ポテンツァ＆マックームでニキビ跡・クレーター改善！人気薬剤との比較も
マックームはポテンツァ専用の導入薬剤で、クレーター状のニキビ跡の改善に高い効果を発揮します。主成分であるPLLA（ポリ乳酸）を効率よく肌に届け、コラーゲンの生成を促すのが特徴です。そのため、マックームはニキビ跡の改善だけでなく、肌のハリや小ジワなどの悩みにも効果が期待できます。
この記事では、マックームの特長や他の薬剤との違いについて解説しています。ニキビ跡や毛穴に悩んでいて、これまでの施術で効果を感じられなかった方は、ポテンツァとマックームを試してみてはいかがでしょうか。
- 1. マックームとは
- 1-1. 主成分
- 1-2. ドラッグデリバリーシステムに最適化された導入剤
- 1-3. 肌への効果
- 2. 人気の薬剤と比較
- 2-1. エクソソーム
- 2-2. ジュベルック
- 2-3. ボトックス
- 3. マックームのメリット
- 3-1. ニキビ跡への改善効果が高い
- 3-2. アレルギー反応が出にくい
- 3-3. 取扱いのあるクリニックが多い
- 4. マックームのデメリット
- 4-1. ポテンツァ単体より高額になる
- 4-2. 1回で効果を感じないこともある
- 5. マックームの効果を最大限に得る方法
- 5-1. 4～6週間おきに3～5回導入する
- 5-2. 半年〜1年に1回のメンテナンスをする
- 6. ポテンツァ＆マックームでニキビ跡の凹みやたるみ毛穴を改善しよう
マックームとは
マックームとは、ポテンツァ専用の導入薬剤です。マックームの主成分や注入方法、期待できる効果について解説します。
主成分
マックームは、ポテンツァ専用に開発された粒子の細かいPLLA（ポリ乳酸）製剤です。ポテンツァを製造している韓国のJeisys社から、公式に販売されています。PLLAは糸リフトに使われる成分で、「溶けるコラーゲン」とも呼ばれています。
PLLAは肌に注入した後、数か月〜2年ほどかけて体内で分解されるのが特徴です。アレルギー反応がほとんどなく、安全性が高いとされています。
糸リフトは肌のハリを高めてたるみを引っ張り上げるだけでなく、美肌効果もあります。マックームは糸リフトの美肌成分に注目し、開発されました。
ドラッグデリバリーシステムに最適化された導入剤
マックームは、ポテンツァのドラッグデリバリーシステムに最適化された導入薬剤です。
ドラッグデリバリーシステムとは、必要な量の薬剤を必要な場所に届ける技術です。ポテンツァは、空気圧によって薬剤を均一に注入します。単純に塗り込む場合とは異なり、薬剤を効率よく肌に届けることが可能です。
また、糸リフトにはPDO、PCL、PLLAなどの成分が使われていますが、その中で最も効果が高いと言われているのがPLLAです。マックームに含まれるPLLAは、ドラッグデリバリーシステムで肌に届けられるよう微粒子化されています。マックームが肌の隅々にまで行き渡ることで、肌のハリをさらに高めます。
肌への効果
マックーム導入のポテンツァ治療は、クレーター状のニキビ跡や肌の凹凸、たるみ毛穴などに高い効果が期待できます。マックームが体内に入ると、PLLAが分解される過程で線維芽細胞が刺激され、コラーゲン生成を促すからです。コラーゲンの産生が活発になれば、ニキビ跡の凹みが徐々に平坦に近づいていきます。
ポテンツァの針による刺激やRFの働きだけでも、コラーゲンの生成を促す効果が期待できますが、コラーゲンを生み出す力には個人差があります。そして、年齢を重ねるとコラーゲンの生成は質・量ともに低下します。ポテンツァでマックームを導入することで相乗効果が期待でき、さらに肌のハリを高めることが可能です。
人気の薬剤と比較
ポテンツァの導入薬剤として人気なのが、エクソソームやジュベルック、ボトックスです。それぞれの効果の違いを解説します。
エクソソーム
エクソソームは、毛穴や肌のハリ、肌再生効果が期待できる薬剤です。エイジングケアをしたい方や、若々しい肌を維持したい方に向いています。
エクソソームは、細胞から分泌される小さなカプセル状の物質です。細胞間の情報伝達を行う、細胞の活性化に必要な成分を届ける、細胞の修復を促すなどの作用があります。
エクソソームをポテンツァで導入すると細胞の分裂を促すシグナルとなり、コラーゲン生成を促す効果が期待できます。そのため、肌のたるみやシワ、ハリの改善に効果的です。また、肌バリアを高める作用もあるため、肌の乾燥や敏感肌にも有効と言われています。
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ジュベルック
ジュベルックは韓国で人気の薬剤です。マックームと同様の効果を持つとされるPDLLAに、ヒアルロン酸がプラスされています。そのため、コラーゲン生成を促す効果に加えて、ヒアルロン酸の役割も期待できるのが特徴です。保湿力の高いヒアルロン酸の作用により、弾力を失った肌に潤いやハリを与え、小ジワの改善につながります。
また、ジュベルックの成分であるPDLLAは、マックームのPLLAに比べて持続期間が長く、副作用が少ないという特徴があります。ジュベルックはとても魅力的な薬剤ですが、取り扱うクリニックが少ないのが現状です。ジュベルックを希望する場合は、クリニックに事前に問い合わせると良いでしょう。
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ボトックス
ボトックスとは、ボツリヌストキシンと呼ばれるタンパク質のひとつです。表情ジワを改善する治療でよく用いられています。
ポテンツァでボトックスを導入する際は皮膚の浅い層に注入するため、筋肉の動きを止めることなく、ボツリヌストキシンの美肌効果を利用できるのが特徴です。肌のたるみや小ジワ、ハリの改善に効果的で、ツヤのある滑らかな肌に導きます。
