神戸で約50年、親子2代で患者さまの悩みに寄り添い続けられてきた杉本美容形成外科。一人ひとりの悩みとなりたい姿をしっかりと把握し、「どんな悩みでもオールラウンドに解決したい」とお話される杉本先生に美容医療とホームケアについてのお話を伺いました。
患者さまの悩みに寄り添い、満足いく結果を提供する
――まずはじめに、杉本先生が医師を目指されたきっかけを教えてください。
――貴院の特徴についてお聞かせください。
杉本 当院の特徴は主に二つあります。まず一つ目は、歴史の長さです。私の父が開院して50年、形成外科・美容外科としては神戸でもっとも古いクリニックです。これまで50年間数多く幅広い治療を行ってきた実績と経験をもとに、患者さまの悩みやご要望に沿った治療方法をご提案いたします。
二つ目は、手術・非手術にかかわらず幅広い治療を行っていること。近年の美容医療においては、非手術が主流になりつつあります。しかし、患者さまの理想に寄り添うためには、時には手術も必要です。手術に関しても、部位を限定している医院も多いですが、当院は全身のあらゆるお悩みに対応していますのでご安心ください。部位や手術の有無などにかかわらず患者さまの悩みをトータル的にサポートできる体制を整えています。
――診察や治療時に意識されていることはございますか?
杉本 形成外科や美容外科における治療のゴールは、「患者さまに満足いただくこと」。抱えられている悩みやなりたい姿は患者さまごとに異なるため、一人ひとりのご要望にしっかりと耳を傾け、寄り添うことを心がけています。とはいえ、すべての要望を叶えることが難しい場合も。治療がもたらす結果が心の病気に繋がるケースもあるため、時には理想と現実をすり合わせることも求められます。
形成外科や美容外科の治療においては、副作用を伴う場合もあるためひとつひとつの治療や経過のメリットやデメリットを、時間をかけて丁寧にご説明させていただきます。正解がない分苦労も多いですが、患者さまが結果に喜び幸せになられる姿を見ることは何よりもうれしいです。患者さまの毎日をより幸せにできる存在であり続けたいですね。
――美容医療におけるホームケアの役割・重要性についてお聞かせください。
杉本 肌の悩みは患者さまごとに異なります。理想の肌に近づけるためには、正しい知識を持った医師の指導によるホームケアが必要です。例えば、シミひとつでも種類によって治療法は異なります。そのため、患者さまにはただやみくもに市販のもので治そうとするのではなく、まずは一度医師に相談していただくことをおすすめしています。
患者さまの中には「敷居が高い」「相談するまでに時間がかかってしまった」とお話される方も。私たち医師は患者さまに治療という選択肢をご提供するだけであり、どのような治療をするか・しないかを決断するのは患者さまです。そのため、どんな小さな悩みでもまずは気軽にご相談にいらしていただけるとうれしいです。もちろん、患者さまが納得のいくまでしっかりとサポートさせていただきますので、ご安心ください。
ホームケアでは、肌の悩みに直接アプローチできるアイテムを
――ホームケアアイテムに「10% ビタミンCジェル」と「10% ビタミンCローション」を選択された理由を教えてください。
杉本 前述の通り、使用すべきスキンケアアイテムは肌の悩みや肌質によって一人ひとり異なります。すべての人の悩みにきくような商品は残念ながら存在しません。その中でも、ビタミンCの商品は幅広い悩みにアプローチできるという観点で今回おすすめさせていただきました。
当院オリジナル商品である「10% ビタミンCジェル」と「10% ビタミンCローション」は、10%のビタミンCと肌への取り込みの良いビタミンC誘導体を配合。皮膚をすこやかに保てます。
化粧水として使用していただくことはもちろん、美容液がわりに利用していただくことも可能です。ぜひ、普段のスキンケアに併せてお使いください。
摩擦や紫外線ケアの積み重ねが、未来の「美」につながる
――普段のスキンケアにおいて、大切なことを教えてください。
杉本 何よりも大切なことは、肌への負担を軽減することです。クレンジングや洗顔中も、肌をこするのではなく、なじませながら洗いましょう。患者さまからクレンジングの正しい方法についてよく聞かれますが、「帰宅してすぐ、洗面所で洗う」ことをおすすめしています。長時間メイクをし続けていることは、長時間顔に汚れがついているということと同じで肌によくありません。また、お風呂についている鏡は小さかったり曇っていたりときちんと汚れが取れているか分からず、こすってしまうケースが多いです。そのため、クレンジングはできるだけ帰宅後すぐ、大きな鏡を使って落とすようにしましょう。
――夏に向けて、紫外線対策で大切なことを教えてください。
杉本 紫外線対策は夏だけではなく、年間を通して必須です。日焼け止めの効果は、2〜3時間たつとかなり低下すると言われているため、こまめな塗り直しが必要。最近では、スプレータイプのものも販売されており、手軽に塗り直しができます。SPFやPAの強さを重視する方も多いですが、こまめにケアすることが何より大切です。また、日傘や帽子などを使用して、紫外線をあびないような工夫をしていただくこともおすすめしています。
美しい肌を保つためには、日々の心がけが非常に大切です。また、ニキビやシミなどは治療法が一人ひとり異なるため、まずはご相談ください。日々のケアや過ごし方などのアドバイスもさせていただいています。患者さまの理想に少しでも近づけられるような選択肢をご提供いたします。
杉本美容形成外科
副院長 杉本 庸(すぎもと いさお)
経 歴
広島大学医学部 卒業
神戸大学医学部 第二外科学教室に入局し、同研修の後、神戸大学大学院 医学研究科に入学(外科学)。同修了し、医学博士授与。その後、神戸大学医学部 形成外科学教室に入局し、神戸大学医学部附属病院 形成外科 臨床助手を経て、神戸大学大学院医学研究科 美容医科学講座 特命准教授 就任。
2012年より杉本美容形成外科 副院長
神戸大学医学部附属病院 美容外科 非常勤講師。
資格・所属学会
医学博士
日本形成外科学会専門医
日本レーザー医学会レーザー専門医
日本美容外科学会(JASAPS)専門医、日本美容外科学会 評議員
杉本美容形成外科
〒651-0094 兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5-4-10
TEL: 0120-962-972
TEL: 078-251-1141
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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10:00~12:30 | 〇 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | ー |
13:30~19:00 | 〇 | 〇 | ▲ | 〇 | 〇 | 〇 | ー |
休診日:日・祝日
▲…水曜日は14:00~17:00