Juno beauty clinic 新宿院では多数の美容外科手術を経験してきた美容外科医としての技術を生かし、低侵襲性の美容外科手術と医療機器による治療をバランスよく組み合わせた治療を提供しています。 コミュニケーションを通して患者様の真の要望を汲みとり、ご納得いただいた上で医療を提供することが大切だと語るJuno beauty clinic 新宿院 院長の西岡和昭先生にお話を伺いました。
低侵襲性の外科手術と皮膚科治療を組み合わせ、エイジングをコントロール
――貴院の特徴をお聞かせいただけますか
西岡 患者様お一人おひとりのご希望や状態に合わせて、外科と皮膚科を併合した医療を展開しています。
私自身は美容外科医としてメスを使った手術の経験を数多く積んできましたが、最近は外科領域であっても大胆な手術より、もう少しライトなものが好まれる傾向がみられます。
そのような状況もあって、例えばエイジングのお悩みでしたら、レーザーやHIFUなどの皮膚科治療と低侵襲性の外科手術を組み合わせながらトータルでコントロールしていくといった治療がメインです。
――エイジングに関するご相談は多いのでしょうか?
また、どのような治療をされていますか?
西岡 来院される患者様の年代は20代前半から60代と幅広いのですが、開院当初からエイジングに関わるお悩みのご相談は多く、しわや、たるみの改善をご希望の患者様が多くおみえになります。
エイジングのお悩みに適用できる方法は様々あり、患者様の皮膚や筋肉、骨など、様々な角度からエイジングの状態をよく観察しながら、ご自身のご希望に合わせて治療法を組み立てていきます。外科領域ではスレッドリフトという糸を使ったリフトアップの治療や、たるみの原因となる余分な頬の脂肪を口腔粘膜から除去するバッカルファット除去術などあります。これらはしっかりとした結果が得られ、メリットが大きい割に外科手術としては比較的患者様の負担が少なくて済むため満足度が高く、ご好評いただいている治療です。皮膚科領域ではHIFUといった超音波によって皮膚を引き上げる治療があり、たるみ予防のメンテナンスに適しています。それらを組み合わせその方に最適な治療法を選択していきます。

