美容医療のかかりつけ わたしの名医

【銀座よしえクリニック】
必要なものを必要なだけ正しく取り入れてほしいと思って開発したオリジナルコスメ「YC」 銀座よしえクリニック 廣瀬嘉恵先生

銀座よしえクリニックは、「“一緒に”美しくなることを楽しんでいきたい」をコンセプトに、患者様の悩みに向き合い、一人ひとりに合ったクオリティの高い医療を提供されています。今回は、総院長の廣瀬嘉恵先生に、医師を志したキッカケやクリニックを開院した経緯、オリジナルブランド「YC」などについて、お話を伺いました。

中国で開催された学会が縁で東京大学医学部大学院へ留学

――医師を目指したキッカケを教えてください。

廣瀬 私は中国出身なのですが、私が子供の頃の中国は病院も医療の資源も少なかったので、病院にかかるのが大変だったんです。そこで身内に医療関係者がいるといろいろ便利なので、私の意志というよりも両親の勧めで医学部に進みました。

――中国から日本に来られた経緯を教えてください。

廣瀬 私が医者になった年に、勤務していた病院で国際小児医療シンポジウムが開催されて、世界各国から有名な教授が来られました。日本からも東京大学医学部の教授が来られて、少し日本語が話せた私がお世話をさせていただいたんです。その時のご縁で、東京大学医学部大学院で勉強させていただくことになったんです。

――日本に来られて、中国と日本の医療の違いを感じたことはありましたか?

廣瀬 今から30年以上も前のことですが、日本は医学に関して先進国ですのですごく差を感じました。技術的なことはもちろんですが、患者様との接し方も中国とは違いました。先ほどもお話したように、中国は医療資源が少なかったので、良い医者に診てもらうのが難しく、医者や看護師は立場が上というような意識がありました。しかし日本は、そのようなことが全くなく、私が留学した東京大学医学部大学院の先生方は皆さん親切でした。そういう意味では知識や技術だけでなく、いろいろな面で勉強になりました。

日本初の大学病院に美容医療を取り入れるチームの一員として携わる

――小児科から美容皮膚科に進まれたのはなぜですか?

廣瀬 東京大学を卒業して医師免許を取得して、学位を取ってからは聖マリアンナ医科大学で免疫学の研究をしていました。小児科、内科、皮膚科などいろいろな選択肢があったのですが、妊娠を機に、当直が少なくて免疫学とも関連性が強いということで、東邦大学付属大橋病院皮膚科の医局に入りました。ちょうどその年に欧米で進んでいた美容皮膚科が日本に入ってきたんです。当時、皮膚科の准教授だった先生からどうしても取り入れたいので、私にやってほしいと言われて、美容皮膚科とはどんなものなのか勉強することになったことがキッカケです。東邦大学付属大橋病院は日本の大学病院で初めて美容医療を取り入れたのですが、そのときのチームの一員としてその立ち上げに携わらせていただきました。

――美容医療のやりがいを教えてください。

廣瀬 患者様がキレイになって喜んでくださることがすごく励みになります。例えば、シミを取ることで外に出ることが楽しくなるなど、治療でコンプレックスが解消されることで、明るく活き活きして、その人の人生がネガティブなサイクルからポジティブに変わっていく姿を見るとやりがいを感じます。患者様と一緒に楽しんでいけるところがやりがいですね。
美容医療は今よりも良い状態に持っていってあげることです。その方法が昔はエステでしたが、今は医療の方法を駆使してよりクオリティの高いlifeを提供しています。

蓄積された知識・経験・技術と最先端の医療の両面から、幅広い治療に対応

――なぜご自身のクリニックを開院されようと思われたのですか?

廣瀬 大学病院は良い面もたくさんありますが、いろいろな制限もあるため、私がやりたい治療ができないこともあります。例えば、レーザーとかを駆使していろいろな治療をしたくても、大学病院ではできないこともあるので、それなら自分で開院してより良い医療を提供したいと思ったんです。

――銀座よしえクリニックのこだわりや特徴を教えてください。

廣瀬 私が開院した当時は美容皮膚科が少なく、時代とともに新しい治療法が出てくる中で検証しながら取り入れてきました。また、最先端の再生医療にも取り組んでおり、今までの蓄積された知識・経験・技術と最先端の医療の両面から、幅広い治療に対応できることが当院の一番の特徴です。

機能性があってより安全なものを作って、患者様に提供したい

銀座よしえクリニック

左から、YC薬用ホワイトミルクTA 120ml 8,800円(税込)、YC薬用ホワイトローションTA 150ml 7,700円(税込)、YC薬用ホワイトクリームTA 50g 13,200円(税込)、YC リッチオールインワンジェル 80g 9,900円(税込)

――なぜ、オリジナルブランド「YC」を作ろうと思ったのですか?

