三重美容クリニックは、津駅から徒歩10分にある美容皮膚科・美容外科を扱うクリニックです。肌悩みが出てくる子育て世代も通いやすいよう、送迎や託児サービスを取り入れています。美容医療は続けることが大切という想いから、患者様が通いやすい価格設定もされています。今回は院長の鈴木友惟香先生に、クリニックのこだわりや特徴、イチオシの施術などについて、お話を伺いました。
自身のコンプレックスから美容外科の道へ
――医師を志したきっかけを教えてください。
鈴木 人に必要とされる職業に就きたいと思っていました。どんな仕事が人に必要とされるかを考えたときに、医師は生涯にわたり人に必要とされる職業なのではないかと思い、医師を目指しました。また、私自身がアトピー性皮膚炎に悩まされており、幼少期に「肌どうしたの?」などと指摘され、コンプレックスを抱いていました。保険診療ですとアトピーの症状を緩和させることしかできないため、アトピーを掻いた跡には対応できません。患者様の悩みを全部相談にのれるような医師になりたいと思ったこともきっかけのひとつです。
――いろいろな科目がある中でなぜ美容外科を選ばれたのですか?
鈴木 元々皮膚科医として大学病院で働いていており、土日に美容クリニックでアルバイトをしていました。元々美容に興味があり、アルバイトを通じて美容に特化した仕事がしたいと思うようになりました。実は私自身、容姿にコンプレックスがあり、大学生の時にお金を貯めて美容整形をしたのですが、本当に世界が変わりました。見た目が違うだけで人との関わり方が変わるんですよね。世の中は生まれ持った才能に、自分の努力が重なって評価されますが、見た目も同じだと思います。生まれ持った顔だけでなく、後から頑張ったもので勝負していくお手伝いができる存在になりたいですね。
――クリニックを開院したきっかけを教えてください。
鈴木 美容クリニックのイメージは様々あると思いますが、最終的に高い費用を請求されると思っている患者様が多いと思います。私が大手美容クリニックで二重手術をしていた時も、30万円くらいかかることがほとんどでした。それくらいの金額になると、簡単に出せる金額ではありませんよね。やはり美容医療は続けていけることが一番大切だと思っています。1ヶ月1万円くらいでシミやシワ、たるみなどのエイジングケアのお手伝いができて、無理なく続けられる美容医療に携わりたいなと思い、クリニックを開院しました。美容院感覚で気軽に通えるクリニックにしていきたいと思っています。
――託児や送迎などの無料サービスを導入しようと思ったきっかけを教えてください。
鈴木 お子さんがいらっしゃる世代は、肌悩みが出てくる世代でもあります。育児に追われる中で、少しでも気晴らしになるような美容タイムを届けたいなと思うようになりました。患者様から大阪に託児施設がある美容クリニックがあると伺い、三重にもそういった託児施設がある美容クリニックがあったら便利なのではと思い、導入しました。送迎サービスは駅までの送迎なのですが、駅からクリニックまで歩くと10分くらいかかるんですよね。少し遠いなと感じたので、少しでも患者様が通いやすくなるよう送迎サービスを始めました。
安全性とエビデンスをある美容医療を低価格で
――貴院のこだわりや特徴を教えてください。
鈴木 低価格で続けやすい美容医療を提供するところにこだわっています。最新の機械をどんどん導入するというわけではなく、少し前から美容医療の中でも人気があり、安全性やエビデンスが確保されている治療を低価格で通いやすい環境で提供していきたいと思っています。あとは出来るだけ待ち時間を発生させないように気をつけています。予約枠も待ち時間が発生しないように設定したり、他の予約と被らないようにしたりしています。病院は待ち時間が長くてかなり時間がとられるというイメージがあると思いますが、当院には美容院感覚で来ていただきたいので、待ち時間なくご案内できるよう頑張っています。
――定額コースもありますが、こちらはどういったサービスですか?
