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ボトックス注射 切らずに表情しわを改善!効果・特徴などを解説

しわが気になる方に人気の施術がボトックス注射です。表情筋など筋肉の過剰な動きを緩和し、表情しわの改善や小顔、美脚などさまざまな効果が期待できます。

多くの美容クリニックでも取り入れられており、メスを使用せずダウンタイムもほとんどない</b.という特徴があります。

ボトックス注射とは

「ボトックス」は、、米国アラガン社が製造・販売している「ボツリヌストキシン製剤」の商品名です。ボツリヌストキシン製剤は、ボツリヌス菌から人体への有用性を認められたたんぱく質だけを抽出し、薄めたものです。
ボトックスを注射する施術を、「ボトックス注射」といいます。ボトックスは、厚生労働省からも認可されており、信頼性の高い治療法として知られています。

ボトックスには、筋肉や汗腺の神経伝達に関係する物質「アセチルコリン」の放出を抑える作用があります。そのため、ボトックス注射をすると、、筋肉が一時的にゆるみ、麻痺します。その作用を応用し、、表情しわの解消などさまざまな目的に使われています。

メスを使わず、施術後に少しずつ効果が出てくるため、「自然な仕上がりにしたい」「施術したことを知られたくない」というニーズに合った施術といえます。

米国アラガン社以外で製造されたボツリヌストキシン製剤を使用した治療は、、ボツリヌストキシンと呼ばれています。

ボトックスは品質が高く実績が豊富なため、推奨するクリニックが多いです。価格は、、ボツリヌストキシンの方が、リーズナブルな傾向にあります。

ボトックス注射の効果

ボトックス注射をする部位によって、さまざまな効果が期待できます。代表的な5つの部位について、効果を解説します。

眉間・額・目

眉間・額・目尻は「表情しわ」のできやすい部位です。
表情しわとは、表情が変わるときに使う顔の筋肉である「表情筋」を動かすことでできるしわのこと。年齢を重ねると皮膚のハリが減り、表情しわが目立つようになります。
表情しわがあると、老けて見えたり、不機嫌に見えたりと、マイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
ボトックス注射は、表情筋の過剰な動きをおさえて、表情しわを軽減します。定期的な施術の継続により、将来的にできる表情しわの予防も可能です。

エラ

エラが張ってしまう原因には、骨が張っている場合と「咬筋(こうきん)」と呼ばれるエラの筋肉が発達しすぎている場合があります。
咬筋はものを噛むときに使う筋肉で、歯ぎしりや食いしばりの習慣があると発達して肥大し、エラが外側へ張ってしまいます
咬筋にボトックスを打つことで、咬筋に余計な力が入らなくなり、歯ぎしりや食いしばりが軽減。エラがすっきりするため、小顔効果が期待できます。さらに、歯の噛みしめによる肩こりの解消にも効果的です。

肩の筋肉に打つことにより、肩の緊張を軽減し、肩こりを解消。また、肩の筋肉のボリュームが落ち着くため、肩のラインがほっそりと女性らしくなります。さらに、首が長く見えるようになり、スタイルアップにつながります。

ふくらはぎの筋肉量が多いと、張り出したシルエットになり、きれいな脚のラインが出ません。ダイエットをしても、歩くときなど脚の筋肉を使う機会が多いため、ふくらはぎの筋肉を落とすのは難しいといわれています。
ボトックス注射を打つことで、筋肉の動きをおさえ、筋肉の盛り上がりを減らし、細く美しい脚のラインに整えられます。

ワキや手のひらなどの汗腺

汗の出る場所を「汗腺」といいます。ワキや手のひら、おでこといった汗腺のある部位に、ボトックスを打つことで、発汗を促進する作用のあるアセチルコリンの分泌を抑制。汗腺の活動をおさえ、汗の量を減らせます
施術から半年ほど効果が続くので、汗の量が増える夏や暖房で汗をかきがちな冬など、汗の気になる季節になる少し前に打つと快適に過ごせます。

ボトックス注射の特徴

ボトックス注射の特徴や安全性、ヒアルロン酸との違いについて解説します。

ボトックス注射の4つの特徴

1. メスを使わずに効果が得られる
メスを使わずに、表情しわやエラ張り、美脚などの効果が得られます。極細針の注射を試用するため、メスを使う施術に比べ、大幅に痛みが少ないです。時間の経過とともに効果が表れるため、不自然な印象になりにくいのもメリットです。

