Jスキンクリニックは、美容皮膚科、医療アートメイク、医療脱毛を行っており、患者様と真摯に向き合っていくことを一番大事にしています。今回は、医師の牧野潤先生に、クリニックのこだわりや特徴、診察・施術する上で大切にされていることなどについて、お話を伺いました。
医師である父と祖父の働く姿を見て医師を志す
――医師を志したキッカケを教えてください。
牧野 父が整形外科医、祖父が外科医なんです。二人とも楽しそうに仕事をしていたので、子供ながらに医師という仕事に憧れを持っていました。また、医学は学問として一生勉強を続けられますし、外科の場合は技術を高めていくという部分ではアスリート的な要素もあります。自分の経験や知識を目の前で困っている患者様に還元できるので、そこが仕事として魅力に感じました。
――いろいろな科がある中で、なぜ形成外科を選ばれたのですか?
牧野 形成外科は主に整容面・機能面の観点から、患者さんの人生の質をより高めていく診療科です。比較的新しい分野なので、この先10年20年で格段に発展していくと考えています。大きな変化の中で、自分ならではのチャレンジがしたいと思いました。寿命の長さだけでなく、その人生の質も大切だという考え方はさらに広まっていくでしょう。そういった時代の背景、社会の動きということも一つの理由ですね。
――美容医療を始められたキッカケは?
牧野 私は今も大学病院で常勤形成外科医として勤務していますが、病気やケガの患者さんへのベストな医療を実現しようとすると、保険診療のみでは限界があります。保険診療を補完する存在として、美容医療の必要性を感じ、興味を持つようになりました。
大学病院に勤務しながら美容クリニックを設立
――クリニックを開院したキッカケを教えてください。
牧野 大学での保険診療の範囲で、自分の患者さんにとってベストな医療を提案しようとすると限界がある。ホクロ除去にはレーザーの方が良い場合もあるし、シミ治療は保険診療では対応できない。当院の毛巣洞治療のための医療脱毛や、乳がん手術後の乳輪乳頭アートメイクも、全て患者さんのニーズから生まれています。
美容医療と保険診療の架け橋になり、裾野を広く、多くの方々に美容医療のよいところを広めていきたいと考え、開院に至りました。
そのため、最先端の臨床や研究に触れられる大学病院に身を置きながら、自分で美容クリニックを設立することにしました。実はこのような取り組みは前例がなく、全国規模の学会での登壇も予定しています。
――貴院のこだわりや特徴について教えてください。
牧野 いろいろこだわりがつまっています。例えば、内装は誰もが落ち着ける空間したいと思ってシンプルにしました。また、100坪と広いので密にならず、患者様に安心して来て頂けます。宣伝広告に経費をかけていませんが、来院された方の口コミがベースとなって患者様が増えていっています。当院では患者様と真摯に向き合っていくことを一番大事にしています。
――貴院が得意とする医療サービスについて教えてください。
牧野 治療メニューや機器の選定において、目新しさやその時の流行にとらわれず、実績を積み重ねてきた美容医療を提供しています。シミ、シワ、ほくろ、毛穴など様々なお悩みに対応できる体制をとっています。
また当院では、幹細胞培養上清を導入しています。幹細胞培養上清にもいろいろな種類がありますが、当院で採用しているへその緒(臍帯)由来のものは、国内でも非常に希少です。当院の「Jベビースキン」は、赤ちゃんの質の良い幹細胞を、臨床現場に準じた環境で培養したという意味で最上級のものかなと思っています。実際に口コミベースで多くの方がいらっしゃっていて好評を頂いております。
――美容医療のやりがいや難しさについて教えてください。
牧野 美容医療の場合は、それぞれの方ごとにそれぞれの悩みや理想の姿があります。ですからその想いを受けとめ、医師としていかにサポートできるかが大切と考えています。その結果としてご本人に喜んで頂いたり、その方がご家族やご友人にも当院をおすすめしてくださっていることを知ると、私としても非常に励みになります。
――患者様を診察・施術する上で大切にされていることはありますか?
牧野 大きく2つあります。1つ目は患者さんが感じていることや想っていることを否定せず受け入れることです。その上で、優先すべきこと、今すぐ行わなくてもいいことがあると思うので、医師の立場でアドバイスすることです。
2つ目は診察・施術後のフォローをしっかりと行うことです。施術してもうおしまいではなく、その後の状態についても、困ったことがあれば相談に乗ることです。来てくれた方を手厚く責任を持って診ていくことを大事にしています。
大学病院ではどんな昔の患者さんのこともよく覚えていたり、何十年も診察し続けている偉大な先生たちを多く見てきています。これは美容医療でも大切なことだと思っています。
――スキンケア・ホームケアの重要性はどのように考えていますか?
牧野 美容においては、やはり日々のケアがまず基礎となってきます。肌自体に時代や流行があるわけではないので、目的に応じて適切な選択をし、正しい方法で使用することに尽きます。
また、個人的な目標を持つことをおすすめします。「もっと肌に自信を持ちたい」「年齢よりも5歳若く見られたい」「XXの日に向けて美肌になりたい」「異性にモテたい(笑)」など、何でも良いと思います。そういった目標を持つことでスキンケアを楽しめて、継続できると思います。
当院では、ゼオスキンヘルスやリビジョンなど、幅広くドクターズコスメを取り扱っていますが、日本人向けのトレチノイン療法「THE POWER」も人気です。赤みや皮むけをおさえながら、セラピューティックをおこないます。治療期間としては、3、4カ月の集中プログラムになります。
地域に密着したクリニックとして
ナンバーワンになりたい
――これから美容医療を受けたいと思っている方へのメッセージをお願いします。
牧野 今はネットやSNSの影響で情報が過多な印象があります。美容も当然、本来は医学というサイエンスです。勉強熱心で、もちろん人としても信頼できる医師の存在が必要だと思います。自分に合った「わたしの名医」を見つけて頂きたいと思います。
――今後の展開について教えてください。
牧野 当院は中央区の八丁堀・新富町というエリアにあり、近くにお住まいの方やお仕事をされている方も多いです。地域に根付いたクリニックとして価値を高め、その信頼と実績の輪をさらに広げていきたいです。そのためには一つ一つの積み重ねが大事なので、クリニックとしても、一人の医師としても成長していきつつ、日々の診療に真摯に向き合っていきたいと思います。
Jスキンクリニック
医師 牧野 潤
(まきの じゅん)
経 歴
慶應義塾大学医学部卒 形成外科医
所属学会
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本乳癌学会
Jスキンクリニック
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TEL: 03-6820-0627
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