鈴木 ボトックスやダーマペン、シミ取りレーザー、部分的な医療脱毛などは継続することが大切です。私は続けやすい美容医療を提供していきたいので、3回以上ご来院いただける患者様に1回9,800円+税という低価格で提供しています。毎回ご来院いただく度にメニューを変えることも可能で、今日はシミ取りレーザー、今日はボトックスなど1万円という範囲で続けやすいプランになっています。月額のサブスクリプションみたいに期間や回数等を定めていないので、ほとんどの患者様が定額コースで通ってくださっています。
――鈴木先生のイチオシ施術や定期的に受けたい施術を教えてください。
鈴木 当院では二重手術もリーズナブルな価格で提供しています。留め直しの保証もありますし、アフターケアもしっかり用意してありますので、安心して受けていただけると思います。私自身は糸リフトやハイフを定期的に受けています。アンチエイジングには、シワ、シミ、たるみの3本柱を意識することが大切です。たるみには糸リフトやハイフ、シミはトーニング、シワはボトックスというように、月に1万~1万5,000円くらいで受けられる治療を取り入れています。
――美容医療のやりがいや難しさについて教えてください。
鈴木 やりがいは患者様から「綺麗になった」というお声をいただくことですね。患者様から若返った、自信が持てたというお声をいただくととても嬉しいですし、やっててよかったと思います。逆に、患者様の理想とのギャップを埋めることは難しいと思います。ドラマや漫画で整形をして別人になって、誰からも整形したことがバレないという描写がありますが、実際にそんなことはできません。また、80歳の方が20歳に若返るということもできません。ただ患者様は美容医療は魔法のような存在と思われている方がいらっしゃいます。糸リフトをしたら気になるもたつきは絶対消えてなくなるものだと思われていたり、シミ取りレーザーをしたら絶対にシミが取れると思われていたり。綺麗になると思ってウキウキしている方に、リスクやそこまで大きな変化が出ないことがあることを説明するのは難しいなと思います。厳しいことやマイナスなことばかり言われると、悲しい気持ちにもなってしまうと思うので、施術の現実をしっかり理解してもらうために患者様の理想と現実のギャップを埋めるようしっかり説明をするようにしています。
――鈴木先生が患者様を診察する上で大切にされていることを教えてください。
鈴木 無駄な治療は勧めませんし、無理強いもしないことです。あとは外科的手術を希望される方には、他のクリニックへカウンセリング巡りをすることも大切だとお伝えしています。あとはカウンセリングに行ったクリニックで、今月中や今日中に決断させようとしたらそこは辞めておいた方がいいともお伝えしています。早く決断していいことなんてありません。他と比べられても、自信を持って提供できるサービスを提供していきたいですね。
――鈴木先生は大手美容外科でも二重手術を多くやっていたと思いますが、二重のデザインを決めるときに大切にされていることを教えてください。
鈴木 患者様がなりたい目がどんなものかをまずお伺いしています。患者様が理想とする目元の画像を見せていただきながらシュミレーションをしていきます。最近は平行二重を希望される患者様が多いのですが、日本人は蒙古ひだがはっている方が多いため、不自然な目元になってしまうことがあります。シュミレーションをしながら、自分に似合う目元なのかや取れやすさなども説明し、相談しながらデザインを決定しています。
――毎日のスキンケアで意識した方がいいことを教えてください。
鈴木 スキンケアは「土台」だと思います。美容医療でお悩みにアプローチしても、根本的なスキンケアを変えない限り効果は最大限に発揮できません。毛穴に悩む方であれば、クレンジングと洗顔はしっかりすること。あとはむやみやたらに擦らないということも大切です。顔のマッサージをすると水分の移動で一瞬スッキリした感じがしますが、実はただたるみをつくってるだけなんです。マッサージはあまりしないでいただきたいですね。しっかりクレンジング・洗顔をして、しっかり保湿をするという基本的なケアを丁寧に意識をして行っていただきたいですね。
――鈴木先生のスキンケアのこだわりや好きな美容成分を教えてください。
鈴木 ゼオスキンヘルスのセラピューティックは秋頃から定期的におこなっています。ダウンタイムはありますが、効果が実感できるので気に入っています。トレチノインやハイドロキノンが日光で変性しやすいため、春や夏の日差しが強い時期は避けています。
――鈴木先生の思う「美しい人」とはどんな人ですか?
鈴木 自分に自信が持てて、笑顔が似合う方は美しいと思いますね。最初は笑顔が無理やりでも、笑顔でいることで周りの笑顔も増えると思います。そう言った積み重ねで少しずつ自分にも自信が持てて、笑顔がより似合うようになれると思います。
患者様の要望を取り入れながら
続けやすい美容医療を提供したい
――美容医療をこれから受けたいと思っている方へのアドバイスやメッセージをお願いします。
鈴木 即断即決せず、一旦持ち帰って、色々なところで話を聞いて、やっぱりこれが一番いいなと思うクリニックを見つけることが一番いいと思います。レーザーやボトックスなどはその日に決断してもいいですが、外科的手術は必ず持ち帰って比較検討していただきたいです。埋没などは戻せる手術もありますが、やはり傷をつけてしまうのでしっかり後悔しないように納得した上で決めていただきたいですね。
――今後の展開について教えてください。
鈴木 患者様からご要望の多い治療は導入していきたいですし、それ以外にも勉強会や学会には積極的に参加をしていきたいと思っています。新しいものをどんどん導入すると治療の単価をあげなくてはならなくなるので、続けやすい価格を提供し、患者様からの需要もあり、効果も実感できるものを見極めながら新しい治療の導入を考えていきたいですね。当院は小さなクリニックなので、私一人で施術を行っています。脱毛などの他では看護師が行う施術も全部医師である私がやっているので、安心して施術を受けていただけると思います。今後も患者様の声を反映していけるようなクリニックを目指していきたいので、こんな治療がしたいというご希望があればぜひお声掛けいただきたいです。
三重美容クリニック
院長 鈴木 友惟香
(すずき ゆいか)
経 歴
名古屋市立大学医学部 卒業
土岐総合病院 勤務
名古屋大学病院皮膚科 勤務
大手美容外科
三重美容クリニック 開院
資格・所属学会
テキスト
三重美容クリニック
〒514-0004
三重県津市栄町1丁目840 グランスクエア津一階
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10:00~19:00 | 〇 | ー | 〇 | ー | ▲ | 〇 | 〇 |
▲…10:00~21:00
休診日:火曜・木曜