外側から治療し内側から体質改善する
双方向アプローチ
私は皮膚トラブル、主にアトピー性皮膚炎の治療に漢方薬を取り入れています。
何故なら漢方薬は免疫機能のバランスを変え、アレルギー体質そのものを治していく薬だからです。
皮膚トラブルに対し、細かな機序を省略し大まかな方法論のみを考えると西洋医学では皮膚表面の炎症そのものを抑制・鎮火することにより治療するのに対し、漢方(東洋)医学では体質そのものを改善することで皮膚病が起こりにくくするアプローチをしています。
ただし、漢方薬は処方が難しく処方を間違えると効果が得られないだけでなくトラブルを悪化させる場合があります。これは一つに症例に対して処方する薬が決まる治療とは異なり、症例の原因に対して薬を処方するためです。私もまだまだ未熟な部分がありますが、熟練の漢方医ほど上手く処方できる筈です。
またステロイド剤には内服薬と外用薬があるように、飲んで効く薬の中には直接塗って効く薬があります。私は、通常は内服される漢方薬の中にも肌に直接塗っても効果があるものもあるだろうと考え、地黄を煮出した液体を皮膚病や乾燥が気になる患者に塗ってもらいました。結果、肌トラブルの改善がみられ地黄は肌に塗っても効くことが確認できました。
「シミ改善漢方薬」の主要生薬「地黄」を
日常使いの化粧品に配合
シミに効く漢方薬に「四物湯(しもつとう)」という薬があります。シミ以外に乾燥肌の改善、月経不順、冷え性などの治療に用いられます。
四物湯を構成する生薬は当帰(とうき)地黄(じおう)芍薬(しゃくやく)川芎(せんきゅう)の4つです。この中で特に注目した生薬が地黄です。
地黄には血行を改善する効果があり肌に栄養を与え保湿します。そのことで痒みや炎症をある程度抑えられると考えています。一般的に化粧品の抗炎症成分というと甘草が浮かぶと思いますが、漢方薬としての甘草の役割は他の生薬の調和であり、実は甘草より効果的な生薬が沢山あります。
私が初めて手掛けた地黄化粧品は石けんでした。「石けんを変えるだけでアトピーが治った」知人がいて、その後難治性の肌トラブルを抱えた患者2人が石けんを変えた途端に好転した事実を少なからず経験し、石けんを作ることを決意しました。
そこからゲル、化粧水、シャンプー、地黄に加えてプラセンタなどの美容成分を追加した美容液……と、患者様の要望に応える形で原価にこだわらず都度都度開発していきました。特にシャンプーは気に入っている患者様が多いようです。
また、地黄は配合していませんが腸内環境改善のためのサプリメントも開発しました。
腸内環境を改善すると、自律神経やホルモンバランスが改善され、肌がきれいになるからです。

地黄&馬プラセンタ&ハーブ配合
地黄美石けん
地黄エキスと当帰エキスを配合した、熟成透明石けんです。生薬エキスの他にウマプラセンタエキスや国産ハーブ等も配合してあります。洗顔はスキンケアの第一歩。シミやクスミの予防、乾燥による痒みやニキビを改善したい方にお勧めです。

地黄美オールインワンゲル
オリジナルの漢流混合エキス(地黄・当帰・カワラヨモギエキス)をベースとした濃厚保湿オールインワンゲルです。保湿成分にヒアルロン酸と馬油、ウマプラセンタエキス、国産ハーブを配合しています。ふっくらとした肌へ導きます。

漢流ゲル
地黄美オールインワンゲルをバージョンアップさせ、ハチミツや国産ハーブを追加しました。アトピー肌の方でも使える保湿ゲルです。

地黄美シャンプー
トリートメント不要のアミノ酸系シャンプーです。頭皮の乾燥を予防することで痒みを抑え、抜け毛を防ぎます。生薬成分と国産ハーブ成分、ウマプラセンタ等が融合された当院で一番人気の製品です。

漢流クレンジング
落ちにくいメイクに素早くなじむクレンジングオイルです。地黄美石けんでメイクを落としきれない方向けに開発しました。メイクを落としつつ、毛穴の黒ずみを予防します。また、地黄美石けんを合わせて使うことで、より肌のキメが整います。

地黄美化粧水(乾燥肌用)
乾燥肌の方向けに開発したしっとりタイプの保湿化粧水です。オリジナルの漢流混合エキスを、ヒアルロン酸、ウマプラセンタ、国産ハーブ等配合しています。脂性肌用との違いはテクスチャーだけで、配合成分や濃度には違いがありません。

地黄美化粧水(脂性肌用)
脂性肌の方向けに開発したさっぱりサラサラタイプの保湿化粧水です。オリジナルの漢流混合エキス、ヒアルロン酸、ウマプラセンタ、国産ハーブ等を配合しています。

漢流美人
地黄化粧品とはコンセプトが変わりますが、腸内環境の改善を目指したサプリメントです。
紅景天とサラシアをベースとしています。腸内環境が良くなると、肌荒れや皮膚トラブルが改善されることが期待できます。

あらなみクリニック
総院長 荒浪 暁彦
(あらなみ あきひこ)
経 歴
皮膚科医・漢方医・美容皮膚科医
日本皮膚科学会認定専門医
慶應義塾大学非常勤講師
浜松医科大学非常勤講師
日本医療毛髪再生研究会所属
日本抗加齢美容医療学会員
あらなみクリニック 千葉院

〒273-0035 千葉県船橋市本中山3-22-1
一般皮膚科/TEL:047-314-8707 美容皮膚科/TEL:047-335-2770
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30~13:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー |
14:45~18:00 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | △ | ー |
※土曜日午後は完全予約制の自費診療のみとなります。
あらなみクリニック 静岡院

〒427-0047 静岡県島田市中溝町1294-1
一般皮膚科/TEL:0547-34-5522 美容皮膚科/TEL:0547-34-5531
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | ー | 〇 | △ | ー |
15:00~18:00 | 〇 | 〇 | ー | ー | 〇 | ー | ー |
※土曜日の朝は準備が整い次第診察を始めますので、8時前からお呼びする事があります。
この製品のお取扱い希望のクリニック様は
わたしの名医カスタマーセンターまで
お問い合わせください。
※使用意図、使用方法の確認及び
ネット販売禁止に関する同意をいただきます。
取材・メディア掲載についての
お問い合わせは、
下記よりご連絡ください。