授に就任
2018年分院として東新宿駅前クリニックを開設
資格・所属学会
日本プライマリ・ケア学会(認定医・指導医)
日本整形外科学会
日本眼科学会
日本抗加齢医学会
臨床ゲノム医療学会
日本臍帯プラセンタ学会など
【素肌が蘇るレーザー治療のすべて】国内初のレーザーの著書
シミ・アザ・ホクロの悩みが消えた!さまざまの症状が実証する画期的な治療効果。時代の最先端を行くレーザー治療で、肌のトラブルを解決し、美と若さを取り戻しましょう。
【がんを疑われたら最初に読む本~プライマリ・ケア医の立場から~】
プライマリケア医として開業してから30年余り。
時代の変化と医療の発展に伴い、不治の病として恐れられていたがんも撲滅に向けた取り組みが始まりました。
マスコミでもほぼ毎日のように取り上げられるようになり、がんに関する書籍も氾濫している中で情報難民も増えている事も事実です。実際に体験した症例を中心に最新医療について一冊にまとめてみました。電子書籍も好評発売中。
医療法人社団二葉会 City Clinic
〒141-0022 東京都品川区東五反田2-2-16 富久屋ニッカビル3階
TEL: 03-3440-2778
JR山手線/東急池上線 五反田駅東口からすぐ
また、高橋基文院長先生は水曜日の午後は東新宿分院にて勤務されています。
詳しくは下記ホームページでご確認下さいませ。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00~13:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ー |
15:00~19:00 | 〇 | ▲ | ー | 〇 | 〇 | ー | ー |
休診日:水曜日 午後、土曜日 午後、日・祝日
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