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宇都宮セントラルクリニック

【宇都宮セントラルクリニック】
再生医療+抗酸化+CBDで健康寿命を延ばす「0次予防」

宇都宮セントラルクリニックでは、健康寿命を延ばす0次予防に力をいれていらっしゃいます。今回は、0次予防プログラムにも取り入れられているCBDについてや、監修されたCBD商品について理事の佐藤 俊彦先生にお話を伺いました。

世界で評価されているものは、
いち早く臨床の現場に導入する

――医師を志したきっかけを教えてください。

佐藤 私は福島県の出身なのですが、10歳の時に郷里の英雄である野口英世の伝記を読後感想文で読む機会がありました。その時に、自身の故郷に、世界的な医学者がいることを知りました。当時、父から将来は医師になるか、東京大学に行くか、どちらかだと言われていたことから、医師を志しました。

――様々な科がある中で放射線科を選ばれた理由を教えてください。

佐藤 学生の頃に自分で免疫研究会をつくり、将来は自己免疫疾患の分野を専攻したいと思っていました。しかし、先輩から2年間だけ放射線科に来るようにと言われ、いざやってみたところ放射線科も面白いと思うようになり放射線科を選びました。

――佐藤先生は本の執筆や、商品の監修をされていらっしゃいますが、患者様への想いを教えてください。

佐藤 基本的には臨床の現場で必要とされているニーズ、それに対するソリューションを提供するのが医師の役割だと思っています。現行の保険制度にないものでも、患者様のためになるものであれば積極的に導入するべきだと思います。薬やサプリメントだけでなく、治療方法や治療機器に関しても日本ではまだ未承認機器であっても世界で評価されているものは、いち早く臨床の現場に導入するようにしています。

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――CBDに注目したキッカケを教えてください。

佐藤 6年前、アメリカで医療大麻を解禁するという動きがありました。現在の日本において大麻は「大麻取締法」で規制をされています。元々、日本では大麻草が自然に生えており、繊維に使ったり、民間療法として薬に使われたりと、とても生活に身近な植物でした。しかし、第2次世界大戦終戦後にGHQが「大麻取締法」を制定したため、成熟した茎と種を除く大麻草の栽培、所持が禁じられ、医療利用も認められていません。なぜGHQが大麻を禁止したかというと、石油から作る化学繊維や薬を日本に導入したかったからではないでしょうか。しかし、そのアメリカで医療大麻を解禁する動きになっているのは、「オピオイド中毒」が社会問題になっているからでしょう。これまでアメリカの整形外科では、腰が痛い、首が痛い、手が痺れるなどの症状にオピオイドを処方していました。オピオイドはとてもよく効きますが、中毒性があるため、患者がまた処方を貰いにきます。とても儲かるシステムになっている訳です。しかしオピオイドには、中毒以外にも突然死という副作用もあります。タイガー・ウッズがオピオイドを服用し、朦朧とした状態で車を運転していたことが報道され、オピオイドの社会的問題が大きくクローズアップされました。結果、オピオイドの製薬会社が倒産するほどの社会問題に発展しました。一方で、痛みをコントロールするためには何がいいのかと考えたとき、CBDを含む大麻が見直されるようになりました。私はその現実を6年前にアメリカに取材にいき学び、これから日本でも大麻取締法の改訂に向けた動きが始まり、CBDを使える時代が来るだろうと想定して準備をしてきました。

――現在、市場で販売されているCBDはオレンジ由来など、大麻由来でないものもありますが、CBDの効果に違いはありますか?

佐藤 オレンジやホップからもCBDは抽出されますが非常に微量なので、ほとんどがヘンプや大麻から抽出されています。CBD単独で見れば、オレンジ由来でも大麻由来でも効果は一緒だと思いますが、大麻には数百種類の成分があり、アントラージュ効果といって、大麻以外のテルペンなどの成分を一緒に摂取することで、相乗効果が見込めると言われています。私が監修しているCBD商品は、ブロードスペクトラムで抽出したCBDを使用しています。CBDの抽出方法には、アイソレート、ブロードスペクトラム、フルスペクトラムの3種類があります。フルスペクトラムは、大麻に含まれるすべての成分が抽出されるため、日本では違法としているTHCが含まれます。ブロードスペクトラムは、CBD以外のカンナビノイドやテルペンなどのすべての成分からTHCを取り除いて抽出する方法のため、アントラージュ効果が期待できます。アイソレートはCBD以外の成分だけを抽出した方法で、アントラージュ効果は期待できませんし、その際に使用するエタノールが残留します。

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――今回、佐藤先生が監修されたCBDはどのような方にオススメですか?