2. 狙った筋肉にピンポイントで作用する
ターゲットとなる筋肉の動きをピンポイントで抑制できるため、他の筋肉への影響はほとんどありません。

3. 世界シェア95%以上で多くの施術実績あり
これまでボトックス治療を受けてきた人は、世界で1千万人以上。2000万を超える症例があり、実績の多い施術方法です。

4. 効果の持続期間が長い
効果の持続期間が長いため、繰り返し施術することにより、抗体ができて効果が発揮できなくなる可能性が低いです。

ボトックス注射は毒?

ボトックスは、ボツリヌス菌が排出する毒素からつくられています。ボツリヌス毒素は食中毒を引き起こす成分なので「ボトックスにも毒性があるのでは」と不安に思われる方もいます。

しかし、ボトックスは毒性をしっかり除去し、人体に有用な成分だけを抽出した安全性の高い薬剤です。また、原産国であるアメリカの認可と日本国内の厚生労働省の許可を取得しています。

ボツリヌス菌の毒素を使用した製剤は、医薬品として20年以上にわたり、美容以外にも、整形外科やリハビリテーション、内科などさまざまな領域で治療に使用されてきました。このように、ボトックスは安全性の高い治療法のひとつなので、気になる方は医師に相談してみるのをおすすめします。

ヒアルロン酸注射との違いは?

ボトックス注射と同じく、しわ改善の効果が見込める「ヒアルロン酸注射」ですが、メカニズムや有効なしわの種類などの違いがあります。

ボトックス注射
ボトックスは、筋肉の過剰な動きをゆるめる働きがあり、目尻のしわや眉間のしわといった表情しわの改善に用いられます。また、ボトックス注射は、粉末状の薬剤を水に溶かしたものを注入。注入すると筋肉に浸透し、時間をかけて効果を発揮します。

ヒアルロン酸注射
「ヒアルロン酸」は、保水性が高く細胞の間でクッションのような役割をする成分です。ヒアルロン酸注射では、ヒアルロン酸をゼリー状の製剤にしたものを注射します。注入すると、ゼリー状の製剤がその場所にそのままとどまり、皮膚を押上げしわを改善します。ほうれい線やまぶたのくぼみ、目の下のへこみが原因のクマなど、年齢を重ねて骨・脂肪・筋肉が減少することで起きる「たるみしわ」改善に有効です。

ボトックス注射による失敗

表情しわの改善など、さまざまな効果のあるボトックス注射ですが、副作用もあります。なかには「ボトックス注射を打って失敗した」と感じるケースも。正しい知識を身につけ、後悔のない治療を受けましょう。

ボトックス注射での失敗例

ボトックス注射や失敗の代表例を6つご紹介します。

1. 内出血や腫れなどが出る
他の注射での施術と同様、針を刺すことにより、内出血や腫れ、かゆみなどの症状が出る場合もあります。これらの症状は、2週間もすれば消えることがほとんどですし、赤みも軽くメイクでカバーできるため、あまり心配はいりません。

2. アレルギー反応が発生する
ボトックスを体内に取り込むことにより、体質によってはアレルギー反応が発生することがあります。軽い赤みや腫れ、かゆみといった症状がほとんどで、重い症状が出ることはほぼありません。ただし、なかなか症状がおさまらない場合は、医師に相談しましょう。

3. 頭痛がする
ボトックス注射は、筋肉の働きを抑制することである程度フェイスラインを変えられます。しかし、フェイスラインが変化すると、筋肉が顔を支える際のバランスも変わり、今までとは違う筋肉に負担がかかってしまうかもしれません。

バランスが崩れることで、頭痛が起きる可能性があります。多くの場合は、数日ほどで自然におさまりますが、重大な原因が潜んでいるかもしれないので、早めにクリニックに相談するのをおすすめします。

4. 顔の左右のバランスが崩れる
ボトックス注射をするときは、医師がバランスを見ながら注射し、形を調整していきます。そのため、医師の腕によっては、バランスが上手く取れず、左右非対称な仕上がりになる場合もあります。

