ソレイユクリニック江戸川橋は、キッズルーム、授乳室、おむつ替え台を完備し、さらに保育士の資格を持つスタッフや子育て経験のあるスタッフがおり、小さなお子様がいても安心して通えるクリニックです。今回は、院長の岩永温子先生にクリニックの特徴やこだわり、患者様を診察・施術する上で大切にされていることなどについて、お話を伺いました。
保険診療ではカバーできない悩みに
対応するために美容医療を始める
――医師を志したキッカケを教えてください。
岩永 祖父母と父が医師で一番身近な職業でしたので、自然と医師を志すようになりました。祖父母や父の働く姿を見ていて、休日に病院に行くこともあり忙しいですし、責任感も必要な大変な仕事だなと思っていました。しかし、その分、人の役に立てるとてもやりがいのある仕事ということも理解していましたので、医師になりたいと思いました。
――いろいろな科がある中で、なぜ皮膚科を選ばれたのですか?
岩永 皮膚の疾患は目に見えて分かります。生命に関わることがなくても、お顔や洋服で隠せないところに疾患があると、ストレスで気持ちがふさぎ込んでしまうなど、患者様のQOLを著しく下げてしまいます。しかし、目に見えている分、患者様自身が治療効果を感じることができて、改善していくにつれて患者様が喜ぶ姿を見られるところにとても魅力を感じました。また、赤ちゃんからご年配の方まで幅広い方に必要とされる科ということもあり、皮膚科を選択しました。私自身もアトピーやニキビで悩んだ経験があったので、そういう経験も活かしたいと思いました。
――美容医療を始められたキッカケは?
岩永 保険診療だけでは、できることが限られています。例えば、ニキビの治療も保険診療では塗り薬と飲み薬がメインとなります。それも大事な治療ですが、ニキビ跡の場合は、どうしても保険診療だけではカバーしきれないんですね。いろいろな悩みに対応していくためには、保険診療だけでなく自費診療もできるような知識を身に付けたいと思い、美容医療を始めました。
仕事と家庭・子育ての両立を考えて開業
――クリニックを開院したキッカケを教えてください。
岩永 私は子供が2人いるのですが、想像以上に仕事と育児の両立は大変でした。育児はワンオペですし、自分のことは後回しです。その中でもたまに自分の時間が持てると、すごくリフレッシュしてまた明日から頑張ろうと思えるんです。そこから皆様がまた明日から頑張ろう!と前向きな気持ちになれるほっとするようなクリニックが作れたら嬉しいなぁと思い始めたのがきっかけです。
――貴院のこだわりや特徴について教えてください。
岩永 一番こだわったのは、小さなお子様を連れたお母さんが通いやすい環境を整えたところです。私自身、出産後は子育てに追われ、美容院に行くのも大変でした。そうなると美容に時間をかけることは、さらに難しくなります。ですから、日頃忙しくて美容に時間を割けないお母さんたちにも美容医療を体験していただきたいという思いが強かったんです。当院ではキッズルーム、授乳室、おむつ替え台を完備していますし、保育士の資格を持つスタッフや子育て経験のあるスタッフもおりますので、安心して受診して頂けます。完全予約制ですので、キッズルームを使用されたい方はスタッフの人数が比較的多い日でご予約をお取り頂いています。
――貴院が得意とする医療サービスについて教えてください。
岩永 開業してみて想像以上に医療脱毛の患者様が多く、改めてニーズが高いなと感じています。もちろん脱毛だけでなく、たるみ治療のハイフ、糸リフトなども人気があります。アートメイクも行っていますが、それこそ子育て中で朝忙しくて時間がないお母様方にはお勧めの施術です。
――美容医療のやりがいや難しさについて教えてください。
岩永 例えば、顔にシミやシワ、ニキビがあって気になると分かりやすく気持ちが沈んでいくんですね。今は人生100年時代ですし、皆さん若々しく元気に活動してく世の中だと思いますので、治療をすることで自分に自信を持てて外に出ていこういうキッカケになると嬉しいですし、やりがいを感じます。
しかし、医療は完璧ではないので、1回の施術で肌をキレイにするのは難しいんですね。美容医療の限界と患者様の理想とするところの折り合いをつけるのは難しい部分ではありますね。
――患者様を診察・施術する上で大切にされていることはありますか?
岩永 カウンセリングでは時間をかけて丁寧に誠実にということを心掛けています。私自身、医学部に通っている時でさえも美容皮膚科を受診するのは少し勇気が必要で、ドキドキしながらお話を聞いていました。ですから、ちょっとしたお悩みでも気軽に緊張しないで話して頂ける環境作りは意識しています。自由診療なので、施術によってお値段も変わってきますが、トライしやすい価格帯の施術もたくさんありますので、患者様のご希望に沿ってご提案をしています。
――スキンケアの重要性はどのようにお考えですか?
岩永 レーザーでシミを取ったとしても、それで満足されてしまうと再発に繋がってしまいます。ですから患者様には、「地味だけど飲み薬や塗り薬でコツコツケアするのが大事です」という話は必ずしています。
またスキンケアといってもいろいろありますが、それ以前に絶対に守っていただきたいことが「日焼け止めをしっかり塗ること」「乾燥させないこと」「摩擦を起こさないこと」の3つです。これは患者様自身で改善できることなので、しっかりと行って頂くようにお伝えしています。日焼け止めも、化粧下地に日焼け止め成分が入っているものだけで充分だと思っている方も結構いらっしゃいますが、それでは足りません。きちんと日焼け止めを塗って、なおかつ、朝だけではなくて、もう一回塗り直していただくことをお勧めしています。
――先生が考える美・美しさとは?
岩永 自然な美しさですね。美容医療といえども、やりすぎは良くないと思います。中には、過度な治療を期待されて来られる患者様もいらっしゃいますが、そこはきちんとお話させて頂きます。一気に大きな治療してもそこで人生が終わりではないので、10年後20年後を見据えて無理のない治療をご提案していきたいというのが私の考えです。
目の前の一人ひとりの患者様に
真摯に向き合って取り組んでいきたい
――これから美容医療を受けたいと思っている方へのメッセージをお願いします。
岩永 何か気になっているということは、きっと変わりたいという気持ちがあるのだと思います。その気持ちを大切にして頂いて、まずはカウンセリングを受けに来てください。実際に治療を受けるかどうかは患者様の意志になりますが、些細なお悩みからご相談に乗ることができますので、困ったこと悩んでることがありましたら、カウンセリングだけでも構いませんので来ていただきたいと思います。
――今後の展開について教えてください。
岩永 まだ開業したばかりですので長期的な展望はありません。とにかく今は、目の前の一人ひとりの患者様に真摯に向き合って取り組んでいきたいという気持ちが強いです。10年後、20年後も患者様を大切に思う気持ちを忘れずに続けていきたいなと思っています。
ソレイユクリニック江戸川橋
院長 岩永 温子
(いわなが あつこ)
経 歴
埼玉医科大学医学部卒業
順天堂大学医学部附属練馬病院 初期研修
順天堂大学医学部附属順天堂医院 皮膚科入局
順天堂大学医学部附属練馬病院 助手
その後は都内、埼玉県内のクリニックで保険診療、自費診療の研鑽を積み、埼玉県内の美容皮膚科で副院長も歴任
ソレイユクリニック江戸川橋開設
資格・所属学会
日本皮膚科学会
日本美容皮膚科学会
日本小児皮膚科学会
日本抗加齢医学会
日本メソセラピー研究会
医療アートメイク学会
ソレイユクリニック江戸川橋
〒112-0014
東京都文京区関口1丁目21−19 九條ビル3階
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