浅草駅から徒歩5分。つちやファミリークリニック浅草院は、赤ちゃんからご高齢者まであらゆる年代の方が通う地域に根差した皮膚科クリニック。
一般皮膚科、小児皮膚科、美容皮膚科が設けられ、皮膚トラブルから美容のお悩みまで幅広い医療を提供しています。今回は院長の土屋佳奈先生にご自宅でのスキンケアのポイントや重要性についてお話を伺いました。
赤ちゃんからご高齢者まで幅広い年代のお悩みに対応
―― まず初めに貴院様の特徴についてお聞かせください。
土屋 当院では一般皮膚科、小児皮膚科、美容皮膚科の診療を行っており、一般皮膚科は赤ちゃんからご高齢の方まで様々な皮膚疾患の診療をしています。美容皮膚科も、20代から70代までと年代は幅広く、若い方だとニキビでお悩みの方が多いです。最近は男性の方もシミやイボの治療などでおみえになりますね。
幅広い年代の方たちにご来院していただき、あらゆる皮膚トラブルに対応し、さらに治療のクオリティを上げようと思うと、保険診療だけでは補いきれないところがあります。ご満足いただける医療を提供するために、美容皮膚科の役割は大きいですね。
―― やわらかい色使いとかわいらしい内装が印象的ですね。
土屋 小さなお子様の診療も多いのでお子様達が怖がらずに通いやすいような雰囲気にしたいと考えて、保育園の内装を手掛けている業者さんにお願いしました。
お子様の診療がきっかけで、のちにお母様がお肌のメンテナンスで通い続けて下さるといったことも多いんですよ。
毎日肌に何を与えるのかで将来の肌が変わる
―― 美容医療におけるホームケアの役割・重要性についてお聞かせください。
土屋 毎日のことですから、肌に何を与えていくのかで5年後、10年後の肌が変わってきますよね。化粧品を選ぶ際、香りやテクスチャーを気にされるということもあるでしょうが、将来の肌を考えると、まずは配合されている成分が最も重要です。
美容皮膚科での施術による治療の際も、毎日のスキンケアで肌のベースを整えておくと、治療の効果も出やすいですし、ダウンタイムがあるような治療を行った場合でもダウンタイムが短くて済むのです。
治療効果を最大限に引き出すためにも自分自身で毎日肌をケアしていくことはとても大事ですね。
保湿を基本とし、その上で患者様お一人おひとりのお悩みに合わせたスキンケアを投入していくのが望ましいですね。
ビタミンAを肌に貯蔵していくことで揺らがない肌へ
―― ホームケアにゼオスキンヘルスを選択された理由はなんですか?
土屋 ビタミンA主体の化粧品に出会う前は、化粧品で劇的に肌が改善した経験もありませんでしたし、ホームケアの役割としては保湿がしっかりされていれば良いのではないかと考えていました。しかしビタミンAが十分に配合されている化粧品を使い始めて、化粧品の力を自分自身で実感しました。
使い始めた当初はビタミンA特有の反応があり、ニキビが少しできやすくなったり、乾燥感があったりしたのですが、使用して1カ月程たつと、肌の質感やハリの向上と共に、肌状態が安定し、季節による環境の変化などでも肌トラブルがなくなりました。
ゼオスキンヘルスの製品はビタミンAのタイプや配合量も幅広く取り揃えてあり、患者様に合わせてアイテムをセレクトでき、組み合わせの自由度が高いところが魅力ですね。
短期間で結果をお求めの患者様でしたら、ダウンタイムはあるけれど集中して積極的なケアを行うセラピューティックプログラムをおすすめしますし、ダウンタイムが難しい方は、マイルドに肌をメンテナンスできるプログラムをおすすめします。患者様のご要望に合わせて選択肢が広く用意されているところがいいですね。
スタッフたちにも実際に使用してもらい、肌つやがよくなった、しわが気にならなくなったなど実際に優れた結果が得られましたので、ご自宅で本格的に肌をケアできるスキンケアアイテムとして導入を決定いたしました。
今回のコロナの影響でゼオスキンヘルスのブランド認知が一気に広まり、当院にもたくさんのお問い合わせを頂くようになりました。患者様の中には、SNSでダウンタイム中の画像をご覧になり、皮剥けすることこそが効果に直結すると思っていらっしゃる方も多いですが、必ずしも皮剥けすることが重要なわけではなく、ビタミンAをしっかりと肌に貯蔵していくことが大事です。
美容医療の治療効果も引き上げるビタミンAの力
―― ゼオスキンヘルスはどのような方に特におすすめされていますか?
