銀座3丁目・BANNAI美容クリニックは、脂肪豊胸専門クリニックとして、バストに関するさまざまな患者様の悩みを解消されています。今回は、院長の坂内誠(坂内将佑貴)先生に、脂肪豊胸専門クリニックとしてのこだわりや施術内容などについて、お話を伺いました。
自分がやりたいことを自由にできるように
脂肪豊胸専門クリニックを開業
――美容医療を始められたキッカケは?
坂内 外科医として消化器外科や乳腺外科などで手術や研究を行っていましたが、プロの占いの師匠に出会い、数年かけて九星気学や風水、生命鑑定を学んだところ、美容医療に向いていることが分かりました。そこから美容医療の勉強を始めたところ、美容医療の才能があることが分かり、絶対にやろうと思ったんです。
――なぜ脂肪豊胸専門にしようと思われたのですか?
坂内 美容医療でも、若返りのフェイスリフト、目周り、ボディなど、いろいろありますが、私にとって何がベストなのか考えた時に脂肪注入や脂肪吸引だと思ったんです。豊胸でもシリコンなどもありますが、やはり不自然さが残ったり発がん性があったりもします。しかし、脂肪豊胸は細い器具で脂肪を吸引して入れるので、これが私の天職だと思いました。
そこから本気で取り組み始めたところ、独自の注入法「BANNAI式オリジナル3D注入法」を開発することができしました。その結果、大手美容外科で全国ナンバーワンになり、国内外から患者様が来れるようになりました。「BANNAI式オリジナル3D注入法」は、2019年の美容外科学会でも発表させて頂き、自分の思い描いているものに近づいていきましたが、大手のクリニックではいろいろな制限もあり、もっと自分がやりたいことを自由にできるように脂肪豊胸専門のクリニックを開業しました。
自然さと美しさを追求していったことで
「BANNAI式オリジナル3D注入法」を開発
――オリジナルの注入法「BANNAI式オリジナル3D注入法」とは、どのような手術なのでしょうか?
坂内 豊胸する時に、ただ脂肪を入れて膨らますだけでは、バストのフレームが限られているので形が不自然で不格好になるんですよ。膨らんで胸はあるので、服を着ている分にはいいのですが、服を脱ぐと形が変なんです。よくあるのが、胸の上の部分に脂肪を入れるパターンです。しかし、胸には乳腺があり、この乳腺は皮膚と大胸筋が癒着しているので、脂肪を注入しても大胸筋が膨らんで胸全体が下を向いてしまいます。結果として、乳首も下を向いてしまうんです。
キレイな形のバストにするためには、胸のフレーム(バージスラインや下乳・外乳)を新しくサイズアップしたものに作り替えないといけません。そこで、私が脂肪豊胸手術用に開発改良を重ねてきた曲がったカニューレを使って、このフレームを作り替えるのが「BANNAI式オリジナル3D注入法」です。そうすると自然でキレイな形のバストになるわけです。手術の回数を重ねてバランスよく作るというのは、私が行う前は誰もいませんでした。ですから、当院で手術された患者様は脱いだ状態が一番キレイなんですよ。いかにも豊胸手術しましたという感じではなく、あくまでも自然に膨らんで胸が大きくなったようになるんです。
――術後のケアは何か特別なことはあるのでしょうか?
坂内 特にありません。例えば、脂肪吸引でレーザーだけを中心にやると、脂肪吸引したところが拘縮と言ってカチカチになってしまったりするのでマッサージをしますが、当院では一番ダメージが少ない種類のアキーセルという機械を使って、身体にすごく優しいオペをしているのでマッサージとかはいりません。
――皆さん、従来の方法で満足されていた中で、坂内先生は、より自然に、より美しくというところに着目されたんですね。
坂内 そうですね。やりながらですが、より自然に、よりキレイになるためにはどうしたらいいかということは考えていました。大手のクリニックにいたので、競争が激しいということもあったと思います。多くの患者様は施術後の写真を見て、うまい先生のところに来ますので、少しでも魅力的なバストにするためにはどうしらいいかという感じでした。最初は高さがでないので、同じ料金、同じ施術でどうやったら高さを出すことができるかというところから始めたところ、高さだけではなくて自然さを出すためには輪郭を自然に大きく成長するようにしないとダメだということに気づいたんです。そうやって、いろいろフィードバックしながらやっているうちに、今の形にたどり着いたという感じです。
――脂肪豊胸が難しい人というのはいるのでしょうか?
