美容医療のかかりつけ わたしの名医

咲くらクリニック

【咲くらクリニック】
自分の持っている知識と機械で治療方針をたてることが美容医療のやりがい

咲くらクリニックは、愛知県安城市で皮膚科・美容皮膚科・形成外科を扱う2023年4月で開院20周年のクリニックです。豊富な臨床経験を元に、保険診療から自由診療まで幅広く診療しています。今回は院長の小林直隆先生に、クリニックのこだわりやスキンケアで気をつけるポイントなどについて、お話を伺いました。

指先を動かすことが好きで
形成外科医の道へ

――医師を志したきっかけを教えてください。

小林 元々私は指先を動かすことが好きで、モノをつくったりすることが好きでした。また、幼い頃から人の身体にとても興味があり、「人のからだ」という図鑑をよく読んでいました。そういった興味が深まり、医学の道に進もうと思うようになりました。

――いろいろな科がある中で、なぜ形成外科を選ばれたのですか?

小林 自分は指先が器用だと思っていたので、血管や神経を縫合するマイクロサージャリーに憧れて形成外科に入りました。形成外科医としてひと通り経験をし、その中で皮膚科を学ぶ機会がありました。開業してからは、形成外科の仕事はそこまで多くなく、9割は皮膚科の診療をしています。

咲くらクリニック

――美容医療をはじめられたきっかけは何ですか?

小林 もともと機械好きなので医師になって3年目くらいの時からレーザー機器に注目していました。その当時は、周りの先生も「レーザーってなに?」というくらいの反応でした。開業して今年で20年経ちますが、開業当時からレーザー治療はずっと行っています。開業した時は、美容をやろうとは全く思っていなかったのですが、レーザー治療を行っていくうちに美容のニーズがどんどん増えてきました。コロナウイルスが流行してから、特に増えた気がします。これまで様々な治療を行ってきましたが、ここ数年でさらにラインナップを増やしたので、美容の患者様もとても増えています。

――様々なレーザーをお取り扱いされているとのことですが、レーザーはどのように選んでいらっしゃいますか?

小林 人に勧められたり自分の興味がある機械はすぐに導入しています。新しいものが好きなので、常に新しい機械を探して効果を検討しています。最近ではニードルRFという機械が面白いなと思い、去年・一昨年で1台ずつ購入しました。具体的にはポテンツァとシルファームを導入しています。最初は同じようなものだろうと思っていたのですが、実際は全く性格が異なる機械でした。ポテンツァはパワフルで、シルファームは優しい。どちらかというと肝斑の治療にはシルファームがいいと思います。ポテンツァは色々なことができますが、当院では主にニキビ跡の治療に使っています。

――貴院が得意とする医療サービスについて教えてください。

小林 特にレーザーを使ったシミ治療が得意ですね。あとは、レーザーを使ったニキビ治療です。シネロンキャンデラ社のロングパルスアレキサンドライトレーザーを使った顔面の治療、一般的には「レーザーフェイシャル」と呼ばれていますが、このレーザーフェイシャルを使ったニキビ治療が得意です。実はこの治療、私が日本で最初に始めたんです。「よく効くんだよ」と全国あちこちで講演を行って広めています。

余計ものは勧めない
必要最小限でいい治療をしてほしい

――貴院のこだわりや特長を教えてください。

小林 余計なものは勧めないということですね。自費診療だからといって高い価格設定をするのも好きではありません。必要最小限でいい治療をしてほしいと思っています。私だけでなく、当院のスタッフもアップセルはしません。もちろん患者様に必要だと思ったら「こういうのはどうですか?」という提案はしますが、押し売りだけは絶対にしないようスタッフに伝えています。当院は他のクリニックと比べると価格が安いですが、安いから手を抜くのではなくしっかり治療をおこなっています。おかげさまでいつも多くの患者様に来院いただいています。

――県外から患者様がいらっしゃると伺いましたが、これはInstagramの効果でしょうか?

