美容医療のかかりつけ わたしの名医

みなと元町美容・形成外科クリニック 乜 也院長 乜 紗穂副院長

【みなと元町美容・形成外科クリニック】
一人ひとりの良さを活かした美しさ

みなと元町美容・形成外科クリニックは、さまざまな悩みを抱えている患者様に対して美しく笑顔になれる施術を提供しています。今回は、院長の乜 也(にえ いえ)先生に、クリニックのこだわりや特徴、患者様を診察・施術する上で大切にされていることなどについて、お話を伺いました。

一人ひとりに適した治療を保険診療と
自由診療の垣根を越えて提供していきたい。
形成外科の自分だからできると思う

――医師を志したキッカケを教えてください。

父が外科医、母が薬剤師で、二人とも医療従事者だったので、物心ついた時から自ずと医師を志すようになりました。飛行機を作る仕事に就きたいと思ったこともありましたが、父や母が患者様のために働いている姿を見て、やはり医師は素晴らしい仕事だと思いました。

――いろいろな科がある中で、なぜ形成外科を選ばれたのですか?

研修医はいろいろな科を回ります。その中で形成外科は笑顔になって帰っていく方が多いように感じました。それがとても魅力的で。もちろん病気や怪我が治って健康になれば皆さん幸せになるはずなのですが、慢性疾患だとそこからも闘いは続いたり、治癒しても大きな傷が残るとそれが気になってうまく笑えなかったり。整容面の美しさが人に与える影響は大きいですし、求める方も多いです。自分の技術でそれを提供できた時、患者様も医師自身もすごく嬉しく、前向きな気持ちになれます。そこにすごくやりがいを感じました。

――美容医療を始められたキッカケは?

形成外科は保険診療と自費診療は治療としては重なる部分が多く、保険診療が自由診療に、自由診療が保険診療に活かせることがあります。例えば眼瞼下垂の手術、おでこのボトックスと組み合わせると満足度が上がることも多いです。また、病気で顔が凹んでしまった方に対して、保険であれば手術しかできませんが、美容医療ではヒアルロン酸などフィラー注入で負担の少ない治療をすることができます。美容医療をうまく使うことでより良い効果をもたらすことが多くあるんです。そういう意味で保険診療と自由診療を分けて考えるのではなく、それぞれの良いところをうまく使い分けていきながら治療していく方が、患者様にとっても良い治療が提供できるのではと思ったので、保険診療をしながら美容医療も勉強していきました。これができるのは形成外科の特権であり使命だとさえ思います。

みなと元町美容・形成外科クリニック

――クリニックを開院したキッカケを教えてください。

病院に勤務するようになって、漠然といつかは開業をしたいと思っていました。先ほどの話につながりますが、保険診療と美容医療が分かれている病院が多く、やりたいと思った治療が満足にできないことが多かったんです。患者様に「○○はできますか?」と聞かれた時に、「それは美容医療になるので他のクリニックに行ってください」「それは保険の方が安くできますよ」と答えていましたが、私自身はどちらもできるのにひとつの病院ではできないことにモヤモヤする部分があって開業に踏み出しました。
勤務医だと全身麻酔の大掛かりな手術がメインになってきます。形成外科医として、そこを極めていくのも一つの道ですが、私はどちらかというと顔の施術に興味がありましたし、必要以上にはメスを使わずに治療できたらなという考え方だったので。そこも勤務医より開業の方が向いているかなと思いました。

――貴院のこだわりや特徴について教えてください。

当院では劇的な変化を目指さないことが多いです。どちらかというと、その方の良さを活かした健康的で自然な美しさの提案を目指しています。例えば、眼瞼下垂や二重の切開なども行いますが、ボトックスやヒアルロン酸など適した量を注入して健やかに年齢を重ねていくことを意識しています。
個性や良さを活かしつつ、今の自分、年齢でしか出せない美しさを提供できるクリニックでありたいと考えています。

パーツを見るのではなく、
全体的なバランスを見て施術を提案

――貴院が得意とする医療サービスについて教えてください。

私はヒアルロン酸の施術を多く経験してきました。ヒアルロン酸の最大の良さは、ひとつはダウンタイムが少ないこと、そして負担最小限で目に見える変化をその場で出せることだと思っています。ただし、それには正しい知識と技術、経験が必要です。患者様では思いつかない提案をしたときに、「今まで悩んできたのは何だったんだろう」と喜ばれることも多いです。もちろん一つの悩みに対するアプローチは一つではないので、ヒアルロン酸は、あくまでも施術候補の一つとしてお勧めしています。

――患者様を診察・施術する上で大切にされていることはありますか?

