わたしの名医

フォトRF(オーロラ)– シミそばかす・ニキビ跡に効果的な照射治療

今回、フォトRF(オーロラ)について教えてくれたのは

薬剤師 小浦枝里さん

薬剤師。総合病院門前薬局・クリニック門前薬局・新規開局薬局・大手調剤薬局等さまざまな規模の薬局にて認定薬剤師として勤務を経験。のべ8万人の薬物治療をサポートしてきた。分かりやすい服薬指導はもちろん、患者様の心に寄り添って悩みを解決し、「あなたに相談してよかった」と言われる薬剤師であることを一番心がけている。
自身も4人の子供を育てるママであることから、小児科領域の患者様より「かかりつけ薬剤師」に指名いただくことが多い。
現在は病院薬剤師として勤務する傍ら、接遇指導や記事執筆だけでなく一般向けに健康フェアを開催し、生活習慣病をテーマに人々の健康のサポートや、薬剤師の仕事に興味を持ってもらえるよう小中高校生向けにワークショップを行うなど多方面で活躍中。

シミ・そばかす・ニキビ跡に効果的な照射治療と言われているフォトRF。肌表面だけでなく、肌内部の組織まで届いてさまざまな肌悩みにアプローチできるので、人気の施術となっています。施術を受けてみたいけれど、効果や副作用など疑問がある方も多いのではないでしょうか。
今回の記事ではフォトRFの効果や施術回数、副作用などについて解説します。 フォトRFへの疑問を解消していきましょう。

①フォトRFとは?フォトフェイシャルとの違い

フォトRFとは

フォトRF(オーロラ)は光治療のフォトフェイシャル機器の一つで、光エネルギー(IPL)と高周波エネルギー(RF:ラジオ派)を組み合わせた「シミ」や「くすみ」「たるみ」などの改善を目的としている機器です。
光エネルギーがシミやくすみなどの原因となるメラニンの排出をし、温熱作用によって血液・リンパの循環が促進されるため、赤みなどにも効果的です。高周波エネルギーが真皮の上層まで届いてコラーゲンを産生することによって、肌にハリを与え、キメを整えます。

フォトフェイシャルとの違い

フォトRFはフォトフェイシャルに高周波をプラスしたもので、フォトフェイシャルが光エネルギー(IPL)のみであるのに対して高周波(RF)がプラスされることで、「シミ」や「くすみ」などだけではなくより幅広い肌の悩みに対応できるようになった機器です。

フォトフェイシャル・・・光の照射時間が強く、短時間のため肌表面のシミやソバカスなどの改善に効果的

フォトRF・・・フォトフェイシャルに比べると肌表面への効果は弱まるものの、真皮の上層まで届いて肌内部の組織を活性化するため、ハリや弾力アップにも効果的

施術時間・照射回数の目安

施術時間は20~40分程度、照射回数は3~4週間程度に一回、美肌を感じて頂くためには3~5回クリニックに通って照射することが目安とされています。照射部位や、クリニックの施術内容によって異なります。

施術時の痛み

痛みは弱いとされていますが、シミに反応した場合は肌をゴムで弾かれたような軽い刺激を伴う場合があります。

副作用やダウンタイム

ダウンタイムはほとんどありません。
軽い腫れや赤みが生じることがありますが、通常は数時間で元に戻ります。

以下の副作用が起こる可能性があるとされています。
・後にかさぶたとなって剥がれますが、シミが一時的に濃くなる。
・数カ月で自然消滅すると言われていますが稀に色素沈着が起こる可能性がある。
・皮膚が弱い方は稀にやけどのような症状になって水ぶくれができる場合がある。
 ※水ぶくれができた際は医院での治療が必要です。
・稀に瘢痕化が生じる場合ある。
・肝斑が悪化する可能性がある。

フォトRFを受けられない人

以下のような方はフォトRFを受けることは禁忌とされています。

・皮膚に炎症を起こしている方
・妊娠中の方
・日光過敏症の既往歴のある方
・2週間以内に他のレーザー治療をされた方
・ペースメーカーを入れている方 

 詳しくはスタッフに尋ねると安心です。

② フォトRFの効果

シミ・ソバカス

フォトRFはシミやソバカスの元であるメラニンに作用し、肌の新陳代謝も促します。
シミがある個所は治療後一時的に濃くなることがありますが、かさぶたとなって自然と剥がれ落ちます。 肝斑もシミの一種ですがフォトRFで治療すると悪化する可能性があるので、スタッフへの確認が必要です。