小林 県外からの患者様がいらっしゃるようになったのは、Instagramのおかげですね。東京や北陸からいらっしゃる方もたくさんいます。自由診療だけでなく、保険診療でいらっしゃる方も多くいます。私がブログでよく特殊な皮膚疾患について書いているからか、北海道や九州など、遠いところから来院される方もいらっしゃいます。

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――美容医療のやりがいや難しさについて教えてください。

小林 私は元々形成外科医で、形を変える・整えるということがとても楽しいと思っていました。途中で皮膚科を学ぶ機会がありましたが、皮膚科治療では塗り薬1本の判断で結果が大きく変わることに気付きました。形成外科は、切ったらすぐ縫い、縫い上がって腫れが収まってからしか結果がわかりません。それでも1回信じた道をいくしかないという難しさがあります。皮膚科も同様で、一度決めた道が間違っていると結果が出ません。そういったところが形成外科と似ていると思い、皮膚科にもどんどん興味を持ちました。美容治療でもきちんと診断ができ、自分の方針があたるとどんどん綺麗になりますが、方針を間違えば全然良くなりません。美容医療はまだ治療が確立されていない不明な部分も多くあります。はっきりしたシミならレーザーを打てばたいてい綺麗になりますが、シミと肝斑が混在しているような場合だと治療は格段に難しくなります。そういった難しい症例に対して、自分が持っている知識や機械でどのように治療をしていくかを考えるのが美容医療のやりがいであり、難しさでもあります。

――患者様を診察・施術する上で大切にされていることはありますか?

小林 とても残念ではあるのですが、私の診察はとても短いです。「え、こんなに短いの?」と思われることもありますが、短くしないと1日が終わりません(笑)。当院では時間をかけてあげることができませんと最初にお断りをしています。私が患者様のお話をあまり聞けない分、ナース達がしっかり話を聞いてくれています。当院のナース達は日頃からしっかり鍛えられており、美容だけでなく保険治療者としての判断力もあります。当院はカウンセラーという職種がなく、カウンセリングもナースが行っています。しっかりとナースが患者様のお話を聞き、判断をしてくれているので私が診察する頃には大体話が出来上がっています。私は短い時間で、ミスリードをしないよう気をつけ、的確な答えを導き出すようにしています。

何もしない方が肌は元気
「触らないスキンケア」を身につけてほしい

――ホームスキンケアの重要性について教えてください。

小林 ホームスキンケアをすることはとても大切ですが、やり過ぎていたり、情報に惑わされて「〇〇がいいに違いない」とか「〇〇をしなくてはいけない」と思っている方が多くいらっしゃるように思います。私はよく患者さんに「何もしない方が肌は元気ですよ」とお伝えしています。例えば、顔にシミやくすみがある方でも二の腕の内側を見ると肌は綺麗です。あまり触っていない皮膚はきれいなんですよね。つまりなぜ顔がくすむのかというと、スキンケアで一生懸命に触っているからです。ビタミンCやレチノールを使うとシミやシワにいいという話を聞くと思いますが、それらを塗るために一生懸命に肌を触わると逆に皮膚を痛めてしまうことがあります。これではスキンケアの役割として本末転倒です。また、化粧品で肌トラブルを起こした方にはパッチテストをおこなうことが多いのですが、いつも使っている化粧品を持ってきていただくと、多くの患者様がとてもたくさんの種類を持ってこられます。当院の検査は1回15種類までと決めているのですが、大体の患者様が15種類以上持ってこられます。15種類を顔に塗ろうと思ったら15回顔に触れなくてはいけませんよね。お金をかけてシミやくすみの治療をしても、毎日そんなにたくさん顔に触っていたらまたすぐにくすんでしまいます。お金を使っても、結局肌が綺麗にならないのは、とても残念ですよね。まずは少しずつでいいので、たくさん使っている化粧品から1個ずつ省いていき、「なるべく触らないスキンケア」を身につけて欲しいというのが、私たちシミ治療をする側からの心からの願いです。

