美容医療のかかりつけ わたしの名医

【ヒロクリニック】
「病気ではなく人を診る」想いを軸に、診療科の垣根を越えて患者さまに寄り添う

美容医療が以前より身近になった一方で、「保険診療で相談すべきか、美容診療で相談すべきか分からない」「どこに相談すればよいのか迷ってしまう」と感じる方も少なくありません。ヒロクリニックでは、皮膚科・美容皮膚科をはじめ、内科、形成外科、心療内科などの連携を活かしながら、患者さま一人ひとりに合った道筋を提案しています。今回は岡先生に、医師を志した原点から、診療で大切にしていること、美容医療への想い、そして今後の展望まで伺いました。 

命を救われた感謝と、身近な医師への憧れから医師の道へ

――まず、岡先生が医師を志されたきっかけを教えてください。

岡院長(以下、敬称略)私は乳幼児期に熱性けいれんを繰り返し、入院した経験があります。母からは、病院に駆け込んだ瞬間に看護師さんが私を抱き上げて処置室へ走ってくれて、そのおかげで助かったと何度も聞かされて育ちました。後遺症もなく元気に過ごせているのは、あの時の迅速で的確な対応があったからこそだと思っています。 

その後も定期受診で小児科に通っていたのですが、先生や看護師さんがいつも明るくやさしく迎えてくださって、私が興味を持つと聴診器に触れさせてくれることもありました。病院は怖い場所ではなく、私にとっては“先生に会いに行きたい場所”だったのです。そうした経験から、医療がとても身近なものになっていきました。 また、父や祖父母を早くに亡くした経験もあり、人の生死を身近に感じる機会が多い環境でした。。そうした中で、自然と「人の生死に寄り添って、誰かを助けられる医師になりたい」と思うようになりました。 

「病気ではなく人を診る」教えが、今の診療の原点にある

――最初は内科を選ばれたとうかがいました。どのような思いがあったのでしょうか。

もともとは、憧れていた先生のように、長く患者さんを見守れる“かかりつけ医”のような存在になりたいという思いがありました。そのため最初は内科を選び、その中でも膠原病科に進みました。膠原病は全身にさまざまな症状が出る病気なので、特定の臓器だけではなく、全身を診る視点を学べると考えたためです。 

――そのご経験の中で、今の診療にもつながっていることはありますか。

 たくさんあります。大学病院で診療していた頃は、今より治療の選択肢が少なく、重症の患者さんが治療もかなわず亡くなられる場面も経験しました。自分の無力さに打ちひしがれることも多くありましたね。  

そんな時、恩師の先生が「たとえ完治が難しい病気でも、先生に会って話したら元気が出ましたと笑顔で帰ってもらえるような医師でいればいい」とおっしゃったんです。その言葉は今も私の診療の根幹にあります。病気だけを診るのではなく、その方の不安や人生に寄り添って、少しでも前向きな気持ちで帰っていただく。それが大切だと思っています。 

家族の転機をきっかけに、より身近な立場で患者さまを支える医療へ

――現在の皮膚科・美容皮膚科の診療につながった経緯を教えてください。

 大学病院で10年ほど勤務した後、主人が皮膚科の開業を決断したことが大きな転機になりました。同じ頃に、私自身も子育てや母の介護など、ライフステージの変化と向き合っていた時期でした。そうした中で悩みながらも、自分の働き方を見つめ直し、主人の開業を手伝いながら、より身近な立場で患者さんに寄り添う道を選ぶことになりました。 

そのときに皮膚科や美容皮膚科の知識も学びましたが、内科で培った“全身を診る視点”は今も大きな土台になっています。美容医療というと少し特別なものに感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は“近所の身近なかかりつけ医”のように、もっと気軽に相談していただける存在でありたいと思っています。ちょっと気になることを相談していただいて、明日からまた前向きに過ごせるようなお手伝いができたらうれしいですね。 

診療科の垣根を越えた“ワンチーム”で、患者さまのゴールを目指す

――ヒロクリニックのこだわりや特徴について教えてください。

 当院の大きな特徴は、診療科の垣根を越えて患者さんを支えられることです。皮膚科だけでなく、内科、形成外科、心療内科など、それぞれの視点を活かしながら、お一人おひとりに合った道筋を考えることができます。

 たとえば、できもの一つでも、まず皮膚科で炎症を抑え、その後必要に応じて形成外科的な処置を行い、さらに傷跡をきれいにするために美容的なケアを行う、といった一貫したアプローチが可能です。患者さんご自身が「どこに相談すればいいのか分からない」と感じていらしても、最初の入り口から必要な道筋をお示しできるのは、当院の強みだと思っています。

 また、病気になってから治すだけではなく、“未病”の段階でアプローチすることも大切にしています。予防医療や老化対策、遺伝子診断なども含めて、さまざまな医療を身近に受けていただけるように取り組んでいます。患者さんとはゴールを共有しながら、最適で安全な道筋を一緒に考える“ワンチーム”でありたいと願っています。  

美容医療は魔法ではないからこそ、誠実な説明と納得を大切に

――美容医療に携わる中で、やりがいや難しさを感じるのはどのような時ですか。

 この10年ほどで、美容医療はかなり身近なものになってきたと感じています。若い方では脱毛やニキビ、男性ではAGAやひげ脱毛、そして一番多い世代は40代、50代くらいで、シミやしわ、たるみのお悩みでご相談いただくことが多いですね。そうした中で、患者さんが笑顔で帰ってくださることは大きなやりがいですし、長く通ってくださる方が増えているのも大変うれしいことです。 