ニキビ・ニキビ跡

ターンオーバーが促進され、ニキビやニキビ跡を薄くするなどの効果があります。

赤み・赤ら顔

光が赤みの原因であるヘモグロビンに反応し、毛細血管の拡張を抑制します。

毛穴の開き・たるみ・ほうれい線

肌内部の組織を活性化させるため、コラーゲンやエラスチンが増生され、お肌にハリが出るため、毛穴の開きやたるみ・ほうれい線にも効果的です。

脱毛

フォトRFの光はメラニン量に関係なく届くので、従来の脱毛ではアプローチできなかった色の薄いうぶ毛や白髪にも効果的です。

③フォトRFの効果持続期間と施術の回数・頻度の目安

フォトRFは1回のみの照射では、なかなかシミなどに効果を感じることができません。
3~4週間に一回の施術を5~6回行った後から透明感が出てくると言われています(個人差があります)。その後も、2~3か月に1回施術を行うと美肌を保ちやすくなります。
ある程度の期間照射することになるので、スケジュール等を調整できるようにしておくとスムーズです。

④フォトRFは安い?料金相場

価格は照射する箇所の範囲や、ショット数によって異なります。保険診療ではないためどの範囲を施術したいのかを明確にし、あらかじめ値段の確認を怠らないようにしましょう。

クリニックによって値段の差はありますが、顔全体の照射は1回1万円~4万円の間が多く、一般的な価格は2万5千円程度です。回数によってコースとなっている場合や、他の施術とセットで受けることができるクリニックもあるので、自分に合う回数やコースを選ぶことがお勧めです。

⑤フォトRFの施術の流れ

施術時間は20~40分程度です。 ※施術範囲やプランによって異なります。 カウンセリングが行われる場合は別途カウンセリングの時間が必要となる可能性があります。

1.カウンセリング・ドクター診察

医師がお悩みをお伺いし、実際に肌を見てプランを決めていきます。 この時点で不安点などがあれば聞いておきましょう。

2.メイクオフ・洗顔

施術前にメイクは全て落とします。

3.フォトRFの施術

※クリニックによって手順・内容は異なります。
冷却ジェルを照射部位に塗り、目を保護して照射します。ジェルを落とし、照射後はしっかりクーリングして鎮静します。

4.終了

施術直後からメイクが可能です。処置後3か月程度は日焼け対策をしっかりすることをお勧めされる場合が多いです。

⑥術後の肌状態と注意点

フォトRF照射後のケアが効果を高く出すためにも重要です。施術直後は肌が敏感にしないよう注意が必要です。乾燥しやすい状態になっているので、しっかりと保湿をしてケアを行いましょう。

⑦おすすめの併用施術

クリニックよっては他の施術と一緒に受けることができるプランがあります。フォトRFと他の施術を組み合わせることによって、シミやニキビ・くすみ等への効果をより感じやすくなります。

・イオン導入

イオン導入では機器を使って皮膚に微弱な電流を流し、普段の手入れだけでは肌の表面にしか届かない美容成分を肌の奥深くまで浸透させることができます。ビタミンCやトラネキサム酸、プラセンタなどのイオン導入を行っているクリニックが多く、フォトRF後は有効成分が肌に浸透しやすくなっているため、併用することでシミやソバカス、くすみなどによりアプローチできるようになります。

・ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、サリチル酸マクロゴールの薬剤を顔全体に塗って、肌表面にある古い角質を取り除き、ニキビやニキビ跡・毛穴の開き・肌のくすみなどの改善に効果のある施術です。フォトRFと併用することでニキビやニキビ後・毛穴の開きの効果を高めることができ、フォトRFによってシミにもアプローチできるのでおすすめです。

・ダーマペン

ダーマペン4

ダーマペンは、マイクロニードル(極小の針)がついた装置で、肌に小さな孔をあけて真皮に刺激を与えることで肌の奥にある線維芽細胞を刺激し、肌本来が持つ創傷治癒力をひきだす治療です。続けていくことで肌質が向上し、ニキビやニキビ跡・小ジワ・シミ・たるみなどのさまざまな肌悩みが改善します。 フォトRFと組み合わせることで、肌悩みの改善への効果が高まります。

・ピコトーニング

ピコトーニング

ピコトーニングは、低出力なレーザーをピコ秒で照射することによって、これまでのトーニングよりも肌への負担を減らし、メラニンに作用する効果を飛躍的に高めた新世代のトーニング治療です。
複数回続けることで、肝斑やシミ、毛穴収縮など肌質全般を改善に導きます。 フォトRFは肝斑が悪化する可能性があるので、ピコトーニングと組み合わせことでより肌悩みにアプローチすることが可能になります。

  1. たむらウィメンズクリニック

  2. Tokyo Kirei Clinic

  3. Y&Mクリニック幕張

  4. ONE CLINIC 恵比寿院

  5. 経堂ファミリアクリニック

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