HADA LOUNGEクリニックは、安全でなおかつエビデンスに基づいた治療を提供しています。さらに、美容医療では珍しい定額制を導入したクリニックです。今回は、院長の竹村昌敏先生にクリニックの特徴やこだわり、美容医療のやりがいなどについて、お話を伺いました。
麻酔科から整形外科、そして美容医療へ
――医師を志したキッカケを教えてください。
竹村 高校三年生の時に、人と関わる仕事に就きたいと思ったんです。当時は、人と全人的に関わる仕事で、自分に適しているものは何かって考えた時に医師以外思いつきませんでした。
――いろいろな科がある中で、なぜ麻酔科を選ばれたのですか?
竹村 麻酔科に行こうと思ったのは、全身管理をしっかりやりたいと思ったからです。当時は、麻酔科と救命救急と集中治療が一色単になっているような時代でしたので、麻酔科に入って全体的に人を救うと言ったら大げさですが、全身管理をしっかりできる医師になりたいと思って麻酔科に行きました。
――その後、麻酔科から整形外科に転科されていますよね。
竹村 麻酔科を3年、救命救急を1年やってから整形外科に転科しました。麻酔科、救命救急を経験して、当時は患者様の治療のプロセスの一部を担当するというような状況で、最初から最後まで患者様を診られる科に興味を持ったんです。救命救急時代に整形外科の先生にお世話になることが多かったですし、外科的な手技にも興味があって整形外科に転科しました。
――美容医療を始められたキッカケは?
竹村 整形外科で患者様を診ながら、病的皮膚に関するオンライン診療の分野の研究をさせて頂いていました。ある程度やって思ったのは、病的皮膚だけでなく正常皮膚でも悩んでいる人がたくさんいるということです。日本は、そこに対するアプローチがいろいろな問題を抱えているのではと思い、美容分野に参入しました。
「マンスリー」「ウィークリー」「デイリー」の定額制を導入
――クリニックを開院したキッカケを教えてください。
竹村 一つはエビデンスに基づいた正しい美容を提供したいと思ったことです。美容医療は、患者様に治療の根拠がきちんと伝わっているのか疑問を持っていました。おそらく肌が良くなるだろうではなく、科学的にエビデンスを持った治療を提供したいと思いました。そして、その提供の仕方として、ずっと携わってきた「医療×IT」の知見を活かすことで、患者様に適切に届けることができると思って開業しました。
――医療×ITについて具体的に教えてください。
竹村 広い分野でいろいろ研究をさせて頂いたのですが、例えばオンライン診療とか、医療の中にアプリを導入していくとか、データ管理を入れるとかですね。あとはVRの研究にも携わらせて頂きました。
――美容医療では珍しい定額制を導入された理由を教えてください。
竹村 美容医療は料金体系がすごく不明瞭だと思ったんです。美容に詳しい人は、複雑な料金体系の中からも自分に必要なものはこれとこれって適した治療を選んでいくことができると思います。しかし、あまり詳しくない人は、肌に対して何らかの治療をしたいと思っていても、複雑な料金体系・治療体系の中で選択に困っているという声を多く聞きました。他にも、美容クリニックに行って相談して、あれもやりたいこれもやりたいと言っているうちに高額になってしまったということもよく聞きました。そこでエビデンスのある治療に絞って、料金を積み上げないで治療ができるところを目指して、定額制にしました。
――「マンスリー」「ウィークリー」「デイリー」と三つのメニューがありますが、それぞれの特徴について教えてください。
竹村 私は、美容は筋トレと一緒で、下地を作るために日々の努力は必要だと思っています。その中で「デイリー」は、日々の飲み薬で必要な成分をしっかり摂っていきます。「ウィークリー」は、定期的な治療でしっかりと肌をケアしていきます。最先端の超音波導入機器「プラソン」を使ったプラズマ&超音波導入や美容注射もお選びいただけます。「マンスリー」は、特に肌で困っていることや大きな問題のところを月に1回ケアしていきます。毛穴洗浄、ハイフ、マッサージピールの中から、お客様のニーズに合わせてお選びいただけます。
私たちは、今の肌の改善だけでなく、5年後、10年後の肌を考えて、どのような治療を選択していくのがいいのかを、ある程度コース的なものを作ってご提案させていただいています。
悩みの本質を聞き出して、それに適したエビデンスに基づいた治療を提案
――患者様を診察・施術する上で大切にされていることはありますか?
竹村 一つ目は患者様から悩みの本質を聞き出して、それに適したエビデンスに基づいた治療を提案することです。そして二つ目は安全性です。せっかく治療に来てくださったのに、治療をすることで逆に肌が悪くなってしまうのは、とても悲しいことなので、そういうことのない治療を提案することを心掛けています。
――美容医療のやりがいや難しさについて教えてください。
竹村 当院では、肌の質がどうなっているかを定量的にチェックするスキンチェッカーを行っていて、患者様自身が数値を見て肌質が良くなっていることを実感して頂けます。ですから、患者様が納得して治療を受けて頂いていることはすごくやりがいを感じています。先ほど申し上げた通り、美容は筋トレと一緒で、怠けると落ちてしまうところがあるので、しっかりと経過を見ていけることはとても大事だと思っています。
難しい部分としては、当院はオープンしたばかりなので、今後どのような治療メニューを増やしていくと、より多くの患者様の肌を良くすることができて幸せになれるのかというところを考えることですね。
――これから美容医療を受けたいと思っている方へのメッセージをお願いします。
竹村 当院では「美肌迷子」という言葉をよく使わせて頂くのですが、肌を良くしたい、どうしたらいいのか分からないという人に、まずは一度来て頂いて当院のメニューの中から選んでやってみてくださいということをご提案しています。それも複雑ではなく、悩みに合わせたメニューやコースを、しかも同一料金内でできるということで、すごく始めやすいメニューだと思いますので、一度ご相談にいらしてください。
――今後の展開について教えてください。
竹村 美容で悩まれた時に、患者様の選択肢の一つに上がってくるクリニックにしていたいです。悩んでいるけどどんな治療をしたらいいか分からない、何から始めたらいいのか分からないという方に気軽に来ていただいて、治療を開始できるクリニックにしていきたいと思います。
HADA LOUNGEクリニック
院長 竹村 昌敏
(たけむら まさとし)
経 歴
2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。
その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。医療×ITを美容医療に導入するべくHADA LOUNGEクリニックを開業。
資格・所属学会
遠隔医療学会
医療情報学会
整形外科学会
麻酔科標榜医
HADA LOUNGEクリニック
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-2-17 602号室
TEL: 0120-939-546
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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