ペパーミントピール イタリア発！敏感肌でも可能な次世代ピーリング
ペパーミントピールはイタリア発の新しいケミカルピーリングで、ピーリング剤にミントの香りがするメントールを配合しているのが特徴です。余分な角質を除去して肌のターンオーバーサイクルをサポートすることで凹凸のあるニキビ痕や毛穴の黒ずみ、肌のたるみなどのさまざまな肌悩みを改善する効果が期待できます。今回はペパーミントピールの特徴や他のピーリングとの違い、妊娠中や肌質による施術の制限などを、詳しく解説していきます。
- 1. ペパーミントピールとは
- 1-1. 主要成分
- 1-2. 爽やかな香りで癒される
- 1-3. どんな肌に向いているの？
- 1-4. ペパーミントピールに期待できる美容効果とは？i class="fa fa-angle-right">
- 2. ケミカルピーリングの種類
- 2-1. ミラノリピール
- 2-2. レチノールピール
- 2-3. マッサージピール
- 3. ペパーミントピールのリスクとデメリット
- 3-1. ダウンタイム
- 4. 組み合わせると効果的な施術
- 4-1. イオン導入
- 4-2. エレクトロポレーション
- 5. よくある質問
- 5-1. 痛みはありますか？
- 5-2. 施術後のケアで注意すべきことはありますか？
- 5-3. 施術を受けられない人はいますか？
- 5-4. 効果はどれくらいもちますか？
- 5-5. どれくらいの間隔で受けるべきですか？
- 6. まとめ
ペパーミントピールとは
ペパーミントピールはケミカルピーリングの一種で、肌に薬剤を塗布して古い角質を除去し、ターンオーバーをサポートする効果があります。ピーリング作用のあるTCA（トリクロロ酢酸）の濃度が他のピーリング剤よりも低いことに加え、メントールを配合していることから、ケミカルピーリング特有の肌の灼熱感を抑えられるのが特徴です。他のピーリングよりも剥離作用がマイルドで、保湿成分も含まれているため、今までピーリングを敬遠していた敏感肌の人でも施術を受けられる可能性があります。
主要成分
ペパーミントピールには、ピーリング剤としてTCA（トリクロロ酢酸）・グリコール酸・乳酸・リンゴ酸・サルチル酸の5種類の成分を配合しています。さらに、コラーゲンをさらに細かい分子にしたコラーゲンペプチドを配合しており、抗シワ・保湿などの効果もプラスで期待できます。
爽やかな香りで癒される
ペパーミントピールには清涼感や鎮静作用のあるメントールが配合されており、これが名前の由来でもあります。鼻をスーッと抜ける爽やかな香りとひんやりとした感触で、ピーリング剤を塗布した肌の灼熱感やヒリヒリ感を抑制します。肌のつっぱり感や乾燥も、他のピーリングと比べて感じにくいのがポイントです。
どんな肌に向いているの？
あらゆる肌質に対して施術可能です。ケミカルピーリングは古くなった角質層を取り除くことで肌質の改善を促す施術ですが、肌への刺激がやや強く、乾燥肌・敏感肌の人やアトピーなどの皮膚疾患で皮膚がもともと薄い人には適しませんでした。また、脂性肌で皮脂の分泌量が多い人も反応がきつくなる傾向があり、施術を避けるケースがありました。
ペパーミントピールは他のケミカルピーリングに比べて剥離作用がマイルドなため、今まで施術を受けられなかった肌質の人でも挑戦しやすいというメリットがあります。
ペパーミントピールに期待できる美容効果とは？
肌表面のざらつきやニキビ痕の凹凸、毛穴の黒ずみ・つまりを改善することが期待できます。また、加齢による肌のたるみ・くすみ・シワなどの肌悩みにもアプローチできます。
ケミカルピーリングの種類
ケミカルピーリングは、使用する薬剤によって治療目的や期待できる効果が異なります。
ピーリング剤にはTCA（トリクロロ酢酸）がよく使用されますが、強力な剥離作用があるため、肌質によっては施術を受けられなかったり、副反応が大きかったりと肌へのダメージが懸念されてきました。ケミカルピーリングは美容医療の発達と共に進化してきており、今日では効果的でありながらも肌に優しいマイルドなピーリングが増えてきています。
ミラノリピール
ミラノリピールは、TCAをはじめとした5種類の酸を配合した薬剤を使用して肌の表皮を剥離させ、創傷治癒効果による肌の再生を促す施術です。薬剤にはアミノ酸やビタミンも豊富に配合しており、肌内部のエラスチンやヒアルロン酸の生成も促進します。
ニキビ痕やシミ・肝斑の改善などのために行われますが、剥離作用がやや強く、肌が薄くなってしまったり、ヒリつき・乾燥などの肌トラブルが起きやすかったりするというデメリットがあります。
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レチノールピール
レチノールピールは、抗酸化作用・ハリ改善などの効果があるビタミンA誘導体を用いた施術で、主にニキビの予防改善やエイジングケア目的で行われます。ビタミンAを急速に補うことで起こる「レチノール反応」を利用して肌表面の剥離を行い、皮脂の過剰分泌を抑え、毛穴の詰まりや開きを改善します。また、薬剤にはヒアルロン酸を配合することにより、肌の保水・保湿効果や肌内部のコラーゲンの生成を促す作用も期待できます。
マッサージピール
マッサージピールは、剥離作用の強いTCAに過酸化水素水やコウジ酸を合わせることで、剥離作用をマイルドにしたピーリングです。薬剤を肌に塗布してマッサージしながらなじませていくのが特徴で、他のケミカルピーリングが表皮に作用を及ぼすのに対して、マッサージピールは真皮にまで作用します。ケミカルピーリングよりも肌への負担が少なく、さらに肌内部のエラスチン・コラーゲンの生成も促すことができます。
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ペパーミントピールのリスクとデメリット