佐藤 あらゆる人に使っていただけます。世の中にはあらゆる仮説があり、認知症であればアミロイド仮説、鬱病であればセロトニン仮説などがあります。戦後、多くの仮説がでてきて、それに合わせた薬も開発されました。しかし、その仮説を裏付けるだけの効果を示す薬はありませんでした。今まさにその仮説そのものに疑いの目が向けられています。例えば認知症はアミロイド仮説がありますが、アミロイドを分解すればいいということで、アデュカヌマブやレカネマブという新薬がでてきました。アデュカヌマブは去年認可され、6万ドルの薬価がつきました。しかし、アメリカの医師は副作用のリスクが大きいとし、誰も使わなかった結果、薬価は半分の3万ドルに下がりましたが、もちろんそれでも誰も使っていません。今回エーザイがレカネダムという薬を申請し、最初はアデュカヌマブよりも高い200万ドルの薬価でしたが、こちらも誰も使用せず、値段をさらに下げていますがやはり誰も使いませんでした。抗体医薬であるアデュカヌマブやレカネマブを投与すると、アミロイドβとくっつき免疫反応を起こします。この結果、人為的に脳炎を起こすため、治験でも4名亡くなっています。私はアミロイド仮説に何年も前から疑問を抱き、別のアプローチをしている研究者の方々と連携し、「ホモシステイン酸」をコントロールするサプリメントもリリースしています。
また、鬱病に関しては「セロトニン仮説」があります。セロトニンの量をコントロールするために、パキシルなどのセロトニン阻害剤を製薬会社が開発しましたが、こちらも効果がありません。最近ではアナンダミドという、エンドカンナビノイドシステムが鬱病の原因だというレポートがあります。私たち現代人は体内にある「エンドカンナビノイドシステム」の欠乏症であるということがわかってきました。私たちの体内で、エンドカンナビノイドを生成する力が下がっているのであれば、その分解を阻止するためのサプリメントや薬を投与する必要があります。それがまさに「CBD」なのです。

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――CBD商品はベイプやグミなど様々な形状のものがありますが、商品を選ぶポイントはありますか?

佐藤 抽出方法が「ブロードスペクトラム」であることと、吸収効率のいい形状を選ぶことです。吸収効率が一番いいのは「舌下」です。私の監修した「CBDオイル Soul15」は15%の溶液を使っており、スポイト1回分で25-30㎎程度です。舌下ですと、麻の味や苦みをダイレクトに感じるため苦手な方もいらっしゃいます。そういった方は、少量であればベイプが効率的です。ベイプの煙が気になる方は、ソフトカプセルがいいと思います。ただ、ソフトカプセルの場合は消化管吸収になるため、吸収率がよくないため大量に摂取する必要があります。吸収の効率を重視するなら、「舌下」をオススメします。

今後最も重要なのは
「0次予防」

――最後に0次予防プログラムを教えてください。

佐藤 基本的に人間の身体は年を追うごとに錆びていくものです。これは、SODという酵素が低下していくことで酸化しやすいということがわかっています。私たち人間が地球で健康に生活していくためには、酸化ストレスへの対策が重要です。70歳をボトムにしてSODの酵素活性は下がってきます。酸をアルカリに変える分解酵素が下がるということは、活性酵素やホモシステイン酸が溜まりやすくなります。その結果、70代ではがん、80代では認知症が発生しやすくなると言われています。発がんのメカニズムとして、イニシエーション、プロモーション、プログレッションの3つの段階を進みます。イニシエーションは発がん原因物質に暴露することです。その後、炎症によって遺伝子が壊れていくのですが、この炎症を惹起するのが活性酸素です。活性酸素が高い状態が続くと、がん化しやすくなります。活性酸素を減らすために、水素やCBDが効果的です。プログレッションでは、免疫が関係していきます。がんが大きくなったり、転移したりするのは免疫力が下がっているからだと言われています。免疫を強くするためにCBDで、CB2のレセプターを刺激してあげるとよいと思います。がんを予防するための0次予防のプログラムとして、1~3カ月毎の幹細胞上清液の点滴と毎日の水素サプリメントとCBDの内服を推奨しています。

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宇都宮セントラルクリニック

理事  佐藤 俊彦
   (さとう としひこ)

経 歴
1985年 福島県立医科大学卒業
1987年 日本医科大学第一病院 放射線科
1989年 獨協医科大学付属病院 放射線科
1993年 鷲谷病院 副院長
獨協医大非常勤務講師
1997年 宇都宮セントラルクリニック(現(医)DIC宇都宮セントラルクリニック)設立
2011年 メディカルリサーチ(株)設立 顧問 就任
2012年 野口記念インターナショナル画像診断クリニック(現医療法人社団NIDC)設立 院長 就任
2014年 NPO法人 ピンクリボンうつのみや 設立 理事長 就任
2016年 トーマスジェファーソン大学 客員教授 就任
2022年 株式会社BodyVoice 顧問 就任
2023年 医療法人社団NIDC セントラルメディカルクリニック世田谷 設立 理事長 就任
資格・所属学会

テキスト

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診療時間 日・祝
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