しのぶ皮膚科では、培ってきた豊富な経験を活かし、小さなお子様からご高齢者までが受診する一般皮膚科診療の一方、自然でありながらも劇的に美しくなる美容医療にも積極的に取り組んでいます。
「訪れた人全員を笑顔にしたい」をモットーにお一人お一人、誠心誠意向き合い、最適な医療を提供しているしのぶ皮膚科院長 蘇原しのぶ先生にお話を伺いました。
医師としての原点は尊敬する父の姿
―― なぜ医師という職業を選んだのですか?
蘇原 医師の道を志したのは尊敬する父の存在があったからです。
父は糖尿病を専門とする内科医で、院長として地域に根差した病院を経営しておりました。
父は常に患者様に対し真剣に向き合い、症状に合わせてあらゆる手だてを尽くしていました。
患者様には優しく接し、病気の苦しみから救う、笑顔にする。そして感謝される。
幼い頃からこのような父の姿を見て育ったことが、医師としての私の原点であり、揺るがないベースとなっています。私が考える医師の在り方とは「人を助ける、笑顔にする」ということに他なりません。
人生をかけて没頭した白斑治療
―― 美容皮膚科医なられたきっかけはどのようなことからですか?
蘇原 実は最初から美容皮膚科を目指していたわけではありませんでした。皮膚科医として大学病院に勤務し、日々多くの外来患者様の様々な皮膚疾患の治療を行ってきました。そのような中、皮膚の色が白くまだらに抜ける「白斑」という難治性の皮膚疾患に苦しむ患者様を目の当たりにし、何とか自分の力でこの白斑治療を進歩させることはできないかと思い、白斑治療に人生をかけるつもりで白斑治療を専門とする病院へ移りました。それからというもの寝る暇も惜しんで白斑治療と研究に没頭する毎日でした。
突然美容皮膚科医に。
真の「人助け」とは
蘇原 白斑治療に没頭する毎日を送っている中、突然その病院が美容皮膚科を新設することとなり、私が全てを任されることとなりました。
急な話で最初は戸惑いましたが、もともと好奇心が旺盛な性格です。美容皮膚科もやるとなったら、とことん極めたいタイプの私は、ヒアルロン酸、ボトックス、レーザー、形成外科手術、
ありとあらゆる美容医療を学び、取り入れていきました。本当に多くの患者様に治療を行いました。中でもヒアルロン酸注入は入れ方次第で瞬時に10歳若返ることも可能です。劇的に美しくなられたときの患者様の喜びようは大変なもので、
次に来られるときには、表情や服装、髪型からメイクまですべて変わって別人のように輝いておみえになります。また、美しくなったことで専業主婦から起業されるなど社会に出られる方もとても多くいらっしゃいますね。それはもう感動の連続でした。美容医療の現場に身を置いたことで、病気を治すことだけが人助けではない、心まで含めた、真の人助けが出来るのは「美」だと確信したのです。
訪れた方が笑顔になれるような
クリニックを目指して
―― なぜご自身のクリニックを開院しようと思われたのですか?
蘇原 その患者様へ最適な医療だけを提供したいというのが大きかったですね。患者様にとって不要なことは避けたい。勤務医時代には治療方針に疑問を感じることも多々ありました。
それまでに大学病院や総合病院の皮膚科、美容皮膚科専門のクリニックと数多くの治療に従事してきた経験があったため、
開院するなら一般皮膚科診療も美容医療の提供も幅広く対応したい。困ったことがあったらかかりつけ医として何でも相談できて、訪れてくださった方が笑顔になれるようなクリニックにしたいと考えていました。
そのような折、以前共に働いていた看護師さんや、勤務先が変わっても長年ついてきてくれた患者さんが協力してくれるといってくれたのです。スタッフや患者さんからも「先生、開業した方が良いですよ。」とのお声に後押しされ、2016年に港区白金にクリニックを開院することができました。
繊細な技術と感性の融合。
あくまでも自然、でも劇的に美しくなる
―― ヒアルロン酸注入で有名なしのぶ先生ですが、ここが違うというところはどこですか?
蘇原 自分で言うのもなんですが、私は手先がとても器用なのです。細かい作業が大好きで、絵画や裁縫も得意なので、そもそも向いているのだと思います。
また、注入する前に、仕上がりのイメージをしっかりと持って行います。常に「注入したことがわからないほど自然、でも劇的に美しくなること」を念頭に置いています。
ヒアルロン酸の場合、希望部位がどこであっても、その部位だけ良ければいいというわけではなく、トータルでその患者様が美しくなっていなければ意味がないので、イメージできるかどうかはとても重要ですね。また、注入をしながら感覚的な判断を繰り返していくのでそのための細やかな感性が必要です。
特に私が得意とする涙袋の注入は、細かい血管が多く、デリケートな部位なため技術的にも難しいのです。仕上がりのイメージや感覚的な判断はもちろんのこと、細心の注意を払いながら、内出血を起こさないように注入していく技術を持ち合わせている必要があります。
自分が持って生まれた手先の器用さと感性を最大限にいかせる施術です。
基本のケアを正すだけでも
肌は応えてくれる
―― 看護師さんへ質問です。施術で美しくなった患者様にどのようなスキンケアのアドバイスをされますか?