坂内 ぽっちゃりしていて胸がない方は変化が分かりにくいですね。あとは、定着ということを考えると、痩せすぎて胸が全くない方も難しいです。脂肪を入れても受け皿がないので、オイルになって吸収されてなくなってしまうんです。ですから、ぽっちゃりしすぎても痩せすぎてしまってもダメなんですよ。
――美容医療のやりがいや難しさについて教えてください。
坂内 病気や怪我と違って、美容医療の場合はやらなくても命に関わることはありません。やる必要がないけれど、コンプレックスを解消するための手助けをしてあげるというプラスαという部分でハードルが高くなります。そういう意味でとても難しいですし、逆にやりがいもあります。
特に女性のシンボルである胸のコンプレックスを解消してあげると、とても元気になって内面も変わり、人生が豊かになる方が多いです。開業してからは最高年齢60歳の方がいましたが、いくつになってもキレイになりたいというのが女性なんですよ。ですから、ハードルは高いですが、女性のシンボライズな胸の悩みを解消すると、その人の人生が豊かになるので、難しいけどやりがいもありますよね。
――患者様を診察・施術する上で大切にされていることはありますか?
坂内 きちんと要望を聞き出して叶えることです。そのためには、写真を見せたりしながら初診の患者様にはカウンセリングに1時間はかけてきちんと説明します。それで納得してもらって手術を行います。
ただし、先ほど申し上げたようにデコルテに脂肪を入れると太ったようにしか見えずセクシーではありませんし、乳首が下を向いてしまいますので、そういった要望があった場合は、プロとして断ってアドバイスをしてあげることを大事にしています。
「BANNAI式オリジナル3D注入法」を
スタンダードにしていくことが目標
――先生が考える美・美しさとは?
坂内 胸に限らず、自然、ナチュラルということが美しさだと思います。その人の持っている美しさをどうやって引き出すかです。変に作ってしまったり、やりすぎてしまったりすると美しくなくなってしまいます。自然美やナチュラルさを追求した結果、「BANNAI式オリジナル3D注入法」ができたので、自然、ナチュラルというのが私の考える美しさです。
――今後の展開について教えてください。
坂内 「BANNAI式オリジナル3D注入法」ができる後進を教育・育成することです。2年前ですが学会の集計では、豊胸手術は年間約8,000件行われています。そのうち、半分の4,000件が脂肪注入、3割がヒアルロン酸、2割がシリコンバックです。今後、何件になっていくか分かりませんが、「BANNAI式オリジナル3D注入法」でシェアナンバーワンを取ってスタンダードにしていくことが目標です。そのためには、私一人では無理なので、直接私が指導して高いクオリティーの手術ができる人を育てていきたいです。そうすることで一人でも多くの患者様の悩みを解消していきたいです。
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック
院長 坂内 誠
(坂内将佑貴)
経 歴
1995年 国立新潟大学医学部卒。外科所属。
2001年 同大学院卒。医学博士取得。European_Journal_of_Immunology
2007年 大手美容外科グループ入職。分院長就任。
2008年 BANNAI式オリジナル3D注入法を開発。以来、数千件の手術経験と実績を持つ
2013年 美容外科専門医(JSAS)取得。
2018~2019年 2年連続で大手美容外科グループ内脂肪豊胸件数NO.1
2019年 このオリジナル手技を日本美容外科学会のシンポジウムで発表日本美容外科学会シンポジウム日本美容外科学会実績
2020年3月 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック院長就任、現在に至る。
資格・所属学会
テキスト
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック
〒104-0061
東京都中央区銀座3-7-16 銀座NSビル4階
TEL: 03-3567-9135
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