ただ、美容医療は魔法ではありませんし、保険診療とはまた違った責任の重さがあります。病気を治してマイナスをゼロに戻す医療と異なり、“プラスをよりプラスにする”医療だからこそ、マイナスになってしまうことは絶対に避けなければなりません。だからこそ、メリットだけでなく、リスクやデメリットについてもきちんとお伝えし、ご納得いただいたうえで選んでいただくことをとても大切にしています。 

患者さまと“ワンチーム”で進むために、カウンセリングを大切に

――診察や施術の際に、特に大切にされていることは何でしょうか。

 一番大切にしているのは、患者さんに安心していただくこと、そして満足して笑顔でお帰りいただくことです。数あるクリニックの中から当院を選んで来てくださったことへの感謝を忘れずに、その方の不安を少しでも解消できるように努めたいと思っています。 

また、ただ“お任せ”で進めるのではなく、今のご自身の状態や、どんな選択肢があるのかを理解していただいたうえで、一緒にゴールを目指していくことも大切だと考えています。少ない回数でよりよい結果を出して、それを長く維持していただくためには、患者さんご自身のご理解とご協力も欠かせません。ですので、当院では“チーム”として一緒に進んでゆくことを意識しています。

――カウンセリングでは、どのくらい時間をかけられるのでしょうか。

 内容によって異なりますが、だいたい15分ほどかけてお話しすることが多いでしょうか。すでに受けたい施術が決まっている方もいらっしゃいますし、じっくり相談したい方もいらっしゃるので、その方に合わせて進めています。 また、緊張して先生にはうまく話せなかったという方もいらっしゃるので、スタッフがその後にフォローに入ることもあります。先にスタッフがお悩みを聞いたり、診察後にもサポートしたりすることで、できるだけスムーズに安心して診療を受けていただけるように配慮しています。

理想のゴールへの近道は、日々のホームスキンケアから

――ホームスキンケアの重要性については、どのようにお考えですか。

 少ない回数でよりよい結果を出して、それを維持してゆくためには、ご自宅でのケアもとても大切です。施術だけで完結するのではなく、日々の積み重ねも結果につながる大事な要素です。ですから、当院ではライフスタイルに合わせて、無理なく続けられるケアをご提案するようにしています。 

診察のときや施術中にも、今どのようなケアをなさっているかを確認し、必要があればこうした方が良いということをお伝えしています。もし「やりにくい」「続けにくい」と感じることがあれば、ご一緒に別の方法を考えてゆきたいので、何でも相談していただきたいですね。患者さんと二人三脚で進んでゆくことが、理想のゴールへの近道だと思っています。 

その人らしく、より良く生きることが“美しさ”につながる

――岡先生が考える“美しさ”とは何でしょうか。

 私は、その年齢なりの輝きを持って、より良く生きることが美しさだと思っています。魔法のように10代に戻ることはできませんが、その年齢、その方だからこその美しさは必ずあるはずです。 だからこそ、患者さんのご要望をうかがいながら、その方にとって何が自然で、何がその方らしい美しさにつながるのかを一緒に考えていきたいと思っています。外見だけではなく、その方が前向きに、自分らしく過ごせることが大切なのではないでしょうか。 

悩む時間があるなら、まずは相談だけでも来てほしい

――これから美容医療を受けたいと考えている方へ、メッセージをお願いします。

 「保険診療なのか美容診療なのか分からない」「どこに相談したらいいのか分からない」と悩まれている方は多いと思います。でも、まずは気軽に相談していただきたいですね。当院では、どこから入っていただいても、その方に必要な道筋をお示しできるようにしています。 特に美容については、カウンセリング料はいただいておりませんので、まずは今のご自身の状態を正確に知ることから始めていただければと思います。悩んでいる時間があれば、ぜひご相談だけでも来ていただきたいですし、今の状態や選択肢を知ったうえで、それから考えていただければいいと思っています。そうしたスタートのお手伝いができたらうれしいですね。  

長く通いやすい環境づくりと、安心して相談できる空間を大切に

――実際に通われている患者さまには、どのような特徴がありますか。

 長く通ってくださる患者さんが多くて、三世代で来てくださっている方もいらっしゃいますし、奥さまが通われていて、その後ご主人も来られるようになった、ということもあります。ご家族で待合室にいらっしゃるようなケースもありますね。 一方で、美容のご相談では他の患者さんと顔を合わせたくないというお気持ちの方もいらっしゃいますので、あまりお待たせしすぎないようにして、できるだけ個室のほうへご案内するようにしています。アットホームさはありながらも、プライバシーにはきちんと配慮した環境づくりを大切にしています。 

最新技術を取り入れながらも、“心に届く医療”を大切に

――最後に、今後の展望について教えてください。

 AIを活用した診断など、最新技術はこれからますます進んでいくと思いますし、正確性や利便性という意味では、積極的に取り入れていくべきだと考えています。 ただ、その一方で、人と人とのつながりの中で得られる安心感や、患者さんの人生に寄り添う医療は、機械には代替できないものだと思っています。便利な技術を賢く活用しながらも、人にしかできない“心に届く医療”をこれからも大切にし続けたいですね。  

医療法人社団 福美会 ヒロクリニック

院長 岡 浩子
   (おか ひろこ)

経 歴
1997年 東邦大学医学部卒業
1997年 慶応大学医学部内科学教室入局
2008年 7月 開院

医療法人社団 福美会 ヒロクリニック

〒332-0017
埼玉県川口市栄町3-11-27 Hiro Build
TEL:048-240-6601

診療時間
9:00〜13:00
14:30〜18:00

休診日:木曜日
※上記の診療日が祝日の場合も診療しています。

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    お客様のことを第一に考え、相談しながら本当に必要な施術を提案して喜んで頂きたい

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