人の顔はもともと完全に左右対称なわけではなく、左右で筋肉の量も異なります。さらに、注射する部位や意図する効果に合わせて、薬剤の量などの調整が必要です。

5. かえってエラが目立つようになった
ボトックス注射により、エラの筋肉のボリュームを軽減することで、エラを目立たなくできます。しかし、注入量に過不足があったり、顔全体のバランスが崩れたりすると、かえってエラが目立つようになってしまうことがあります。

6. まぶたが開きづらい、または開かない
ボトックスの注入量が多すぎたり、組織細胞を傷つけたりと、誤った注射の打ち方をすると、瞼が垂れて視界が狭くなる「眼瞼下垂(がんけんかすい)」という症状が現れる場合があります。

また、もともと眼瞼下垂の人の場合、瞼を持ち上げる筋肉の力が弱まり、眼瞼下垂がより重度になる可能性があります。

ボトックス注射で失敗しないために

ボトックス注射が失敗する原因のほとんどは「注射治療であれば起きる可能性のある症状」と「量や注入箇所など、ボトックスの不適切な注入」です。

失敗を防ぐためには、注射治療やボトックスに精通し、身体の負担を軽減しつつ、適切な量と場所にボトックスを注入できる医師を選ぶことが大切です。

さらに、顔のバランスは医師のセンスに左右されるので、自分と近いセンスを持っている医師に施術してもらうと、より理想に近い仕上がりになります。

カウンセリング時に、悩みや理想の姿、注射に関する不安など、しっかり話し合うことで、失敗の確率を下げられます。

ボトックス注射を失敗したときの対処法

ボトックス注射を失敗したときの対処法は、2つあります。

ひとつは時間が経過し、効果が切れるのを待つことです。ボトックスの効果はずっと続くわけではありません。半年以内に効果が切れることがほとんどなので、失敗の程度が小さい場合は、時間が経つのを待つ場合が多いです。

もうひとつの対処法は、ボトックスの効果を弱める「アセチルコリン塩化物」を注射することです。注射によりある程度修正はできますが、完全に元の状態に戻るとは限りません。また効果が3~4日ほどしか持続しないので、複数回の施術を受けなければならない場合もあります。クリニックによっては取り扱っていないので、まずは医師に相談しましょう。

施術の流れ

(1)カウンセリング・診察
最初にカウンセリング・診察で、施術内容や施術する部位の状態をチェックします。表情しわなどの悩みや理想の仕上がりなど、しっかり医師と希望をすり合わせることで納得のいく効果が得やすくなります。痛みやダウンタイム、費用など気になる点があれば、遠慮なく質問してください。

(2)メイク落とし・洗顔
顔に施術する場合は、メイク落としと洗顔をします。

(3)ボトックスを注入
痛みを最小限に抑えるために、冷却してから、極細針を使用してボトックスの薬剤を注入していきます。痛みが気になる場合は、クリニックによってはクリーム麻酔などの麻酔を使用できます。

(4)終了
施術が終了したら、すぐに帰宅できます。顔を施術した場合も、異変がなければメイク可能です。

施術時間

部位にもよりますが、5~10分程度で施術が終わります。短時間で終わる施術なので、仕事帰りやお出かけの帰りにも受けやすい施術です。

ダウンタイム・注意事項

ボトックス注射のダウンタイムや注意事項についてご紹介します。

痛み

注射針を刺すときに、ちくっとした痛みがあります。

ダウンタイム

ほぼありません。注射した箇所が腫れる場合がありますが、10日~2週間程度でおさまる場合がほとんどです。また、注射針の跡が赤くなる場合もありますが、2~3日ほどで赤みは引きます。

施術前後の注意事項

施術当日から洗顔やメイク、シャワー、入浴ができますが、施術部位を強くこすったり、もんだりするのは避けてください。また、飲酒や運動、エステ、マッサージは翌日からOKです。

こんな方は受けられません

以下の項目に当てはまる方は、ボトックス注射を受けられません。

・妊娠中または妊娠中の可能性のある方、授乳中の方
・妊娠を希望する方(男女とも)
・筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症など全身の筋肉の病気にかかっている方
・ボツリヌス製剤にアレルギーがある方
・体調悪い方
・3ヶ月以内に他のクリニックで多量のボトックス注射を受けている方

また、抗生物質や筋弛緩薬、精神安定剤などを服用中の方やぜんそくなどの慢性的な呼吸器疾患、緑内障の方は、必ず医師にご相談ください。

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