当院ではカウンセリングも基本的には医師が行います。患者様の中で悩みに対してどの施術を受けたらいいか分からないという方が多いんです。同じ弛みという悩みであっても、ヒアルロン酸が適している方もいれば、HIFUをお勧めすることもあります。あくまでも必要なものを必要な場所にお勧めするようにしています。
また、パーツを見るのではなく、全体的なバランスを評価するようにしています。意外と悩まれている部分が他を変えることで活かせることもあるんですよ。自分の顔の観察ってできているようでできていない時もあるので、そのギャップを埋めてあげられるのも私の仕事かなと思っています。

みなと元町美容・形成外科クリニック 乜 也院長

――スキンケアの重要性はどのようにお考えですか?

シミは1回の施術で取れると思われている方が結構多いのですが、そうではありません。レーザーをあてるとダウンタイムがありますし、スキンケアを怠ると再発することもありますので、当院では基本的にレーザーとスキンケアを合わせてお勧めしています。当院ではゼオスキンをメインに扱っていますので、シミの方にはビタミンAやハイドロキノンを合わせた治療を提供しています。他にも、紫外線対策の指導や、肝斑のある方には洗顔方法の指導をしたりもしています。
また毛穴治療に力を入れています。ポテンツァという機械で治療を行っているのですが、スキンケアをできていないと夏に皮脂で毛穴が開く方もいます。やはりスキンケア指導が大事だなと痛感しますね。もちろん皆さんクリニックにいない時間の方が多いので、お家でできるケアを指導することは本当に大切だと思っています。

――先生が考える美・美しさとは?

シミ、シワ、たるみ、この三つが老けて見える原因ですが、すべてなくなるのはかえって不自然なような気がします。あくまでも年相応よりも少し少ない程度が、健康的だったり若々しさに繋がって、それが美しさにも繋がっていくのだと思います。

継続して来て頂いて皆さんとともに
成長していけるクリニックを目指す

――これから美容医療を受けたいと思っている方へのメッセージをお願いします。

昔のようにメスで切ったり縫ったりするだけが美容医療ではありません。今は肌のケアであっても美容医療になりますし、極端にお顔を変えるだけが美容ではありません。形成外科医の私が言うのはおかしいかもしれませんが、手術をしないに越したことはありません。もちろん手術でしか解決できない悩みもありますが、そこは形成外科専門医として手術もできるという立場からきちんと判断していきます。
例えば、お化粧のノリが悪いといったことでも構いませんので、気軽にご相談に来てください。少しの変化で毎日が過ごしやすくなることもあるかと思います。
受診してすぐに手術ということはありませんし、あれこれ強制することもありません。あくまで美容はご自身のためであってほしいですし、一人ひとりのお悩みやライフスタイルを考えたご提案をさせて頂きます。

――今後の展開について教えてください。

当院は1回来たら終わりではなく、継続して来て頂いて皆さんとともに成長していけるクリニックを目指しています。カットやシャンプーをしに定期的に美容院に行くような感覚で、肌のメンテナンスやヒアルロン酸やボトックスを打ちに来てほしいです。お肌の状態、お顔の弛みなど日々変わっていくものです。ですので定期的にメンテナンスに来てもらうことで、数年後、周りの方と比べてシワが少ない、元気に若々しく見えることに繋がっていきますので、継続して通って頂けるクリニックにしていきたいと思っています。

みなと元町美容・形成外科クリニック 乜 也院長

みなと元町美容・形成外科クリニック

院長 乜 也
   (にえ いえ)

経 歴

広島大学医学部医学科卒業
神戸市立医療センター中央市民病院形成外科
京都大学医学部附属病院形成外科
宇治徳洲会病院形成外科
京都南病院形成外科
シェリビューティークリニック

資格・所属学会

日本形成外科学会認定形成外科専門医 学校法人専門学校大阪医専講師

みなと元町美容・形成外科クリニック 乜 紗穂副院長

副院長 乜 紗穂
    (にえ さほ)

経 歴

香川大学医学部医学科卒業
京都大学医学部附属病院
大阪赤十字病院
京都大学医学部附属病院形成外科
福井赤十字病院形成外科

資格・所属学会

日本形成外科学会 会員

みなと元町美容・形成外科クリニック

みなと元町美容・形成外科クリニック

〒650-0022
神戸市中央区元町通5丁目3-3
TEL: 078-515-6025

診療時間
10:00~13:00
14:00~18:00

休診日:火曜、日曜日は隔週、その他不定休
△…予約診療のみ

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