廣瀬 大学にいた頃から、ピーリング剤やビタミンCの製品など、全部自分たちで調合するなど、肌に関わる基礎研究をしてきました。ですから、私にとってオリジナルコスメを作ることは、ある意味当たり前のことだったんです。既製品と違って、自分で作った製品はどの成分をどのような配合で作っているかが全て分かっているので、何かあった時に対応しやすいというのもあります。また、治療後のホームケアはとても大事です。そのためには、機能性があってより安全なものを作って、患者様に提供したいと思ったんです。
「YC」は、「短時間で手間のかからないケア」「いろいろ揃えなくても良い、手軽で身軽なセット」「正しいこと、シンプルなこと」「あらゆる環境に乱されない、肌そのものの強さを手に入れること」というコンセプトのもと開発しました。必要なものを必要なだけ正しく取り入れてほしいと思っています。

――「YC」を作るうえでこだわった点や苦労した点を教えてください。

廣瀬 保存性ですね。余計なものは入れたくないという思いがありました。ただそうすると、安全性、保存性というものがテーマになってきます。当時は、防腐剤もないので、冷蔵庫で保管していましたが、患者様から面倒くさいと言われることもありました。ですから、余計なものを入れずに安定して保存するところは苦労しましたね。あとは有効性を高めて刺激性を下げる、このバランスも難しかったです。

銀座よしえクリニック

YC 薬用ホワイトTAトライアルセット 2,310円(税込)

――患者様にスキンケアについてどのようなアドバイスをされていますか?

廣瀬 私は、過剰にやることはお勧めしていません。ホームケアの基本的なことは「保湿をしっかりすること」「キレイに洗浄すること」です。ただ、過度にやりすぎてしまうと、逆に肌が弱くなったり荒れたりすることもあります。例えば、患者様から「ダブル洗顔はどうなんですか?」と質問されることもありますが、お化粧をしているときはダブル洗顔したほうが良いと思います。ただ、メイクをしていない朝までやる必要があるかというと、一晩寝て少し分泌物は出ていますが、ダブル洗顔までは必要ないと思います。いろいろ誤解されていることもあるので、その人の肌の質感などを診て、必要なアドバイスをするようにしています。

患者様のことを理解して思いやり、質の高い技術を提供する

――今後の展開について教えてください。

廣瀬 今はクリニックの数も増えて展開をしていますが、クオリティの高い医療を提供するというビジョンは変わりません。ですから、スタッフの知識や技術、心を込めた治療プランニングなど、教育には力を入れています。患者様のことを理解して思いやりのある接し方をした上で、質の高い技術を提供することを、これからも続けていきたいと思います。

銀座よしえクリニック 廣瀬嘉恵院長

銀座よしえクリニック

総院長、
銀座二丁目院 院長

    廣瀬 嘉恵
  (ひろせ よしえ)

経 歴

1989年 東京大学医学部大学院入学
1995年 東京大学医学部大学院卒業、博士号取得
1998年 東邦大学付属大橋病院皮膚科勤務 2001年 河北総合病院出向
2003年5月 東邦大学付属大橋病院皮膚科勤務
2003年5月 医療法人社団 優恵会 ひろせ皮フ科開設
2008年4月 医療法人社団 優恵会 ベル・ポークリニック理事長就任
2012年5月 医療法人社団 優恵会 銀座よしえクリニック院長就任
2015年1月 医療法人社団 優恵会 銀座よしえクリニック総院長就任
2020年2月 医療法人社団 優恵会 銀座よしえクリニック銀座二丁目院院長就任

資格・所属学会

日本皮膚科学会会員
日本美容皮膚科学会会員
日本美容外科学会会員
国際抗老化再生医療学会会員
日本再生医療学会会員

銀座よしえクリニック

銀座よしえクリニック

〒41-0031 東京都品川区西五反田4-31-17 MYビル2F
TEL: 0120-398-885

診療時間 日・祝
10:00~13:00
15:00~20:00

休診日:木曜日、日・祝日
▲…土曜日午後は14:00-18:00

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