ペパーミントピールの施術後は、ケミカルピーリングほどではありませんが、肌の乾燥やそれにともなう鱗粉の発生が見られることがあります。また、ごくまれに肌の赤みや腫れ、痛みなどを感じることもあります。
施術前には十分なカウンセリングを行い、その人の肌質に合わせてピーリングを行いますが、施術中に肌の異常を感じたり、施術後数日が経過しても肌の痛み・ヒリつきが残ったりする場合は、すみやかに医療機関を受診するようにしましょう。
ダウンタイム
ペパーミントピールの施術によるダウンタイムは、ほぼないといって良いでしょう。薬剤がマイルドで肌へのダメージが抑えられるため、メイクも施術後翌日から行うことができます。肌質によっては施術後に肌の赤みが出る人もいますが、数日〜1週間ほどでわからなくなります。
組み合わせると効果的な施術
ペパーミントピールで肌の表皮を薄く剥離すると、余分な角質が除去され、美容成分が肌の内側に浸透しやすくなります。この効果を利用し、ペパーミントピールと他の美容医療の施術を組み合わせることで、より肌への効果を高めることができます。
イオン導入
イオン導入は専用の機器を使用して、本来肌表面にまでしか届けることができない水溶性の美容成分を、肌の奥まで導入する施術です。皮膚にわずかな電流を流すことで美容成分の浸透を促し、コットンや手で塗るよりも美容成分の効果を実感しやすくなります。
ビタミンC・プラセンタ・トラネキサム酸などの成分ごとに施術が分かれており、中でもビタミンCはイオン導入を用いることで角質層まで浸透しやすくなります。
イオン導入 肌のツヤを整えるために
エレクトロポレーション
イオン導入は専用の機器を使用して、本来肌表面にまでしか届けることができない水溶性の美容成分を、肌の奥まで導入する施術です。皮膚にわずかな電流を流すことで美容成分の浸透を促し、コットンや手で塗るよりも美容成分の効果を実感しやすくなります。
ビタミンC・プラセンタ・トラネキサム酸などの成分ごとに施術が分かれており、中でもビタミンCはイオン導入を用いることで角質層まで浸透しやすくなります。
エレクトロポーション 細胞内まで美容成分を浸透！ニキビ跡など幅広い悩みに
よくある質問
ここからは、ペパーミントピールに関するよくある質問について、Q&A形式で解説していきます。
痛みはありますか？
ペパーミントピールは、ケミカルピーリングの中でも特にマイルドなピーリング剤を使用するため、施術中の痛みはほとんど感じられないのが特徴です。メントールの効果によってピーリング独特の灼熱感も軽減されるため、痛みやヒリつきを気にする人でも施術を受けやすいでしょう。
また、一般的にマイルドと言われているマッサージピールよりも、さらに肌へのダメージは少なく、ケミカルピーリングの中で最も肌への影響がマイルドな施術といえます。
施術後のケアで注意すべきことはありますか？
ペパーミントピールには痛みや副作用がほとんどありませんが、ピーリングによって肌の剥離をすることで、通常時よりも肌の保護バリアが低下しています。
そのため、施術後は普段以上にしっかりと肌を保湿する必要があります。スキンケアでは、保湿効果の高いアイテムを使うようにしましょう。また、紫外線ダメージも受けやすいため、外出時は必ず日焼け止めを塗るように心がけましょう。
施術を受けられない人はいますか？
妊娠中・授乳中の人は、ピーリング剤が赤ちゃんに及ぼす影響が未知数なため、ペパーミントピールの施術を受けることができません。ペパーミントピールは剥離作用が比較的穏やかで、敏感肌の人でも受けることができる施術です。しかし、アトピーや皮膚炎などの皮膚疾患を患っている人は必ず医師とよく相談するようにしましょう。
効果はどれくらいもちますか？
ペパーミントピールの施術による肌の凹凸・くすみ・たるみなどの改善効果は、約1〜2ヶ月持続すると言われています。施術を希望している人は、効果の継続期間を逆算して日取りを決めるようにしましょう。
どれくらいの間隔で受けるべきですか？
ペパーミントピールは1回の施術でも効果を実感することができますが、継続して施術を受けることで、さらに高い効果を実感することができます。施術間隔の目安として、初めは1〜2週間に1回のペースで5〜6回の施術を行い、肌質の改善を促します。
その後は1〜2カ月に1回のペースで継続していくことで、健康的な肌をキープすることができます。とはいえ、肌質は人それぞれなので、医師とのカウンセリングで自分に合ったスケジュールを立てるようにしましょう。
まとめ
ケミカルピーリングの一種であるペパーミントピールは、さまざまなピーリングの中でも特に肌に優しい薬剤を使用しており、剥離効果がマイルドなことが特徴です。これまでピーリングができなかった敏感肌の人や肌への刺激が気になる人でも適用でき、ダウンタイムもほとんど発生しないことから、気軽に受けることができる施術といえます。
また、ペパーミントピールと他の美容医療の施術を組み合わせることでさらに効果アップすることもできるため、肌質を改善したい人はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
【参考サイト】
1）共立美容外科「コラーゲンペプチドについてわかりやすく医師が解説」
https://www.kyoritsu-biyo.com/column/wrinkles-and-sagging/collagen_peptide/
2）共立美容外科「ニキビ・ニキビ跡治療 サリチル酸マクロゴールピーリング」
https://www.kyoritsu-biyo.com/shinryou/acne/peeling.php
3）まいこホリスティックスキンクリニック「イオン導入」
https://mhs-cl.com/treatment/ion-introduction/
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