――貴院の院長になられるまでの経緯をお聞かせください。
西岡 医師としてのスタートは内科医でした。北里大学卒業後初期研修を終え、悪性腫瘍の治療を中心とした内科医として約10年間経験を積みました。その後美容を専門とした医師に転向し、銀座、池袋の美容クリニックにて美容外科医として毎日数多くの手術を行っていました。そのような中で昨年の10月に話をいただいて、今年の2月、クリニックのコンセプトも新たに、美容外科、美容皮膚科として当院を立ち上げました。
――内科の医師から美容の医師に転向されるきっかけは何かあったのですか?
西岡 もともと美容外科に興味があり、いつかは携わりたいと考えていたのですが、医療の道に入るにあたり、医師であるからには人の命を助けるスキルは絶対必要だと考えていました。容体の急変対応、救命救急といった経験を積み、専門医を取得しました。美容外科医に転向するのは内科全般の医師としての経験や技能を納得いくまで積んでからでも遅くないのではないかと考えていたのです。そのタイミングがたまたま内科医師として10年たった頃でした。
――貴院をこんなクリニックにしていきたいといった思い入れやこだわりなどがおありでしたら教えてください。
西岡 以前に比べると今はずいぶん美容医療の敷居も下がっては来ました。でもまだ、人に言いづらいといった風潮があります。そういったところのハードルを下げていきたいですね。風邪で病院へ行くような気楽さで、ちょっとしたお悩みでも相談できる美容のかかりつけ医としてお手伝いができればと考えています。
ニーズに合わせた最新且つ患者様に負担の少ない外科医療が好評
――特にニーズの高い治療はどちらになりますでしょうか。
また、その理由をおきかせいただけますか。
西岡 先程お話しましたエイジング治療もご相談は多いのですが、最近では、特に下瞼のくま治療のご希望が多いですね。
瞼の内側から切開して脂肪を除去するという治療で、当院の術後の画像などがSNSなどで話題になったこともあり、非常にご好評いただいています。ダウンタイムがある手術となりますが、お顔の印象が大きく変わるのでお悩みの方はご相談ください。
その他では、メッシュ状の解ける糸を用いた鼻の隆鼻術をご希望される方も多いです。
プロテーゼのような大掛かりな手術ではなく、鼻の先からメッシュ状の溶ける糸を挿入する施術で、異物による反応でコラーゲンが生成され、鼻筋にハリと高さを出す治療です。メッシュの素材は抜糸不要の手術にも使用される溶ける糸ですので約2年かけて体内に吸収されていきます。
メリットとしてはヒアルロン酸のように血管塞栓といった重篤なリスクがなく、またヒアルロン酸の場合液体ですので横に広がり、鼻筋が太くなってしまうケースがありますが、そもそも液体ではないのでそういったことがない。このような低侵襲、低リスクな外科治療は非常にご好評いただいております。
実際にニーズが変化しつつあるのは感じます。大掛かりにメスをいれた大胆な手術からやや控えめな外科治療の方にシフトしていますね。
コミュニケーションを通して患者様に納得いただいた上で治療を行うことが大切
――医療を提供する上で特に気を付けていることはどのようなことでしょうか。
西岡 気を付けるべき様々なファクターがあるのですが、最終的にはいかに患者様ご自身が納得した上で治療していただくか、というところなのかなと考えています。
どんな治療であっても大切なお顔をお預かりするわけですから、患者様ご自身が納得していただかない限り治療は行いません。
リスクなどがあればすべてお話をし、できる限りお互いの齟齬がないようしっかりとコミュニケーションをとり、私にだったら任せてもいいと思っていただくことが重要です。
美容医療はビジネスである前に医療の提供です。健康な人に対して行う医療行為ですので、コミュニケーション不足による結果の相違というのはあってはなりません。きれいごとを言うつもりはないですが、売り上げよりも優先すべきなのは、対話を通して患者様との信頼関係を築いていくことなのではないかと考えています。

――施術で改善されたお客様(患者様)へのアドバイスなど、状態を維持するために何かご指導されていらっしゃることはありますか?
西岡 治療内容によって維持の方法も変わるのですが、スレッドリフトなどリフトアップを目的とした治療後には、状態維持のために年に数回HIFUを併用することをおすすめしますし、シミやくすみなどの色素に関わる治療の後には定期的にレーザーを受けていただく、また肌機能のベースを整える意味合いでビタミン剤やトランサミンの内服といった内側からのケアと共に、肌悩みに見合ったスキンケア製品をナースを中心にセレクトしてもらい、ご自宅でのケアをすすめますね。
いずれにしても加齢により日々顔は変化していくものですので、必ずメンテナンスは必要です。単発の治療で終了というのではなく、さまざまな角度から総合的にケアする方法をお伝えしています。
これからも患者様お一人おひとりと向き合い、できる限りの医療を提供し続けたい
――医療に携わる中でどのような時に喜びを感じられますか?
西岡 改善された患者様からダイレクトに喜びの言葉をいただけるととても嬉しいです。「先生にお願いしてよかった」と言って頂けると心から良かったなと思います。
最近そうおっしゃっていただけることが増えて、今までやってきたことが間違っていなかったのかなと嬉しくなりますね。
――今後の展望をお聞かせください。
西岡 今まで信念を持ってやってきました。この先もぶれずに続けるということが大事なのかなと考えています。これからも患者様お一人おひとりと向き合っていく中で、今できる精一杯の医療を提供し続けていきたいですね。

Juno beauty clinic 新宿院
院長 西岡 和昭
(にしおか かずあき)
経 歴
2008年 北里大学医学部卒業
2008年 北里大学病院勤務
2016年 某美容皮膚科クリニック勤務
2016年 某美容外科クリニック勤務
2020年 Juno beauty clinic 新宿院院長
Juno beauty clinic 新宿院

〒160-0023 東京都新宿区西新宿7丁目10-7 加賀谷ビル7階
TEL: 0120-155-013
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