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日焼け止めでよく見る紫外線吸収剤ってお肌に悪いの?

日焼け止めやメイク下地によく記載されている「紫外線吸収剤不使用」
紫外線吸収剤不使用なら、お肌に優しいだろうな~となんとなく思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな「紫外線吸収剤」について、多くのドクターズコスメを処方・製造してきたラボで働く女性、
通称「ラボガール」に教えてもらいました!

今回教えてくれたラボガールは

北川さん

クールなビジュアルだけど、本当は元気いっぱいな北川さん。
趣味は筋トレととってもアクティブ!!実はゲームが大好きという可愛らしい一面もあるラボガール。

そもそも紫外線吸収剤って何?

紫外線吸収剤とは紫外線を吸収し、化学反応によって熱などのエネルギーに変換することで、紫外線が皮膚まで到達するのを防ぐ働きを持つ化学物質のことです。
白浮きせず、きしみ感や粉っぽさがないので、多くの日焼け止め製品に使われます。ケイヒ酸系、ベンゾフェノン系、トリアジン系などがあり、人によっては刺激に感じる成分があります。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違いは?

大きな違いは紫外線が皮膚に届くのをどうやって防止するか、という点です。
紫外線吸収剤は化学反応によって紫外線から肌を守りますが、紫外線散乱剤は、微粒子が物理的に紫外線を跳ね返して肌を守ります。この微粒子は白い粉末のため、配合されている製品によっては肌が白浮きしたり、粉っぽい感触が残る場合があります。

紫外線吸収剤はお肌に悪いの?

紫外線吸収剤として広く使われていた、オキシベンゾンという物質がアレルギーを引き起こす可能性のある成分であることがわかり、表示指定成分となったこと、消費者の安全志向が高まり、「表示指定成分は悪いもの」という認識が広まった経緯から、紫外線吸収剤は身体によくないという感じる方が多いようです。

しかし今では、紫外線吸収剤のデメリットを克服する新成分もどんどん開発されています。アレルギーや安全性の面から、単一の吸収剤が多くなりすぎないように複数の吸収剤を加えて相乗効果を高める、といった工夫がされているものも多くあります。

白浮きや乾燥感なく使い心地のよい紫外線吸収剤ですが、種類によって肌に刺激になりやすい紫外線吸収剤があるのも事実なので、「自分はこの成分と相性が良いな」、「あの成分はどうも合わないな」というのを一つ一つ知って見極めるのが良い化粧品の選び方かなと私は思います。

紫外線吸収剤が入っているかどうかはどこを見ればわかる?

2001年の薬事法改正により、すべての化粧品に全成分表示が義務付けられています。それまでの表示指定成分のみを表記していた時代とは違い、化粧品の箱や容器の裏を見ればどんなものが使われているのか、消費者にもわかるようになっています。

また、敏感肌用として紫外線吸収剤が入っていないという意味の「ノンケミカル処方」という表示で、一目でわかるものもあります

日焼け止めを選ぶときのワンポイントアドバイス

日焼け止め製品はSPF、PAという表示に注目してみると選びやすくなります。 日焼け止め製品には全て、SPF、PAという紫外線をどれくらい防げるのかを示す指標があり、SPFは真っ赤になる日焼け・シミの原因となるUVB(紫外線B波)、PAは、シワ・たるみ・シミの原因となるUVA(紫外線A波)をどの程度防いでくれるかを示しています。

どちらも肌の老化に深く関わるものなので、「なるべく数字が高くて+がいっぱいあるものを」と思いがちですが、日常生活においてはそこまで高いSPF値が必要というわけではありません。真夏であっても普段は20~30程度のSPF値で十分です。

しかし、強い日差しの下でレジャーを楽しむ場合や、ピーリングなどの美容施術後にはSPF50程度の高SPF値の日焼け止めの使用が必要な場合もあります。生活スタイルによって使い分けると良いでしょう。
また、調査によると使用量が少なすぎる傾向があるため、十分な量を使用し、こまめに塗り直しをしましょう。塗り直しが難しい場合は、メイクの上からでも使用できるスプレーは便利ですよ。

あれ?SPFは分かったけどPAは?と思う方がいるかもしれませんね。

ついつい肌に炎症を起こすUVBばかりに目が行きがちですが、UVAは肌の奥深くまで届き、気づかぬうちに肌のタンパク質を劣化させます。窓ガラスも通過するため、外に出ないからと日焼け止めを塗り忘れは厳禁です。
スキンケアは洗顔から日焼け止めまでと覚えておきましょうね。

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