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人中短縮ボトックスはどんな施術?効果やデメリットも解説

「人中短縮ボトックスってどんな施術?」「人中ボトックスの効果やデメリットは?」と疑問に思われている方も多いでしょう。

鼻の下である人中が短いと顔が引き締まり、若々しい印象になります。そのため、メイクや美容医療で人中を短くする人が増えています。

この記事では、人中短縮ボトックスの効果やデメリット、さらに、向いている人についても詳しく解説します。若々しく可愛らしい印象になりたい方は必見の内容です。ぜひ最後までチェックして、参考にしてみてください。

人中とは

人中とは、鼻と上の唇の間の部分のこと。「鼻の下」とイメージしておくと分かりやすいでしょう。
鼻や口元の印象が変わるだけでも顔全体のイメージは変わります。

人中が短いと可愛らしく、若々しい印象になります。逆に人中が長いと顔が間延びして見え、のっぺりとした印象になってしまいます。

そのため、美容整形やメイクで短い人中を目指す人が増えているのです。人中が短くなることで顔が小さく、引き締まった印象になります。

理想的な人中の長さ

人中は短い方が若々しく可愛らしい印象になるとはいえ、短ければ短いほどいいというわけではありません。人中には理想的な長さがあります。

人中の黄金比は「人中の長さ:あごの長さ=1:2」とされています。

テレビやSNSで「可愛い」「若く見える」「きれい」と言われる女優さんやモデルさんの多くは、人中が短い傾向にあります。

しかし、花王の研究結果によると、人中は加齢とともに自然と長くなることが分かっています。確かに年齢を重ねて鼻の下が長くなると、なんとなく老けた印象になると思う方もいるかもしれません。

このように、見た目の若々しさを演出するためには、人中が短いことが重要な要素のひとつであると言えるでしょう。

人中短縮ボトックスとは

人中短縮ボトックスとは、人中にボトックス注射をして鼻の下を短くする施術です。

ボトックス注射はボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種を投与し、筋肉の運動を抑える作用があります。ボトックス注射は眉間のシワや目尻のしわなどの顔の表情によりできるシワに注射することが多くありますが、人中を短くしたいときにも有効です。

メスを使用せず施術できるため傷跡やダウンタイム、手術の負担などが少なく、顔の印象を変えることも可能です。

上唇の口輪筋(こうりんきん)にボトックスを注入すると口輪筋の筋肉が緩むので、その結果上唇がリフトアップし、人中が短く見えます。

効果は3ヶ月〜半年程度持続するため、定期的に投与することで若々しさをキープできます。また、ボトックス注射のため効果も早く、5日〜1週間程度で現れてきます。

期待できる効果は?

人中短縮ボトックスは以下のような効果が期待できます。

・人中を短くする
・小顔
・上唇のリフトアップ
・口輪筋の筋肉の弛緩


このような効果により、見た目の可愛らしさや若々しさを演出できます。人中短縮ボトックスは自然な仕上がりの変化を実感できる施術でもあります。

また、人中を短く鼻の下を引き上げることで上唇が上向きになり、唇が立体的になる効果もあります。それにより、可愛らしさや童顔っぽさ、美人などの印象につながるのです。

人中短縮ボトックスが向いている人と向いていない人

人中短縮ボトックスが向いている人とそうでない人をそれぞれ紹介します。状況によっては向いていない場合があるので、自分は向いているかどうか、あらかじめチェックしておきましょう。

向いている人

人中短縮ボトックスが向いている人は以下のような方です。

・鼻の下の長さが気になる方
・小顔になりたい方
・若々しい印象になりたい方
・メスを使わずに施術を受けたい方


他にも、女優やアイドルのような顔になりたい、面長な顔を小顔に見せたいという方にも向いています。

向いていない人

人中短縮ボトックスが向いていない人としては、以下のような方です。当てはまるものがないか、事前に確認しましょう。

・ガミースマイルの方
・妊娠中の方
・授乳中の方
・妊活中の方
・過去にボトックスでアレルギー症状があった方


ガミースマイルとは、笑ったときに上唇がめくれ上がり、歯ぐきが3mm以上見える状態のことです。人中短縮ボトックスによってさらに上唇がめくれ上がってしまう可能性があるため、ガミースマイルの方は注意しましょう。自分で判断するのが難しい場合は、医師によるカウンセリング時に相談をしましょう。

また、施術後は流産など何かしらの影響がある可能性を考え、避妊をする必要があります。そのため、男女問わず妊娠の予定がある方は必ず医師に伝えましょう。

デメリットや副作用は?

人中短縮ボトックスを受ける前に、デメリットや副作用にも目を向けていきましょう。デメリットや副作用には以下のようなものが挙げられます。

・効果を持続させるには定期的な注入が必要
・口を動かしにくくなることがある
・注射部位の痛みや腫れる場合がある


ボトックス注射の持続効果は半永久的でなく、3〜6ヶ月程度とされています。効果を持続させるためには、3ヶ月から半年ごとに施術を繰り返していく必要があります。

また、人中短縮ボトックスだけに限らず、ボトックスは筋肉の動きを弱める注射のため、口を動かしにくくなることがあります。とくにストローで飲むときには口をすぼめにくいので、こぼれないように注意しましょう。たとえ施術後に口が動かしにくくなったとしても、時間が経つとともに自然に動かしやすくなります。

ダウンタイムとしては、痛みや腫れがある場合があります。他にも、赤みや表情の強張り、筋力低下などが考えられますが、薬剤の効果は時間の経過に伴い自然に軽くなっていきます。腫れや赤みは数日で落ち着くことがほとんどです。

施術の流れ

ここでは、人中短縮ボトックスを受ける際の流れを紹介します。細かな流れはクリニックにより異なるので、あくまで参考として確認してみてください。

カウンセリング
ご希望やお悩みを医師に伝え施術可能かどうかを判断し、最適な治療法を決めていきます。

麻酔
痛みに不安がある場合は、オプションで麻酔クリームや麻酔テープなどで麻酔することが可能です。麻酔が効くまで30分程度お待ちいただきます。

施術
施術部位を冷却し、注射位置を決め、人中に注射していきます。施術時間は5〜10分程度です。注射時の痛みはありますが、過度に心配するような強い痛みではありません。

施術後
腫れや痛みなどのダウンタイムはほとんどありません。治療後はメイクをしてお帰りいただけます。

人中短縮ボトックスで若々しく可愛らしい顔立ちへ

メスを使うことなく注射のみで施術可能な人中短縮ボトックス。

人中を短く見せるマッサージやメイク方法はありますが、すっぴんでも若々しい印象に見せたい場合は人中短縮ボトックスが向いています。効果の持続期間は手術ほど長くはありませんが、手術ほどの大がかりな手間はかかりません。美容医療初心者の方でも手軽に取り入れやすい施術といえます。

鼻の下に注射するだけで顔の印象は大きく変わります。ダウンタイムも比較的軽いため、気になる方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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