また、ボツリヌストキシン薬剤は、皮脂腺や汗腺にも作用する薬剤です。そのため、皮脂の分泌を抑えて、毛穴の開きを改善する効果が期待できます。テカリやニキビの予防にも効果的です。
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マックームのメリット
マックームは、ニキビ跡の改善に高い効果が期待できる施術です。その他にもアレルギー反応が出にくい、取り扱うクリニックが多いため施術を受けやすいといったメリットもあります。
ニキビ跡への改善効果が高い
マックームが体内でコラーゲン生成を促すことにより、ニキビ跡の凹みの早期改善が見込めます。ポテンツァ＋マックーム1回で、ダーマペンの5回分の効果が期待できると言われるほど。深いクレーター状のニキビ跡の場合、ダーマペンで20〜30回受ける必要があったものが、5回ほどで改善が期待できるとも言われています。
また、ポテンツァはダーマペンのようにチップを横に動かさないため、針で皮膚をひっかいたような傷がつくことはありません。肌を傷つけるのを最小限に抑えたい方や、肌が弱い方でも施術を受けやすいでしょう。
アレルギー反応が出にくい
ポテンツァ専用に開発されたマック―ムは、粒子の細かいPLLA製剤です。PLLAは体内で数か月〜約2年かけて水分と二酸化炭素に分解されるため、アレルギー反応が出にくいと言われています。
同じPLLAを使った糸リフトの場合、大量に用いると体に悪影響が出る可能性があると指摘されていました。マックームはPLLAの粒子を細かく分解しており、そうしたリスクは非常に少ないとされています。
取扱いのあるクリニックが多い
マックームは、多くのクリニックで施術を受けられます。マックームはポテンツァの機器メーカーであるJeysisが開発した薬剤です。そのため、ポテンツァを扱っているクリニックなら、マックームもほぼ間違いなく取り扱っていると考えてよいでしょう。
マックーム同様にコラーゲン生成を促す作用のあるジュベルックは、施術を受けられるクリニックが少なく、通院できる範囲にクリニックがない可能性があります。マックームは多くのクリニックで扱っているため、そうした心配はありません。
マックームのデメリット
マックームはニキビ跡の改善に効果的な施術ですが、デメリットもあります。デメリットを十分に理解したうえで、施術を受けるようにしましょう。
ポテンツァ単体より高額になる
マックームはポテンツァ単体で受ける場合と比べると、一回あたり2〜3万円ほど高くなる場合があります。セット料金を用意している場合もあれば、薬剤をオプションとして選ぶスタイルのクリニックもあり、価格設定はさまざまです。
マックームの効果が不安な場合は、初回限定価格やモニター価格を設定しているクリニックで、一度試してみるのも良いでしょう。
ポテンツァ単体より費用はかかるものの、マックームは繰り返し行うことで高い効果が期待できる施術です。本気でニキビ跡を改善したいと考えるなら、支払う価値があると言えます。
1回で効果を感じないこともある
マックームは、凹みのあるニキビ跡やクレーターの改善に高い効果が見込めます。しかし、1回の施術では効果を感じないこともあります。逆に、1回の施術で大きく改善したと感じることもあり、効果実感には個人差が大きいのが現状です。また、どの程度の改善を期待するかによっても、満足度に差が出ます。
実際に施術を受けてみないと、どのように感じるかはわかりません。初めて施術を受ける方は、複数回の施術を1セットとして見込んでおくと良いでしょう。
マックームの効果を最大限に得る方法
マックームは、定期的に施術を行うことで効果が持続しやすくなります。医師に相談の上、自分に合った頻度や回数を選択しましょう。
4～6週間おきに3～5回導入する
コラーゲンは日々作られ、古いコラーゲンは排出されていきます。そのため、マックームの効果を持続するには、定期的に施術を受けることが大切です。
マックームを4〜6週間おきに3回ほど肌に導入することで、肌へのハリ効果の持続性が高まります。肌状態によっては、最初は4週間に1回、3回目以降は6〜8週間に1回と、徐々に間隔をのばしていくことも可能です。医師に相談の上、肌の状態に応じた間隔で施術を受けましょう。
半年〜1年に1回のメンテナンスをする
マックームは施術後、数か月〜2年ほどかけて二酸化炭素と水に分解されます。そのため、3〜5回程度のまとまった施術を受けても、1年ほど経つと効果が落ちてきたように感じることもあります。
マックームの効果を持続したいなら、施術を定期的に行うのが良い方法です。目安としては、半年〜1年に1回程度、マックームの作用が落ち始める前に、メンテナンスのための施術を受けると効果の持続が見込めます。
ポテンツァ＆マックームでニキビ跡の凹みやたるみ毛穴を改善しよう
マックームはポテンツァ専用の導入薬剤です。コラーゲンの生成を促し、クレーター状のニキビ跡や肌の凹凸を改善する効果が期待できます。施術後、数か月〜2年ほどかけて二酸化炭素と水に分解されるため、アレルギー反応が起きにくい点も魅力です。マックームは体内で分解されるまで繊維芽細胞を刺激し続け、定期的に施術を受けることで効果が持続します。
もちろん、ポテンツァ単体でも、針の刺激やRFの作用によりコラーゲン生成を促す効果が期待できます。しかし、コラーゲンを作る力には個人差があり、時間もかかります。凹みのあるクレーターやニキビ跡を早く改善したいなら、マックーム導入を検討してはいかがでしょうか。
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