黒田 毎日のことですので、基本のスキンケアを正しくするだけでも肌は改善していきます。
普段のお手入れ方法をお聞きすると、正しい洗顔が出来ている方が少ない印象を受けます。特に摩擦は肌にかかる負担が大きく、シミや肝斑が悪化しますので洗顔時や、スキンケアの際はこすらないようにお伝えしています。
特にニキビや、脂性肌の方には洗い過ぎの方が多くいらっしゃいます。洗顔は朝と夜の2回まで。洗顔料を良く泡立て、優しく洗ってくださいと指導しています。
また、紫外線は、しみ、そばかすの原因となるほか、
しわやたるみと言った老化の要因ともなるため、日焼け止めは必須です。つける量や塗り直しの重要性などをお伝えしております。
アスタキサンチン&フラーレンを
メイン成分としたオリジナルコスメ。
―― 貴院のオリジナルコスメについてお聞かせください。
蘇原 肌を改善することだけを考えてつくりました。ですので、香りやテクスチャーは後回しです。
メイン成分はアスタキサンチンです。肌を衰えさせるのは、活性酸素に他なりません。紫外線・廃棄ガス・ストレス・不規則な生活習慣全てが活性酸素を生み出します。ですので、抗酸化以上に大切なことはないのです。鮭・いくら・カニなどに含まれるアスタキサンチンはビタミンCの6000倍の最強の抗酸化力があることは有名です。鮭が数年間紫外線の強い海水を泳ぎ切り、産まれた川に戻るのは、アスタキサンチンの力であります。また、抗酸化力でノーベル賞を受賞しているフラーレンも配合しています。フラーレンはビタミンCの数百倍の抗酸化力でありますが、ビタミンCよりも約20時間抗酸化作用が継続するし、肌の劣化を食い止めます。
このように肌の強い味方となるにアスタキサンチン&フラーレンをふんだんに配合しているのが、私のコスメです。
クリームのベース基材は皮膚科医としてはワセリンしかありませんでした。ワセリンは生傷につけられ、アレルギー検査のコントロールとして使われるほど安心安全で、怪我や火傷の治療にもよく使用します。
また、ワセリンのみを使用する美容法があるほど肌の保湿・保護・改善に優れています。多少べたつきますが、「べたつくものほど効果が高い」のが外用薬の基本です。肌改善を実感していただく為にはワセリンをベースに有効成分をたっぷり配合することが、もっとも良いと考えて作りました。
ソープは、こすらないことが何より大切ですから、「泡タイプ」。
そして勿論「ノンコメド」であります。ニキビの方、皮脂や毛穴が気になる方、しみ・クスミを良くしたい方、つまり皆さまにお勧めです。
SHINOBUアスタキサンチン
ザ ソープ
ヒアルロン酸含有・ノンコメド
4,400円(税込)
アスタキサンチンSHINOBU
クリーム(保湿クリーム)
ヒアルロン酸・高精製ワセリン含有
5,500円(税込)
お買い求め頂けます
当院から笑顔の輪を広げたい。
―― 今後の展望をお聞かせください。
蘇原 いつも、当院に一歩足を踏み入れた人全員が笑顔になってもらいたいと思っているんです。それは、患者様だけに限らず、一緒に働くスタッフやお取引先の営業さんも、全員です。
幸せって伝染するんですよ。当院に来て下さった方が笑顔になって、家に帰ると周りにいる家族も笑顔になる。みんなが幸せになることが私にとっての一番の幸せなのです。
私は人を笑顔にするために医師になりました。
ここに来て下さる皆様の笑顔が今よりもっともっと大きくなっていったら最高ですね!
しのぶ皮膚科
院長 蘇原しのぶ(そはら しのぶ)
経 歴
平成15年3月 東海大学医学部卒業
平成15年4月 北里大学皮膚科
平成18年 獨協大学病院皮膚科
平成26年 白斑専門病院新宿皮フ科副院長
平成28年 しのぶ皮膚科開業
所属学会・資格
日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医
Aptos糸認定医・マスター指導医
厚生労働省認可 アラガン社 ヒアルロン酸・ボトックス マスター認定医
しのぶ皮膚科
〒108-0073 東京都港区三田5丁目2−18 三田ハウス104
TEL:03-6453-6955
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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10:00~13:00 | 〇 | 〇 | 〇 | ー | 〇 | △ | ー |
15:00~19:00 | 〇 | 〇 | ー | ー | 〇 | △ | ー |
△ 土曜:9:30~13:00/15:00~18:00
【休診日】木曜・日曜