――小林先生が思う美しさについて教えてください。

小林 美しさというのは見た目だけではありません。人の内側から出てくる美しさというものが重要だと思います。見た目がとても綺麗な方でも、意地悪だったり言葉尻が強い方は他人から嫌だなと思われてしまいます。人に愛される力は美しさだけではありません。私が綺麗だなと思う人は、元気がある、活力がある人です。顔立ちが整っているのはもちろん綺麗だと思いますが、最終的な評価はそこではありません。ヒアルロン酸で顔の形を整える、鼻を手術で高くするのも良いですが、身体を動かしたり、友人とワイワイ盛り上がったりして、自分のエネルギーを補充していつも元気で活力溢れる毎日を過ごしている人が、一番美しいと思います。

――これから美容医療を受けたいと思っている方へメッセージをお願いいたします。

小林 自由診療は、選択することも自由ですし、価格設定も自由です。だからクリニックの見極めは大変難しいですが、クリニックで話を聞いてすぐに決断しないということが大切だと思います。自分が納得できる金額ならすぐ決断できると思いますが、そうではない場合は見積もりをとるだけでいいと思います。高い買い物をする時には相見積もりをとるのと同じ感覚です。カウンセリング料がかかるクリニックもありますが、まずはやりたい治療にいくらかかるかの費用を提示してもらう。それが自分の予算と異なれば「一旦持ち帰ります」でいいと思います。しかし、医師を目の前にするとそう言えなくなってしまう方もいらっしゃいます。他にもカウンセラーがどんどん押し売りをしてくるという話もよく聞きますよね。自由診療は契約の世界ですから1回で決める必要はありません。患者様自身がしっかりと自分の目で見て、納得してから契約をすることが大切です。

――今後の展開について教えてください。

小林 4月からクリニックを増築します。いまは13部屋ありますが、毎日フル稼働で部屋が足りないため、7部屋増やして計20部屋にします。もうひとつは近い将来、東京でクリニックを開院しようと思っています。そこではキャリアが途中で終わってしまった若い医師達を再生してまた世に送り出すという仕事をやりたいと思っています。特に若い女医さんは結婚・出産などで一旦病院を離れてしまうとなかなか戻れないものです。キャリアが中途半端になってしまった医師たちは、脱毛クリニックや美容皮膚科などでアルバイトをしながら生計を立てていたりします。これはこの1年、Instagramなどで若い医師らとお話をして分かったことです。現在このように埋もれてしまっている医師が意外と多く、またそれを逆手に都合よく雇っているクリニックもあるのが実情です。私はそういった埋もれてしまっている医師を自信を持って自分で仕事ができるように教育をし、また世に送り出せるクリニックをつくりたいと考えています。私が持っている保険治療のノウハウや自費診療のノウハウを教えていき、若い医師達を数年がかりで地域に送り帰すようなことができたらな、と思っています。

咲くらクリニック

院長 小林 直隆
    (こばやし なおたか)

経 歴

1996年 三重大学医学部卒業
東京大学形成外科、山梨大学皮膚科、
自治医科大学形成外科等で診療

2003年 咲くらクリニック開設

所属学会

日本皮膚科学会 
日本臨床皮膚科医学会
日本美容皮膚科学会 
日本外科学会
日本形成外科学会
日本レーザー医学会
日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会
日本アレルギー学会

咲くらクリニック

〒446-0072
愛知県安城市住吉町5丁目15-1
TEL:0566-96–5500

診療時間
9:00~12:00
15:30~18:30

△…土曜日の午前は11:30まで
▲…土曜日の午後は手術のみ
※休診日:水曜・日曜・祝日
※午前は8:45から、午後は15:15から院内でお待ちいただけます

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