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【知らなきゃ損】塗るだけでシワの悩みが解決?!塗る美容成分「アルジルリン」の驚くべき効果とは?

笑った時にできる目じりのシワや、ついついできてしまう眉間のシワに悩んではいませんか?シワが一つあるだけで、表情、顔の印象が大きく変わります。

アルジルリンは、スペインで開発された美容成分で「塗るボトックス」とも呼ばれ、さまざまな化粧品に使用されています。

今回は「塗る」だけでシワのお悩みを解決できると話題の成分「アルジルリン」について解説します。

今回、アルジルリンについて教えてくれたのは

薬剤師 馬場 布由佳 さん

薬剤師
株式会社HOSMARKETI代表
薬機法専門コピーライター/薬剤師

現役の薬剤師として医療現場に携わる顔を持つ一方、薬機法を専門に扱うコピーライターとして、医療メディアの運用サポートに従事。

法律を遵守しながら売り上げ伸ばすコピーライティング提案を得意とし、健康食品や化粧品の薬機法監修、web販売導線設計も行う。

アルジルリンとは

アルジルリンは、スペイン・バルセロナを拠点とする研究所 Lipotecで誕生しました。スペインでは、ボトックスが法律で禁止されているため、ボトックスと同じ働きをするシワ改善成分の開発が積極的に行われていきました。

そこで誕生したアルジルリンは、アセチルヘキサペプチド-3または、アセチルヘキサペプチド-8と呼ばれる植物由来の合成ペプチドの一種です。ボトックス注射に使用されるボツリヌストキシンの基質でもある、タンパク質SNAP-25の断片で、筋肉を動かすうえで重要となる神経伝達物質(アセチルコリン)の放出を抑制してくれる効果があります。
また、肌をより引き締め、うるおいをもたらす効果もあります。

期待できる効果

どんなシワに効果がある?

シワと言っても加齢によるシワ、乾燥による小ジワなどさまざまな種類があります。

その中でもアルジルリンは、表情ジワに効果的と言われています。
表情ジワとは、目尻や眉間・額などの筋肉が大きく動く部分にできるシワのことです。年齢に関わらず表情ジワはできるものですが、肌にハリがなくなると表情ジワが目立ちやすくなります。

アルジルリンが働きかけるのは表情ジワだけのため、たるみによるシワが気になる人、紫外線ダメージによるシワが気になる人に関しては、アルジルリン使用による改善効果の報告はないため、使用には注意が必要です。
加齢が原因でできるほうれい線等には、レチノール、コラーゲン、ナイアシンアミドなどが配合された、ハリや弾力を強化、改善できるタイプの化粧品を使用することで効果が期待できます。

効果はいつから実感できる?

アルジルリンは、塗り続けることで効果を感じられる成分です。効果を感じられる時期は、個人差はありますが、2週間から1ヶ月ほどです。
アルジルリンは、今あるシワにアプローチするだけでなく、これからできるシワの予防にも効果が期待できます。効果が継続する期間については、今のところ大規模な研究は行われていません。

副作用やデメリット

アルジルリンにはボトックス注射と似たような効果、作用があるとご紹介してきましたが、ボトックスのような副作用やリスクがあるか不安に思う方もいらっしゃると思います。
ここではアルジルリンも副作用やデメリットについてご紹介します。

ボトックスは注射製剤のため、即効性はありますが、表情が不自然になってしまうリスクがあります。また、注射による痛みや内出血を伴う場合があります。対して、アルジルリンは、ボトックス注射と同様の働きはしますが、ボツリヌス菌毒素から抽出された成分は一切使用していません。アルジルリン配合化粧品は、塗り続けることで少しずつ効果を発揮し、表情ジワを目立ちにくくするため、急に表情が作れなくなる、固まるといったようなリスクもありません。
また、アミノ酸系の植物由来の成分であり、副作用、危険性も報告されていないため、安心して使用することができます。

アルジルリンは副作用が少ないとされていますが、使用中にかゆみや赤みなどのアレルギー反応が出たり、違和感を覚えたりした場合は、すぐに使用を中止し医師に相談するようにしましょう。

併用できない成分がある?

アルジルリンは、併用不可の成分はありません
効果を高めるために、マトリキシルといった、コラーゲン生成ペプチドなどと組み合わせて使われることがあります。
しかし、アルジルリン配合化粧品でも、商品によっては他の成分が影響し、併用できるはずの成分と併用できない場合があります。必ず商品の使用方法や注意事項を読んでから使用しましょう

シンエイクとの違い

アルジルリンと同じようにシンエイクも「塗るボトックス」と呼ばれる成分です。

シンエイクは、スイスの製薬会社であるペンタフォーム社が蛇の毒が筋肉を弛緩させる働きを応用し開発しました。実際の蛇の毒が入っているのではなく、ペプチドを数種類組み合わせ、蛇の毒の化学構造に似たものが開発されました。
アルジルリンより後に開発されたものがシンエイクですが、両者の違いや比較を決定的に示す根拠のあるデータは今のところありません。 商品のテクスチャーや形状など、自分のライフスタイルにあったものを選ぶといいでしょう。

毎日のケアで表情ジワ対策を!

アルジルリンは、毎日のケアに取り入れることで、気になる表情ジワを目立ちにくくする成分です。
表情ジワが気になるけど、美容医療に抵抗がある方や注射が苦手な方に嬉しい成分です。アミノ酸からできているため、安全性も高く、安心して毎日のケアに取り入れられます。
アルジルリンで表情ジワ対策をしてみてはいかがでしょうか?

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