土屋 ビタミンAの働きは多岐にわたり、健やかな肌の維持のためにとても重要なので、どのような方にでも使って頂けると思います。
小じわや、しみ、くすみといったエイジングサインが気になっている方にもお使いいただきたいですし、ニキビでお悩みの方にもおすすめできます。
当院ではダーマペンという皮膚に極細の針を刺すことで皮膚の自然な修復能力を引き出し、皮膚を若返らせる治療法が人気なのですが、普段からゼオスキンヘルスなどでお手入れをされ、肌にしっかりビタミンAをチャージされている方は、ダウンタイムも短くなり、良好な結果を得られやすいんですよ。
―― 美しい肌を作るために、日常生活において気を付けるべきことがあれば教えてください。
土屋 特に女性の方だとホルモンの変動がありますのでひと月の中でも、肌の調子に波があると思います。その時々に合わせて化粧品を使い分けるのが理想です。揺らぎやすい時期は、刺激の強い物や、使用したことのない化粧品などは控えましょう。皮脂分泌が多いときはビタミンCが配合されているものを選んだり、洗顔料も肌に合わせて変えることができるといいですね。
カウンセリングの際に、患者様自身でも肌状態によって使用する化粧品をセレクトできるようアドバイスしています。
また、一年中紫外線対策は重要だと考えております。特にゼオスキンヘルスといったビタミンA配合のスキンケアを使っている方へは必ず使用するよう伝えています。
なるべく紫外線吸収剤が配合されておらず、肌に負担が少ないタイプの日焼け止めがいいですね。SPF値に関しては、必ずしも50である必要はないと思います。SPF30ぐらいのものがテクスチャーやにおいなどの面で使い勝手が良いものが多いですね。いずれにしても、こまめに塗りなおすことが大事です。
―― ゼオスキンヘルスの中で特におすすめの製品はありますか?
土屋 週に2回ぐらい使うダブルテクスチャーリペアは肌質を全体的に整えてくれる優れた製品です。最近リニューアルし、ペプチドもプラスされてハリも出るようになったので、複合的な肌のお悩みにも対応できます。配合されているマイクロエマルジョン化レチノールは肌へ素早くなじみ、何回か使用すると反応が表れるサイクルも自分自身で把握できるようになるので、タイミングをコントロールすれば、予定があっても支障なく結果を出すことが出来るのでおすすめすることが多いです。
クリニックをもっと気軽に活用してほしい。
―― 患者様へのメッセージをお願いいたします。
土屋 美容医療に対してまだまだ、敷居が高いと感じていらっしゃる方が多いと聞きます。美容室へはどなたも抵抗なく通われていますよね。
クリニックへも同じように気軽にメンテナンスできる場として足を運んでいただけるといいですね。
当院では、もっと気楽にその一歩を踏み出していただけるといいなと考えて、SNSなどで積極的に情報発信をしています。患者様の疑問を解決するなど、患者様とのコミュニケーションの場としてSNSを活用しています。
美容医療を身近にとらえていただき、美容に関して気がかりや疑問がありましたら、お気軽にご相談いただければと思います。
つちやファミリークリニック 浅草院
院長 土屋 佳奈(つちや かな)
経 歴
東京医科大学 卒業
東京女子医科大学 皮膚科 医局に入局
JR東京総合病院 勤務
尾泉医院にて皮膚科診療を開始
資格・所属学会
日本皮膚科学会
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
日本美容皮膚科学会
日本臨床皮膚科医会
日本抗加齢医学会
つちやファミリークリニック 浅草院
〒111-0032 東京都台東区浅草6-9-2 3階
TEL:03-6802-4169
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00~12:30 | 〇 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | △ | ー |
14:00~17:00 | 〇 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | ー | ー |
△ 9:30-13:00
【休診日】水曜・土曜午後・日祝日